先行的腎移植をしたみっこ師匠のブログ

ドナーとして息子に腎臓を提供し2017年に生体腎移植をしたみっこ師匠の体験記と息子達との生活を綴っています。

息子と卒業式と花束と

2020年03月06日 | 日記
今日3月6日は
息子の看護学校の卒業式。

卒業生と在校生が
白衣を着て着席する様は
とても感動的でした。

ひとりひとりに学院長先生が
「実習をよく頑張りましたね」
などと声を掛けながら
卒業証書を手渡した卒業証書授与式。

息子には
「体に気をつけてね」と
言って下さいました。

そして
「看護に対する熱い心と、
どんな時も冷静に判断する
冷たい頭を持って
常に患者の命に寄り添える
看護師になって下さい」と、
これから看護師になる息子達
卒業生に話されました。

卒業式の後
「謝恩会ができなかったので
少しお時間を下さい」と
マイクを持った司会の息子が
話し出しました。

来賓で来て下さった
県内の病院の看護部長さん達に
実習でお世話になったお礼と
花束の贈呈が行われました。

その時、看護部長さんが
「今、医療の現場で働く
私達は正直不安です。
だけど、
より強靭な医療体制を作るために
これから一緒に頑張っていきましょう」
とおっしゃいました。

県のナイチンゲールと呼ばれるような
学院長先生をはじめ
看護のスペシャリストの先生方に学び、
厳しい実習を泣きながら
乗り越えてきた卒業生は,
きっと良い看護師になるでしょう。

そして
この私にも。

2年間保護者会長を
やらせていただいた私にも
卒業生達は大きな花束を
用意してくれていました。

久し振りに頂いた
花束はうれしかったな~。

新型コロナウイルスの影響で
前日まで対応と検討が行われた
今日の卒業式は縮小されたけれど
とてもいい
心に残る卒業式でした。

息子が私と同業の
看護師になると聞いた時は
驚いたけれど患者の気持ちがわかる
優しい看護師になってくれると
思います。

卒業おめでとう!


よく頑張ったね。