上野でフラメンコの「カルメン」を観てきました
アントニオ・ガデス舞踏団というスペインの舞踏団で、25名程のダンサーによるステージでした。
一流ダンサー達の動きは研ぎ澄まされた鋭いナイフのよう。
とても力強くキレがあり、見ている私までグッと肚に力が入りっぱなしで圧倒的な90分でした
私の大好きなハバネラ。
優雅なメロディに合わせた求愛ダンスのシーンが、一番テンションが上がりました
私はオペラではハバネラと、プッチーニの「ある晴れた日」にが大大好きで
この2曲を聴くと、自分の中の"女"の血が騒ぎだすというか、すごい深い部分で揺さぶられる感覚があるのですよね。
カルメンは人妻ながら自由奔放に生き、男を誘惑し堕落させる魔性の女💋
私自身には全くその要素がないし、憧れもなにもなくて、、、なんの接点もないけれど。。
どちらかといえば、約束を信じて来ない男を待ち続けた蝶々夫人の方に親近感…
ファム・ファタールと純真な女。
あらためて考えると対極的な女性像だけど、どちらも本音のままに嘘偽りない女人生を生ききろうとしたヒロイン。
そんな女のさがが、私の本能を揺さぶってくるのだろうと思いました
私もそろそろ恋愛モードのエンジンをかけてゆきたいです