『使命みたいに』
なんの芽だろう
小さな小さな芽が
静かに生えだした
何故だか僕は
その芽を守り
育まなくちゃって
そう思ったんだ
まるで使命みたいにさ
なんの芽だろう
小さくて心許なくて
けれど凄く可愛いんだ
※とある場所でとある人にプレゼントした詩。
『一緒にいるのに』
恋人でも
友達でも
親でも
子でも
一緒にいるのに
一人より寂しいならば
多分それはもう
何かが破綻している証
一緒にいるのに
一緒にいるのに
大丈夫
ひとりぼっちには
慣れている
大丈夫
大丈夫
ひとりぼっちには
慣れているから
※書き下ろ詩。