～走るテント～ ノート nismo Sを車中泊仕様に改装してみた

～ほぼ1人乗り～

社会人になると同時に乗り始めた愛車ノート nismo S
コンパクトカーながら内装は広く一応5人乗りだが、彼女もいなければ家族も乗せない...というわけで実質1人乗りだ。
唯一、猫の通院と友人と遊びに出かける時のみ2人乗りだが...

～どうせ一人だからヨシ!～
せっかく高い税金や維持費を払ってまで乗っている愛車。ただ単に移動手段として使うだけではもったいないので、前から気になっていた
車中泊仕様に改装してしまうことに。

作業したのはコロナウイルスに感染する前、つまり3週間前だ。
ブログに書こうと思っていたらタイミング悪く感染して寝込んでしまったので、今日は思い出しながら書いてみる。

～メインのベッド～

まずは実際に後部座席を倒して製作する台のスケッチをする。


スケッチをもとに設計図を作成。ガバガバ設計。


材料の買い出し。2mまでの角材であれば難なく積むことができる。この車、小さい外観の割に積載能力が高い。
色々とごちゃごちゃしているのは気にしないこと。


気温は30℃を超える真夏日。日差しに焼かれながら作業開始 電動ジグソーで木材をカットしていく


角材は機械に頼るより己の手で切った方が早かったりする。どちらかと言えばノコギリのほうが慣れているし。


カットした木材をビスで組み立て。実際に作ってみると設計に欠陥があったり強度が足りなかったりで思うようにいかないことがある。
ベニヤ板は思いのほかフニャフニャと曲がるため骨組みを追加。


まあアレよ。結果が良ければそれでいいんだよ。ラゲッジ(トランク)と後部座席前を埋める台が完成。


欲しいサイズのマットレスが売っていなかったので、代わりにジョイントマットを使ってみた。


段差をうまいこと微調整してフラットに。


あとは布団を敷けばベッドのできあがり。寝室から引っ張り出してきた毛布を敷くだけのお手軽仕様だ。
マットレスなんて買う必要なかったな(´・ω・`)

～日除け・プライバシー保護のカーテン～

快適に眠るためにはカーテンが必須。カー用品店で売られている物を取り付けても良いが、100円ショップで揃えれば安く済む
ネット情報を参考にしながらダイソーにて購入。


こんな感じで天井と柱の間にある隙間にクリップを差し込むことで加工せずにフックを取り付けられる。


ただし、角度の問題でクリップが入らない場合も。ここは余っていたL字金具で代用。
差し込んだだけだが、意外にも引っ張り耐性があり簡単には抜けない。


あとはカーテンを通せば完成。予想以上に良い出来だ。


さっそく横になってみる。身長170cmちょうどの筆者だが、膝を曲げれば問題なく寝ることができた。
そもそもコンパクトカーが車中泊に向かないのは最初から分かっていたが、そこは工夫次第でどうにでもなる。


もちろん、走行する際はカーテンを束ねて視界を確保する必要がある。電気コーナーで見つけたマジックテープバンドを使用。

～費用総額～
今回の改装にかかった費用は合計1万5000円程度。純正ラゲッジボードを買うよりもだいぶ安く済んだ上にカーテンまで設置できた。

そのうち、キャンプや長旅での仮眠時間に有効活用してみたいところだ