我が家のレコード棚より

日常 回想 妄想などをレコ棚からチョイスした1曲と合わせて・・・   

Father's Day

2013-06-16 22:51:56 | 日記
「母の日」に比べ、どこか影の薄い「父の日」

お花屋さんなどでも「母の日」のイベントに比べると、
「父の日」のイベントは・・・

母の日にカーネーションを贈る事は多くの人が知り、
子供の頃からプレゼントをしていた人も多いでしょう。

自分が小学生の頃も「母の日はカーネーションを贈りましょう」みたいな事を、
先生に教えられていたように思う。

「母の日」が保育園~小学生までこのように継続して採り上げられるのに対し、
「父の日」は小学生になると一気に影が薄くなるような気がしないでもないですが。。。

自分は男なのでわかりませんが、女の子からすると「父の日」の捉え方に違いがあるかも知れないですね。

また家庭の中で「妻に対する感謝」「夫に対する感謝」が日常的にどのようにあるかによって、
子供の捉え方も変わってくるでしょう。



前置きをダラダラと書きましたが、




今日は「父の日」




とは言っても、今日特別何かがあったわけではありません・・・




でも前日に、息子が「オレ7月から空手行くねん」だとw




「どうしたん?」と聞くと、




父ちゃんが「空手に行ったら?」って言ってたやろ?


と。。。



数ヶ月前に、たまたま地元で有名な空手の道場の方が、
息子の通っていた保育園で空手教室を開くのを知ったので、
「空手行くか?」と冗談交じりで言った事があった。


それ以降はとくに促す事もなく放っておいたのだが、
子供なりに少しは考えていたようだった。


いや、しっかり考えていたようだった!





「明日は父の日やから、それがオレのプレゼント」だと。





息子は空手に行く事で、ボクが喜ぶと思ったようだった。


「そうか」と素直に喜んだ。


そして「ありがとう。頑張って続けや」と伝えると・・・




「黒帯になったらすぐ辞めるわ」だと。。。



「子供らしいなw」と思った。





息子は少し気が弱い部分があり、乱暴な事が嫌い。

子供と触れ合う時間は決して多くはないが、

友達と遊んでいる光景をしばらく観察するだけで、

人との接し方、表現の仕方が面白いようにわかる。


「大丈夫かな?」


と心配になった事があった。



好奇心はあるが、すぐに投げ出してしまう。

上手くいかないとイラッとすることはよくあった。

子供なら誰しもその様な部分はあると思うが、

ボクに似ている気もしたりして。。。




体を動かす事。

自信につながる事。

精神的な鍛錬になる事。




単純かもしれないが、タイミングもあって「空手教室」を勧めた。



親が強制的に子供に道筋をつけてあげるのも一つの方法だし、

それがあって伸びていく子供がいるのも確か。



だけど、ボクはあくまで「自発的」にしたかった。

「自発的」にする事で「約束事」が生まれ、

子供なりの「責任感」を持たせたい。

そして「一つの事を続ける事の大切さ」を感じてもらいたい。

本当に理解するのはずっと後になるはずだし、「来るべき時」が来ないと理解できないと思っている。



誰しも困難に遭い、向き合わなければならない時が来る。

それを自分なりにもがき苦しみながら乗り越えて強くなる。

社会に出れば幾度となくある事だろう。

そして段々と生きる事にタフになる力が付いてくる。


経験を重ねる事により付いてくるものは、経験の多さに比例する事が多いと思うが、

子供の頃に育つ根っこの部分がどうあるかによって、その後の比例幅が大きく変わるはず。


それは考え方や、あらゆる気(元気、勇気、根気)などに繋がり、

人生の結果として経年により現れて来る。




ボクは息子に理想は一切持たない。

彼自身が「嬉しい」「楽しい」と思える事を、生涯でどれだけたくさん感じられるか。

ただそれだけ。

大人になってからの生き方は彼自身が決める事なので、

大好きな事を見つけてやり続けて欲しいし、何より「夢」を持って欲しいと願う。



そのためには、ボク自身がどう生きているか・・・という事も重要なのですがね。。。



「子は親の鏡」とはよく言うたもんです。





書いているうちに、どんどん深みにはまっているようなのでこの辺で(汗)







息子が赤ちゃんの時に、抱っこして寝かしつけるのはこの曲でした。








おやすみなさい。








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