鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

珍しい事に

2012-03-23 06:52:10 | 日記
21日に、母からバースデーメールが来た。
子供の頃を最後に
確か去年までは、あたいの誕生日を華麗にスルーしていた彼女。
愛が無いわけではないが、彼女も忙しい人なので
それはそれで別に気にもしていなかった。
だから余計にメールを貰って驚いた。
死期でも近づいているかと心配になったわ。

友人からもメールを頂いて、有難い限り。
ホントはちょっと美味しいものでも食べに行こうかなと
思ったのだけれども。
猫に薬。
そのミッションを思い出し帰宅。
カムが元気になったら、ゆっくり飲みに行くか
自分にプレゼントするんだもん♪


知恵をつける

2012-03-23 06:50:32 | カムイと毛玉と歯槽膿漏
だんだんカプセル見たら警戒するようになった猫。
多分、お薬をあげる時の
あたいの緊張感も絶対伝わってる。
頭を押さえるとバックする。
一生懸命頭を下へ向けて
ひたすらバック。
可愛いんだけども。
いつまでもそんなことしてらんないので口に入れる。
瞬発力は猫の方が上。
口に入れて指で押し込んだと同時に
舌を使って一生懸命吐き出そうとする
上に向けたまま口を押さえて
飲みこむまで待つものの
「こりゃ駄目かな」と思う。
案の定、顔を戻したら半分になったカプセルと
中のお薬がポタポタっと出てきた。

あー。こんなんなったら余計苦いでしょうに。

言いながら拾ってもう一回口に入れる。
抵抗の限りを尽くすカムイくん。
心を鬼に、を通り越して既に
鬼も仏もいない心、「無心」になって薬を押し込む。
カプセルに薬が残ってるか
もしくは体内に既に入ってくれたか
してくれてたら良いのだが。
口をもぐもぐさせて一生懸命な猫は
”おやつ”を口に持って行っても「ふん!」って顔をする。
片手で抱っこしつつ冷蔵庫へにじりより、
昨日買ってティースプーン1杯ほどあげて大好評だった
一般食の猫缶を少しつまむ。
口に持って行ったら「これは食べる」と食べ始めた。
これでもう吐き出さない。
ふー。

一般食や副食は、主食に出来ない分余計に味付けに拘っているのか
ペットフードの企画部がよほどの猫ごころを熟知しているのか、
カムも例にもれずその手の”ジャンク”的なものは好きだ。
投薬時期の今だけ、何かご褒美をあげたくて買ってきた。
しらすとマグロだっけかな?人間が見ても美味しそう。
モンプチは食べるとフケが出るか体が痒いらしいカムイくん。
マイナーブランドのものを買ったのよ。
1回ティースプーンに半分か1杯あげようと決めて買ったのよ。
「もっともっと!」というカムイに、もう駄目ー。と
総合栄養食のウェットやカリカリをあげる。

本日の名誉の負傷(自分で言うな)。




薬!薬だというのに!と声を荒げながら投薬して
カムの口を撫でてる最中に自分の手に血がついてたから
口の中を怪我させたと思って焦ったが
なんちゃない、自分の手からの血だった。

お薬タイムが好きになる、なんて幻想は捨てました(笑)。
あとはよりスピーディかつ確実に、体内へ入れることを目指します。
あたいにも目標が出来て良かった。



昨日のカムイくん。
いやもー流氷の上のアザラシかっつーくらい
脂肪が満ち満ちているのだけどもね。
毛を刈ったお腹をぱくぱくしつつ
「こんな感触を楽しめるのも今だけだわねー」と
飼い主だけ勝手に幸せ感じてるのでした。

さて、支度するか。