お囃子と息子と救急車

昨日息子から
「久し振りにお囃子の練習に
行って来る」と連絡がありました。

地元のお囃子保存会に
小学生から入会した息子は
バチの持ち方から太鼓のたたき方を
会員の皆さんに教えていただきました。

お囃子の練習後に
食事やカラオケにも一緒に
連れていってもらって
「いい夢見ろよ。おやすみ。」
と、自宅まで送ってくれました。



６年生の夏。
地元の盆踊りに
お囃子で参加することになり
先輩とやぐらに太鼓を搬入した時に
足を踏み外し背中から後ろ向きで
転落した息子。

救急車で救急搬送されて
頭部ＣＴ撮影し、
後頭部を３針縫合しました。

頭部の出血はみられなかったものの
翌日まで様子観察との事で
入院になりました。

翌日の検査でも
問題がないので退院になり
みんなでひと安心しました。

私は盆踊りのやぐらの
一番上の高さから落ちて
これで済んだ事が少し不思議でした。

「落ちる時、フワッとして
何かに支えられた様な感じがした」と
その後息子が言ったのです。

お盆に
玲子おばさんの家に行って
お線香をあげてきた
その日の出来事だったので、
きっとじいちゃんやおじさんが
守ってくれたのだと思いました。

その息子も
4月からは社会人。

お囃子でも正会員になります。

今まで
お囃子の先輩方に学んだ男気を
これからは後輩たちに
自分達が見せる番です。



カッコイイ所を
頼みますよ。