我が家のレコード棚より

日常 回想 妄想などをレコ棚からチョイスした1曲と合わせて・・・   

角松敏生

2015-07-21 22:17:52 | 日記
7月5日(日)

TOSHIKI KADOMATSU Performance 2015 "LIVE" @オリックス劇場





すごく楽しみにしていたライブ。



ここ数年和モノイベントをやりだしてから、

日本の楽曲を改めて聴きなおしたり、

レコードを買ったりしているのですが、

やはりオンタイムで聴いてきたものは

いろいろな想い出があったりして、

そんな楽曲を和モノイベントでかけると、

洋楽をかけるよりも想いが乗ったりしてるかもしれませんね。



角松さんの楽曲も然り。



車の免許を取り、夜な夜な友達とドライブしていた頃、

友人の車にはもちろん友人の好きな音楽が流れている。

そこで初めて聴いたのが



" TOKYO TOWER "



若かった自分にはすごく洗練されたオシャレな印象と

迫り来るリズムセクションに圧倒された記憶があります。


" 初恋 " , " Lucky Lady Feel So Good "


田舎モノの少し背伸びした夜中のドライブには最高でした。



しかし、それ以降の楽曲をほとんど聴くこともなく、

若い頃の想い出の曲、想い出のアーティスト。



しかし、それから30年近く経って初めてのコンサートに行くことになりました。





実は9年ほど前に手術のために入院して、

術後のちょっとした医療事故に巻き込まれました。

その後に次から次といろいろな不遇な事が度重なり、

精神的にどん底に落ちた時期から這い上がり

一日を過ごすのも精一杯だった時に、

YOU TUBEでこの映像に出会いました。






AGHARTA ILE AIYE~WAになっておどろう~ (20th Anniversary Live)



この映像を何度も何度も繰り返し見ました。

演奏、笑顔、一人ひとりの動き、お客さん、

映像のひとコマひとコマが心に沁みる。

そして、9分にも及ぶ演奏の迫力が、

繰り返し聴くたびに腹の底に効いてくる。


すごくシンプルな言葉で綴られる歌詞も、

その時の自分にはとても響きました。


それから「もうダメかも・・・」と思うときには必ず聴いてたし、

一日に何度も聴く時もありました。


聴いてると涙が出てくる事もしばしば。



そんな思いを知ってる大切な友人が、今回のコンサートに誘ってくれたんです。



若い頃に少し聴いていただけで、その後の楽曲はほとんど知らなかったのですが、

それでもやはり演奏が楽しめるライブはそんな事は全く関係ありませんでした。


そして途中のMCの中でAGHARTAの話が。


長い活動歴の中で凍結期間があり、そこから活動を再開する大きなきっかけになったのがAGHARTAであったらしい。

今までの「角松敏生」から解放された大きな出来事だったと。


「もしかして。。。」と期待する一方、AGHARTAの楽曲が自分に響いた理由がわかった気がしました。



そして、アンコールの時。。。


まさか本当にライブで聴けるとは思ってもいなかった

「ILE AIYE~WAになっておどろう~」をやってくれました。


さすがにこれはヤラレマシタ。


もうこらえきれずに。。。。。(涙)



感動とか興奮とか、そんなものを通り越して、

よくわからない状態に。。。



誘ってくれて本当にありがとう。


幸せでした。





おまけ。





AGHARTA ILLUMINANT (20th Anniversary Live)


この曲もやってくれました。















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