こん○○は!
新築戸建の仲介手数料無料システムのスマイル・リンク柏店、阿部でございます。
不動産購入に必要な諸費用の金額や支払い時期に関するお話の続きです。
<予算に応じて調整可能な諸費用>
《 名称 》 《 金額 》 《 支払い時期 》
① 住宅ローン保証料 住宅ローン利用額の2%前後 物件引渡し時&住宅ローン実行時
② 火災保険料 年間2万円前後 物件引渡し時&住宅ローン実行時
③ 地震保険料 年間2万円前後 物件引渡し時&住宅ローン実行時
① 住宅ローン保証料
住宅ローンを利用するときには銀行指定の保証会社の保証を受けなくてはならず、
その保証会社に支払う手数料が保証料です。
銀行の中には保証料が必要ない場合もありますが、そのような銀行は審査が厳しい、
審査から融資まで長時間かかる、手続きが面倒、住宅ローンに諸費用やオプション費用を組み込むことができない等の
デメリットがある場合が多いのですが、買主さんの資金計画によっては検討の余地があります。
話を戻して保証料ですが、住宅ローンを利用する際に一括支払いするか、
住宅ローン金利に上乗せして分割払いをするか、それは買主さんが選択することができるようになっています。
銀行のホームページやペンフレットを見ていると
『変動金利 0.675%~!』
というような表記をよくみかけるかと思います。
通常このような表記の場合
一、保証料を一括支払いする場合の適用金利は 0.675%
二、保証料を金利上乗せにより分割支払いする場合の適用金利は 0.875%
ということになります。
要するに、上述の「二」を選択しますと、最初に一括で保証料をしはらわなくて済む代わりに、
住宅ローン金利が0.2%程度高くなってしまうのです。これを損と考えるのか、
得だと考えるのかは買主さんが予定している資金計画によって異なるでしょう。
ただ、当然、金利差は期間が長くなるほど大きく開いてきますので、
繰上げ返済を予定していない場合、長期間のローンになる場合は保証料を先払いするメリットが大きくなるでしょう。
【例】住宅ローン3000万円、期間35年間、金利0.675%で利用した場合
一、保証料60万円を一括支払いした場合の最終的な返済総額
33,691,140円(35年間の利息金額 3,691,140円)
二、保証料相当分の金利0.2%を上乗せして分割支払いした場合の最終的な返済総額
34,838,580円(35年間の利息金額 4,838,580)
いかがでしょうか?
一と二の差額は 1,147,440円 となります。
やはり支払えるものであれば支払ってしまったほうがお得ですね。
② 火災保険料
火災保険は原則として任意です。
火災保険に加入しないという方はほとんど居ないのですが、加入期間によって保険料が大きく異なるため、
任意の諸費用に分類しました。
しかし、住宅ローンを利用する銀行によっては加入をローン実行の条件とする場合もあるので注意が必要です。
火災保険料は火災だけではなく台風や竜巻、洪水被害の補償も含まれるのですが、
近年の天災の増加に伴い年々保険料が高くなっています。
そのため、余裕があれば長期一括支払いで保険加入することを検討されてはいかがでしょうか?
③ 地震保険料
火災保険と同様です。しかし、火災保険とは異なり、住宅ローンの実行条件とする銀行はありません。
ここまでのご説明を読んでいただきありがとうございます。
お話をまとめますと、
絶対に必要な諸費用は 約50~60万円。
これに保証料一括払いを選ぶのであればプラス「住宅ローン利用金額の2%」の保証料。
さらに、希望加入期間分の火災保険料が必要だ、とご理解ください。
個別にご相談、ご質問ありましたらお気軽にご連絡くださいませ。
スマイル・リンク株式会社 柏店
阿部 充善(あべ みつよし)
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