つくづく、書類上の過去の肩書は人に色眼鏡を掛けてしまうらしい。
期待、重責、纏め役…
そんな不自由かつ邪魔な鎖を外し逃げた筈だった…
人間関係に厭気が刺し頑張る気力も無くなり、身体が先に悲鳴をあげそれでも尚、聴こえないフリをしてやり過ごそうとして心が壊れた…
其処から身体までもが完全に壊れるまでそう時間は罹らなかった…
そんな中、漸く気力を取戻し働く意欲が戻り、喘息にやられても動ける時間帯の勤務であるヤマト運輸を選んだ。
ゆっくりリハビリをし、正職を捜すか、何か手に職を付けるか考えあぐねて居たら、熱烈なオファーを頂き…
気付けばパート契約をし、すっかり場に馴染み、隠蓑も無く…
目立つ様な事を特にして居た訳じゃないし、普通に淡々とやるべき事をやり、時間を持て余すから仕事を聴いて確実に覚えつつ動く…
時には他所様の御宅(管轄外のセンター)の御手伝い要員として働き、如何に早く終わらせるかの効率を重視し動いたり。
極々、当たり前かつ必要最低限の働く上での一般的な事しかしてないにも関わらずこの有様。
何だか不思議だ…
凄く重責が増えていくのも期待されるのも辛く厭な筈なのに、此処でなら良いか…
とも思える自分が居る。
諦めた途端に頼られるのも悪くないな。と、思いつつも周りを見て仕事する癖が染み付いたやつがれは腕時計で時間を確認しながら、次に何を優先するべきか、他の人は何をしているかを見定めてから動く様になった。
それが評価されてるにしては何か違う期待なんかを感じる…
気付けば仕事を教わる身でありながらも、仕事の指示を出したりする身にもなりつつある。
覚えることは沢山ある。
しかし、普通に記憶力が良いやつがれは直ぐに覚えてしまえるので、普通に次には熟す。
大体、一度教われば頭に入る。
機械が絡むと不安な時もあるが…。
パートで一番偉い彼が卒業した後はやつがれが引き継がなきゃならないのだろう。
支店長はとかく、副支店長までもが普通に期待の眼差しがくる…。
いつかオーナーのジジイが云っていたな…
責任や圧力をも含めて愉しむ仕事が出来ればストレスも無くなるし、仕事への意欲も湧く。
それを思い出したら…
あの時は無理だったけれど、今なら出来るだろうか?
そう、思う…。
逃げた事に向き合う日がこんなにも早く来るとは思わなかった……
でも、きっと人間関係が良好で居たいまともな人ばかりだから、今度は自分がブレ無ければ大丈夫だと思いたい。
重責もプレッシャーも期待も全てを愉しみ仕事を愉しむ…
そうすれば、もっともっと普通の人に近付けるだろうか…?
期待、重責、纏め役…
そんな不自由かつ邪魔な鎖を外し逃げた筈だった…
人間関係に厭気が刺し頑張る気力も無くなり、身体が先に悲鳴をあげそれでも尚、聴こえないフリをしてやり過ごそうとして心が壊れた…
其処から身体までもが完全に壊れるまでそう時間は罹らなかった…
そんな中、漸く気力を取戻し働く意欲が戻り、喘息にやられても動ける時間帯の勤務であるヤマト運輸を選んだ。
ゆっくりリハビリをし、正職を捜すか、何か手に職を付けるか考えあぐねて居たら、熱烈なオファーを頂き…
気付けばパート契約をし、すっかり場に馴染み、隠蓑も無く…
目立つ様な事を特にして居た訳じゃないし、普通に淡々とやるべき事をやり、時間を持て余すから仕事を聴いて確実に覚えつつ動く…
時には他所様の御宅(管轄外のセンター)の御手伝い要員として働き、如何に早く終わらせるかの効率を重視し動いたり。
極々、当たり前かつ必要最低限の働く上での一般的な事しかしてないにも関わらずこの有様。
何だか不思議だ…
凄く重責が増えていくのも期待されるのも辛く厭な筈なのに、此処でなら良いか…
とも思える自分が居る。
諦めた途端に頼られるのも悪くないな。と、思いつつも周りを見て仕事する癖が染み付いたやつがれは腕時計で時間を確認しながら、次に何を優先するべきか、他の人は何をしているかを見定めてから動く様になった。
それが評価されてるにしては何か違う期待なんかを感じる…
気付けば仕事を教わる身でありながらも、仕事の指示を出したりする身にもなりつつある。
覚えることは沢山ある。
しかし、普通に記憶力が良いやつがれは直ぐに覚えてしまえるので、普通に次には熟す。
大体、一度教われば頭に入る。
機械が絡むと不安な時もあるが…。
パートで一番偉い彼が卒業した後はやつがれが引き継がなきゃならないのだろう。
支店長はとかく、副支店長までもが普通に期待の眼差しがくる…。
いつかオーナーのジジイが云っていたな…
責任や圧力をも含めて愉しむ仕事が出来ればストレスも無くなるし、仕事への意欲も湧く。
それを思い出したら…
あの時は無理だったけれど、今なら出来るだろうか?
そう、思う…。
逃げた事に向き合う日がこんなにも早く来るとは思わなかった……
でも、きっと人間関係が良好で居たいまともな人ばかりだから、今度は自分がブレ無ければ大丈夫だと思いたい。
重責もプレッシャーも期待も全てを愉しみ仕事を愉しむ…
そうすれば、もっともっと普通の人に近付けるだろうか…?