先行的腎移植をしたみっこ師匠のブログ

ドナーとして息子に腎臓を提供し2017年に生体腎移植をしたみっこ師匠の体験記と息子達との生活を綴っています。

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2019年08月02日 | 日記
術後3日目に点滴が抜去された私は、
晴れてシャワー浴ができる事になりました。

息子の部屋にシャンプーを取りに行くと、
ユウキから話を聞いた、ユウキのお友達の
てっちゃんと、こうちゃんがお見舞いに来てくれていました。

私は、つかまりながら、自室のシャワー室に入り、
座りながら体を洗いました。

洗っていても、自分の体ではないような
鈍い感じはありましたが、久しぶりに髪の毛も洗えて
スッキリしました。

さて、そうなると、たまっている洗濯物を
洗いたくなってくるのですが、、、。
洗濯室はナースステーションの先にあって、
毎朝体重測定にナースステーションまで歩いて行くのも
一苦労だった私にとって、洗濯室は凄く遠くに感じたのです。

私が寝たきりで起きられない時は、
ばあちゃんが洗濯物を届けてくれたのですが、
ばあちゃんは車の運転ができないので、
乗せて来てくれる人がいないと来られませんでした。

息子のお友達のⅠ医大の看護師さんが、
毎日のように息子の顔を見にきてくれて、
「お母さんも入院していて洗濯物が大変だから、
私が洗ってこようか?」と、言ってくれたそうなのですが、
さすがに恥ずかしかったらしく
「大丈夫。」と、言ったそうです。

やるか!と、意を決して自分と息子の2人分の洗濯物を持ち
洗濯室まで行きました。
遠いっ!!

それからまた自分の部屋まで帰らなくては、、、
トホホ、、、。

その時、みっちゃん参上!
みっちゃんは、洗濯機から乾燥機に移して、
何度も見に行ってくれて、仕上がった洗濯物をキレイにたたみ、
私と息子のロッカーに入れて行ってくれました。

私は、当たり前に歩ける事の有難さや、
お友達がいてくれる幸せを、改めて実感したのです。

本日も、最後までお読みいただき
ありがとうございます。