鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

劇団員

2012-03-10 07:23:55 | 
カムの鳴き声は通常高め。
いつもは「うにゃーん」と鳴きますが、
甘えてまーす、という時は
「あっきゃん あっきゃん」と鳴きます。
それがまた赤ちゃんぽくて可愛い。
カムの年齢的に言えば
赤ちゃんみたい、というよりは赤ちゃんプレイみたい、と
なってしまうところが悲しいのだが。

そんな猫の声が一変する時。それは朝。
目覚ましが鳴る少し前に、カムはあたいの所に来る。
猫のシックスセンス。鳴る前に判る。

カムはあたいの所へ来て鳴く。
「おかあちゃん起きてー!
 もう僕は鳴きすぎて、声がガラガラですー!」
と言わんばかりのかすれ声。
極限までアピールする。
起きるまで。
何度も何度も何度でも。

劇団だ。
劇団にゃまわりが、ここにいる。

顔を舐められ顎を噛まれ、
髪の毛をグルーミングされ、
しまいには枕の上に香箱座りをする。
ここまでしないと起きない飼い主にも問題はある。確かにある。
そして気合と根気で、バリエーションに飛んだ起こし方を
フルコースでやってくれるカムイって
やっぱ面白い奴だなーと思うんです。