ガソリン価格、一気に2円上昇 5カ月ぶりの145円台
イラン情勢の緊迫化を受けて、ガソリン価格が上昇している。石油情報センターが29日発表したレギュラーガソリンの店頭価格(27日現在、全国平均)は1リットル当たり145・5円となり、前週から一気に2円上昇した。145円台に上昇するのは昨年9月26日以来5カ月ぶり。同センターでは今後も値上がり傾向が続くと見ており、イラン情勢による原油価格の上昇が生活にも影響を与え始めた。
ガソリン価格の上昇は2週連続。前週から横ばいだった高知県を除く46都道府県で値上がりした。前週から2円以上値上がりするのは、震災直後の昨年3月22日以来11カ月ぶり。
灯油(18リットル)の店頭価格も1654円となり、前週から29円値上がりした。寒い日が続いていることも影響し、灯油価格の上昇は8週連続となる。
ガソリンや灯油の価格が急騰しているのは、イラン情勢の緊迫化を受けて原油価格の上昇が続いているためだ。核開発問題をめぐり、欧米諸国との緊張が続き、原油供給の先行きに対する不安が広がり、指標となる米国産標準油種(WTI)は、24日には1バレル=109・77ドルと10日間で9ドル以上上昇した。今週に入り値下がり傾向にあるものの、依然100ドルを大幅に上回る水準にある。
原油価格の上昇を受けて、JX日鉱日石エネルギーなど石油元売り大手は卸値を引き上げている。ガソリンスタンド間の競争は依然激しいが、小売価格に転嫁せざるを得ない状況という。
イラン情勢の緊迫化を受けて、ガソリン価格が上昇している。石油情報センターが29日発表したレギュラーガソリンの店頭価格(27日現在、全国平均)は1リットル当たり145・5円となり、前週から一気に2円上昇した。145円台に上昇するのは昨年9月26日以来5カ月ぶり。同センターでは今後も値上がり傾向が続くと見ており、イラン情勢による原油価格の上昇が生活にも影響を与え始めた。
ガソリン価格の上昇は2週連続。前週から横ばいだった高知県を除く46都道府県で値上がりした。前週から2円以上値上がりするのは、震災直後の昨年3月22日以来11カ月ぶり。
灯油(18リットル)の店頭価格も1654円となり、前週から29円値上がりした。寒い日が続いていることも影響し、灯油価格の上昇は8週連続となる。
ガソリンや灯油の価格が急騰しているのは、イラン情勢の緊迫化を受けて原油価格の上昇が続いているためだ。核開発問題をめぐり、欧米諸国との緊張が続き、原油供給の先行きに対する不安が広がり、指標となる米国産標準油種(WTI)は、24日には1バレル=109・77ドルと10日間で9ドル以上上昇した。今週に入り値下がり傾向にあるものの、依然100ドルを大幅に上回る水準にある。
原油価格の上昇を受けて、JX日鉱日石エネルギーなど石油元売り大手は卸値を引き上げている。ガソリンスタンド間の競争は依然激しいが、小売価格に転嫁せざるを得ない状況という。