雑草と言う名の草

雨の季節は雑草がことのほかよく伸びる。
人間にとって邪魔な草を雑草と呼び、わずかの土地でもあると皆が悩まされている。

しゃがんで草むしりや草刈は大変な労働だし、斜面ともなると大変を通り越している。
しかし、かなり昔から除草剤と言う便利な薬があり、簡単に雑草処理ができるので地球上のいたるところに撒かれている。

斜面に除草剤を何度か撒くと、斜面の土を止める物が無くなり、雨が降るたびに土は流れて土手は無くなる。
そこで慌てて斜面にイワダレソウなど土留めの植物を植えるが、何度も除草剤を撒かれた土は有能なバクテリアが死滅していて、植物の育ちが極めて悪い。

そんな土を手で触ると、パサパサした手触りで手荒れがすごい！
平地は尚更だがそれでも雑草は生える。
育てたい植物は枯れないまでも正常には育たないし、やがては地下水や海水を汚染する。
本マグロも寒ブリもそんな中で泳いでゆく運命だとすると・・・・。怖い怖い