【ML251 (Marketing Lab 251)】文化マーケティング・トレンド分析

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消費構造の変遷と音楽消費(粗っぽい仮説) ①

2010年01月10日 | 消費構造の変遷と音楽消費-粗っぽい仮説
昨年末あたりから、書店のマーケティングコーナーを賑わせている「草食系」の本に凝っておりました。

まず、これ(↓)。



「リア充」ねぇ(笑)。
先日も電車の中で聞こえた若い人達の会話に出てきましたが。

三浦:リア充は全体の何割?
草男:八割、七割。
鉄子:立教だったらたぶん九割ぐらいです(笑)。

立教は今でも変わらないな、というのが実感。
僕の学生時代、「R」のスタジャン着てた人達ね。

海外旅行に行かないのは、一人でも「仲間はずれ」がでないような配慮から。
結構、驚きですね。もの凄い同調圧力。

「あとがき」で三浦氏がまとめています。

「現代の若者は、物を消費するのではなく、人間関係の消費に時間とお金を費やしている。(中略) いわば「空気」を消費しているのである。空気を消費しているのだから、消費が見えないのは当然であろう。」(236ページ)

時代観のキーワードは「同調型のコミュニケーション」。
それは「女性的」であるということ。
(191ページ)

あと「インフラ整備としての消費」かな。
本当は“趣味”のジャンルである音楽でさえ、定番=決まり事が多い。
こういうのは僕らの世代でもあったけど(ユーミンとか。世代内マイノリティの僕は違ったけど)、それは“隠れ肉食系”の“モテアイテム”という点で、“草食系”の「定番=決まり事」とは異なると考えます。

このあたりを、消費・マーケティング視点ではなく、社会学的に切り込んだのがこの本(↓)。



「おわりに」で著者の土井隆義氏は、Mr.Chirdrenの「名もなき詩」を引用されてます。

♪あるがままの心で生きようと願うから
 人はまた傷ついてゆく
 知らぬ間に築いていた自分らしさの檻の中で
 もがいているなら誰だってそう
 僕だってそうなんだ

“個性重視”なんていう実に倒錯した教育をですね、批判したところでなんにもならんでしょうね。

「私は生きづらさそのものから彼らが解放されるべきだとは、実は思っていない。生きづらさからの解放が、真のユートピアへの道になるとはとうてい思えないからである。生きづらさのない人生など、まさに現実らしからぬ現実だからである。」(226ページ)

「生きづらさの放棄は、人間であることの放棄でもある」(227ページ)

僕もそれしかない、と思います。

で、本題に戻ります。
と、思ったら時間切れです。。。
続きは後日。

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