薪ストーブは、コーナーに置くより部屋の真ん中に置いたほうが、部屋が暖まりやすいと言われています。
そうは言われても、なかなか真ん中にストーブを置くのは、現実的には難しいと思います。
ストーブを使わない夏に真ん中に無駄なものが鎮座するのは、スペースに余裕がないと置けませんね。
うちは、LDKが約28帖くらいありますが、その一番端の角にあります。
上の写真ですと、左側の奥です。
さすがに、撮影場所まで暖まるのは時間がかかります。
しかし、それはこのカウンターの上がロフトになっており、暖気が上に溜まってしまうかららしいです。
ゆえに、ロフトの床面に通気口を開けとけばよかったのですが、後で薪ストーブの特性を知ったので、後の祭りです。(笑)
そこで、薪ストーブを大きくすれば良いのでは?と思い、煙突掃除の相談のついでに、薪ストーブの適度なサイズに聞きました。
すると意外な説明が・・・
うちの薪ストーブはヨツールF400です。
これ以上、大きいのでもよいですが、
1、九州の温度ならこのくらいで十分。
2、これ以上大きいと薪の燃焼スピードが速く大きな薪が必要。
3、燃焼エネルギーが大きいと薪の量も沢山必要。
4、暖かさは、ストーブの大きさはあまり関係ない。大きなほうが暖まるスピードは多少早い。
5、もちろん大きくなればストーブの価格も高くなる。
6、F500は横から薪を入れられるが、実際一番良い薪は40㎝~50㎝。これを入れるのは正面の扉からが安全。
ということで、既存のF400で十分ということが分かりました。
とすれば、このカウンターの上に通気口をロフトの床に貫通させることが有効なのでしょうが、まだ床に穴をあける勇気がありません。(笑)
じつは、ボーウインドウのあるこの場所も暖まりにくいのです。天井が低いからでしょうか?
贅沢な悩みだと思われるでしょうが、キッチンに立つ嫁さんは、ストーブの暖かさの恩恵が少ないらしく深刻なのです。
意外とキッチンの向こう側のこのカウンターのほうが暖かいです。
キッチンは、この赤のラインが入った照明が暖かいイメージを作ってくれます。
スイス漆喰のおかげなのか、断熱は良いので暖まったあとは、長い間暖かいです。
トイレに行くには、左側の大きな木の引き戸を開けて、廊下に出ますが、その温度差は大きいので
ヒートショックには気を付けないといけませんね。
この画像は、うちのLDKの全景です。
パイン無垢床材、タイルカウンター、漆喰塗り壁、薪ストーブ、ボーウインドウ、ロフトなど全てが盛り込まれています。
ちなみに椅子はパイン無垢材で、カウンターとダイニングの天板は6㎝厚のレッドパインです。高さを揃えていて
カウンターの横にくっつけるとカウンターと合わせて7人で座れます。
年末の大掃除では、床を拭き掃除して、リボスオイルの塗り直しとカルクウォールコーナー欠け部を直したいと思います。