風のアルバム

些細な記憶の断片
或いは今日の雑感

ふと思い出す

2025-02-22 17:04:22 | 日記

 

〜1977年(15才)頃のできごと〜

 

**君、

君には才能がある

(今はどこにあるのかわからないが)

頑張れ!

 

当時大学生の次姉に来た年賀状の一文です

(私に来た年賀状ではありません)

送り主は同じ大学の1学年先輩 

後に次姉の旦那様になります

この時はもうお付き合いが始まっていたと思います

2人とも大学の陸上部で専門は中長距離

私も走っていましたから、3人で何度か同じ大会に

出たりしていました

万事に手を抜かない次姉と

そんな姉を時々優しく諭す(後の)義兄

 

ああ、思えば当時から私は二人にたくさんお世話になった…!

ふっと思い出した記憶をきっかけに

懐かしい当時を思い返していますと

素直にありがたい気持ちが私を満たしていきます

そして清々しい今を作り出してくれる

私にとって記憶が財産である所以です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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刑事コロンボ

2025-02-21 21:33:26 | 日記

 

ー1975年(13才)頃のことー 

当時、土曜日のゴールデンアワーにNHKでは

「刑事コロンボ」を放映していました

これまでになかったストーリー展開の面白さと

コロンボの魅力が受けたのでしょう 人気番組でした

我が家もご多聞にもれずコロンボブーム

 

ある土曜日の晩、祖母が旅行に行ったのをいいことに

おでんをつっつきながらのコロンボ鑑賞をしました

鬼の居ぬ間に、というわけです

テレビの置いてある父の部屋にちゃぶ台を持ってきて

熱々おでんの詰まった鍋を父母と次兄、私の4人で

突っつきながら刑事コロンボを観たのでした

楽しかった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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たまご爆弾 (late 1980’s)

2025-02-20 13:29:01 | 日記

 

ミスドで大学時代の友人を待っていました

フランス語をちょっとかじってみようと思いたち、

真剣に学び続けている友人にフランス語のイロハを

教えてもらおうと、約束を取ったのです

しかし待てど暮らせど友人は現れません

まだ携帯電話が普及していない時代

ただ待っているしかありませんでした

2時間が過ぎて友人はようやく現れました

遅れた理由がシュールと言いましょうか

「古くなったたまごが冷蔵庫の中で爆発した

それで悲しくなって動けなくなった…」

 

私はあんぐり

フランス語はそれきりになりました

 

 

 

 

 

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謎の光 (early 1970’s)

2025-02-19 18:02:38 | 日記

 

眺めのいい台所の窓から外を見ていました

すると野原の向こうに建つ一軒家から光が

ピカピカと私の顔を照らしてきたのです

鏡の反射光です

私は置き鏡を持ってきて、負けじと反射光を

やり返しました

光の戦いはしばらく続きましたが、私はだんだん

気味が悪くなってきました

小さな畑にストッキングで囲いをする隣のオニババ

みたいな大人だったら怖い…と思ったのです

私は窓から離れ、奥の部屋に引っ込みました

 

 

 

 

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微妙な判定 5、6 years old  (late 1960’s)

2025-02-18 05:45:22 | 日記

 

父と外出した帰り道、家の近くまで来ると

私は走り出しました

手には買ってもらったチョコベビーが

握られています

 

(ここからは実況中継風に読んでください)

乱暴に玄関を開けたーっ 

靴を脱ぎすてたーっ

廊下に上がって おーっとチョコベビーを

その辺に置いたぞ ドタドタと必死の形相で

駆け込んだのはー トイレかーっ!

 

果たして判定は

「ギリギリセーフでややアウト」でした

 

 

 

 

 

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