冬になると流行するインフルエンザ。
これはインフルエンザ・ウイルスによって細胞の遺伝子が破壊される病気で、高熱や重いカゼに似た症状がでます。
最近ではリレンザやタミフルなどの抗ウイルス薬で早期に治療出来るようになりましたが、やはり症状は相当辛いものがあります。
インフルエンザウイルスは生物ではありませんので、抗生物質は効きません。
抗生物質は『抗(あらがう)生(いきもの)』ですから、生物ではないウイルスには効果がないのです。
ではどうやって私達の体はインフルエンザに対抗しているのでしょう?
★体温を上げる(発熱)
インフルエンザウイルスは37℃くらいが一番活発とされています。そこで体は38~40℃の熱をだしてウイルスの動きを止めます。
動きを止めた所で免疫細胞がウイスルに侵された細胞を破壊していきます。そうして感染拡大くい止められます。
★ところが、そこで解熱鎮痛剤を飲んでしまうとせっかく体がウイスルの力を弱めようと頑張っているのに、熱が下がってしまいます。
そのためにウイルスが再び活動を再開していしまうのです・・・!
「カゼが治りにい」「何時もカゼひいている」という方がいらっしゃいますが、治りにくくしているのはご自分なのです。
★インフルエンザが大流行するのも人間の行動によるものが多いと考えられます。
・冬でも冷たいものを好んで飲む、食べる習慣 ➔ 真冬にビールやアイスを好むようになった
・冬でもファッション優先の薄着で暮らしている ➔ 「着ぶくれ」を極端に嫌う時代
・無理なダイエットで低体温になっている ➔ 見た目最優先。健康体重より美容体重
・便利過ぎる生活で運動不足になり体温が上がらない ➔ 筋肉の老化で成人の低体温化
インフルエンザはなぜ流行るのか?
それは私達人間の側に問題がある様ですよ!