ね、楽しいね。
RICOH CX2で撮影
申込書などを書くとき、住所、氏名、生年月日の他に必ずあるのが性別に〇をつけること。
そのほかの項目と一緒に何にも思わず〇で囲い通り過ぎる。
そういうときの性別はたんに私の属性の一つくらいの気持ちだ。
でもピンクの診察券の場所に行くと、
他では属性のひとつにすぎないその項目が、
電話帳のように分厚い意味をもってくる。
1ページ1ページがたくさん書き込まれた分厚い電話帳。
同性だからこそ他人と違っていたい。
またはみんなと同じでいたい。
さらにはまったく個人的な理由がたくさんあってそこにいる。
すぐに帰る人も長くかかる人も。
ごちゃごちゃのようでいて整理されている。
今日は3つの診察券を使うはずだったが、2つがやっとだった。
そういえば私は診察券をよく忘れる。