花菖蒲

日常やら何やらかんやら気儘に綴ります。気儘に。

喪失感

2018-12-28 13:06:40 | やつがれシリーズ~心を捜して~
無意識にやつがれの心を喪失感が襲い掛かってる事に気付いた。
思ったよりも覚悟が出来て居なかったのだろうか…
分からない事ばかりだな。と、独りボヤく。
The BeatlesのHello,Goodbyeを聴きながら綴って居る。
The Beatlesを聴きたくなる時点でやつがれの心理状態は中々に覚束ない。
そう考えたら…

よく、今日は何事も無く仕事を乗り切れたな
今、冷静に考えて非常に怖くなったのだが…
実際に何の問題もなく仕事を熟して居たのである。
頭の隅に押しやりつつ、それでもふとした時に何だか胸に去来するこの感覚は何なんだろう…?
コレが喪失感と云うものならば、やつがれもそれなりに心が動きつつあって、情が湧きつつあるのだろうか…?
特に祖父と特別な思い出があった訳でもない。
短気で酒癖が非常に悪くて自分が絶対に正しいと言い張る様な頭の硬さで視野が狭くて…
本当に合わない人だった。
直接、ぶつかる事は無くても本当に内心はそんな祖父の様を見て苛々していた。
そんな存在に対して喪失感をやつがれが抱いたのは何故だろう。
理由が分からないまま、喪失感に襲われる。
コレを喪失感と呼ぶのかさえ分からないが…
けれども…理屈じゃ無いのだろう。
偶に顔を合わせた際に
「おう!何だ来たのか!」と、笑顔を見せたのを思い出す。
そうか…あの嬉しそうな笑顔がもう見れないのが寂しいのか…。
ふと、気付く。
喪って初めて気付くその人に対する様々な部分も湧いてくる感情もあるのだ。
後悔は無い。
けれども…身近な人を喪うと云うのはこういう事なのだろう。