ガンが見つかったけど、病院で治療しなくて良かったと心から思っている。
そんな事言ったら、もはや異端ナース、元ナースというしかない。
手術を受けていたら、以前の様な生活は出来なくなっていたと思う。
子宮全摘、リンパ節郭清…後は、
とりあえず下半身はしょちゅう浮腫み、術中の神経損傷で術後の尿意なんて残っているのか…と、考え始めただけで恐ろしい。
尿意が無くなったら?自己導尿だ。自分で管を尿道に挿入して排尿死ぬまで続くのかという不安に襲われそうだ。
そうなれば術後は排尿障害に対するリハビリ開始で、家の事子供の事よりまず自分の事で精一杯の日々になるかも。
子宮が無くなったら?体に入った毒はどこで排出するのか?子供が居るから子宮を取っても構わないのか?
歳を重ねても子宮が残っている、退化もせずにいるのは子宮の役目が死ぬまで残っているからだろう。
東洋医学の見方では、肝臓、腎臓等を守るために女性では子宮等に悪いものを溜める、それが筋腫や癌と言うことらしい。
これには納得した。
お金の事も、検査代だけでも結構な負担だった。
手術を受けていたら、術後の検査やら退院後も再発確認で病院通いが始まっていただろう。しかも10年単位になる。
診察の待ち時間があり得ないほど長い。
命があっても、時間とお金が奪われる。下手したら今までの生活も奪われそうだ。
それを思うと、お風呂に入ってお灸をして、春ウコンを飲んでいる生活の方が、鍼灸に通うお金を入れたとしても
健康的で経済的だった。
そして、今もお陰様で元気です。