七変化もびっくり

政治や社会について綴る保守系ブログです。
女性天皇、女系天皇の実現に反対、女性宮家の実現に反対の立場です。

即位1周年だが

2020年05月03日 | 皇室
拙ブログを訪問して頂き、ありがとうございます。

5月1日に天皇陛下は、即位1周年を迎えられました。令和になってから良くない事が
続きます。昨年は、大雨や台風による災害や京都アニメ事件など悲惨な事件が続き、
今年は、新型コロナウィルス感染症が全世界で流行り、感染が拡大し死者が多く出て
います。そのようなことなので、この御代の雰囲気は暗くなっています。

年が改まり令和2年を迎えた頃は、今年こそよい年になるように願っていましたが、
疫病の感染の拡大で、その願いは叶いませんでした。

新型コロナウィルスの感染拡大により皇族方は公務への出席を控えられています。
天皇陛下のこの1年間は、即位に関連する儀式に出席される姿が思い浮かびますが、
公務の自粛もあり、公務に出席し国民と親しく接する姿は余り思い浮かびません。
また、コロナウィルスの感染拡大により、英国訪問は行われませんでした。

国民に寄り添う姿が印象に残る平成の天皇・皇后陛下とは違ったタイプの天皇ご夫
妻になられるのかもしれません。今のところ、御簾の中に閉じこもる事が多い印象
です。

近頃は、天皇陛下が、宮中祭祀に出席される様子がニュースになっています。雅子様
は、やはり宮中祭祀に出席されないようです。皇居に向かうのは、天皇陛下一人です。
祈りに向き合わない皇后陛下にはがっかりします。この難しい時期にこそ、祭祀を
大切にしてほしいと思います。

各地のお寺や神社では、疫病退散、疫病平癒を願い、加持祈祷や神事が行われていま
す。年初や2月に行う獅子舞をこの時期に臨時に行い、無病息災や疫病退散を願う神
社も出てきています。一方、皇室でこの疫病に関連した臨時祭が行われたというお話
は聞きません。

神道の総本家である天皇家ですから、この疫病による災厄が早く去るように宮中祭祀を
行うかも知れないと思っていましたが、どうも日本や日本国民のためにこの最悪の時期
を上手く切り抜けられるように臨時の祭祀を行う事はないようです。これでは、この難
しい時期における皇室の存在感が非常に薄いです。残念です。

緊急事態宣言は、5月末まで全国で延長されます。まだまだ外出自粛の日々が、続きま
す。学校も休校が延長されます。将来のある子どもたちが、この正体不明の新型コロナ
ウィルスに感染することのないように願っています。

この先ずっとこの新型コロナウィルスに向き合っていかなければならないのが非常に
憂鬱です。5月末になれば、少し明るい世界が拡がっていればいいと思っています。
都市部での感染者が少なくならなければ、まだまだ感染者の少ない地方でも安心できま
せん。


ーーーーーーーーーーーーNHKニュースより一部転載ーーーーーーーーーーーーーーーー
天皇陛下 即位から1年
2020年5月1日 4時47分皇室

天皇陛下は、1日、即位から1年を迎えられました。
天皇陛下はこの1年、即位に伴う一連の儀式などに臨むとともに、各地への訪問を通じて国民との触れ合いを重ねられました。

去年10月の「即位礼正殿の儀(そくいれい せいでんのぎ)」では、即位を内外に宣言し、国民に寄り添いながら象徴としてのつとめを果たす決意を述べられました。

また、皇后さまとともに、上皇ご夫妻から受け継いだ毎年恒例の行事で3つの県を訪問したほか、年末には、台風19号による大雨などで大きな被害を受けた宮城県と福島県を訪れ、被災者を見舞われました。

しかし、ことしに入り、新型コロナウイルスの感染が拡大すると、両陛下でのイギリス訪問が延期になるなど、活動は大幅に縮小されてきました。

天皇陛下は、国民が置かれている困難な状況を深く案じるとともに、国民生活の多方面に大きな影響が出ていることを受けて、さまざまな分野の専門家から説明を受けられています。

4月10日、政府の専門家会議の副座長から説明を受けた際には、「今後、私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら、この感染症を抑え込み、現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています」などと述べられました。

宮内庁は、この時の天皇陛下の発言の要旨を、両陛下のお気持ちを踏まえ、今週からホームページに掲載する異例の対応を取っています。
天皇陛下 この1年の歩み
天皇陛下は、去年5月1日に即位し、象徴として歩み始められました。

この日、皇居 宮殿で、歴代天皇に伝わる三種の神器のうちの剣と曲玉(まがたま)などを受け継ぐ儀式に臨まれました。

続いて、皇后さまとともに即位後初めて国民を代表する人々と会う「即位後朝見の儀(そくいご ちょうけんのぎ)」に臨まれました。

3日後の5月4日、即位を祝う一般参賀が皇居で行われ、天皇皇后両陛下は、皇族方とともに宮殿のベランダに立って、14万人余りの祝意にこたえられました。

5月27日には、国賓として来日したアメリカのトランプ大統領夫妻を歓迎する行事に臨むなど、豊富な海外経験を生かして国際親善に努められました。

終戦から74年を迎えた8月15日。天皇陛下は、初めて全国戦没者追悼式に臨み、戦争が繰り返されないことを願うおことばを述べられました。

天皇陛下のおことばは、上皇さまのこれまでのおことばをほぼ踏襲し、戦争の歴史と平和への思いを受け継がれるものとなりました。

10月22日、天皇陛下は、「即位の礼」の中心となる「即位礼正殿の儀(そくいれい せいでんのぎ)」に臨んで即位を内外に宣言し、国民に寄り添いながら象徴としてのつとめを果たす決意を述べられました。

翌11月には、祝賀パレードにあたる儀式が行われ、両陛下は、沿道に集まった大勢の人たちの祝意にこたえられました。

こうした儀式や行事に臨む一方で、天皇陛下は国民との触れ合いも重ねられました。

上皇ご夫妻から受け継いだ毎年恒例の行事で、皇后さまと3つの県を訪問するなど、行くさきざきで多くの人たちと交流されました。

年末には、両陛下の強い希望で、去年10月の台風19号による大雨などで大きな被害を受けた宮城県と福島県を日帰りで訪問し、被災者を見舞われました。

ことし2月、天皇陛下は、60歳、還暦の誕生日を迎えられました。

これを前に、天皇として初めての記者会見に臨み、「常に国民を思い、国民に寄り添いながら、象徴としての責務を果たすべくなお一層努めてまいりたいと思っております」と述べられました。

しかし、新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、天皇陛下の活動も大きく縮小されていきます。

天皇誕生日の一般参賀は取りやめられ、両陛下でのイギリス訪問や、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣(こうし)」になられたことを内外に広く伝える「立皇嗣の礼(りっこうしのれい)」も延期されました。

天皇陛下は、国民が置かれている困難な状況を深く案じ、できるだけ早く感染の拡大が収まることを願うとともに、国民生活の多方面に大きな影響が出ていることを受けて、さまざまな分野の専門家から説明を受けられています。

4月10日、政府の専門家会議の尾身茂副座長から説明を受けた際には、日夜、医療などに携わる多くの関係者の努力をねぎらう気持ちをあらわしたうえで、「今後、私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら、この感染症を抑え込み、現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています」と述べられました。
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