工房猫です。
先日、肩当を試していただいたお客様。
安定感をもっと希望されました。
ハーフベーグル型の肩当てをちょっと改良。
一番厚みがあるところは同じで、先っぽのほうに厚みをもっと入れました。
通常の形よりも、ちょっと重さも10グラムちがいます。
10グラムといえども、奏者に取ってはかなりの変化です。
どう感じていただけるか? 感想が楽しみです。
工房猫です。
先日、肩当を試していただいたお客様。
安定感をもっと希望されました。
ハーフベーグル型の肩当てをちょっと改良。
一番厚みがあるところは同じで、先っぽのほうに厚みをもっと入れました。
通常の形よりも、ちょっと重さも10グラムちがいます。
10グラムといえども、奏者に取ってはかなりの変化です。
どう感じていただけるか? 感想が楽しみです。
工房猫です。
ヴァイオリンって、軽いのはご存じですか?
でも、最近は重たい顎当てを付けたり、こまごまとアクセサリーを付けると
だんだん重たくなります。
そして、ヴァイオリンを肩と顎の間に挟んで弾くのですから、すごいことですね。
最近の主流は、肩とヴァイオリンの間に空洞を作るマッハワンみたいな形の
肩当でしょうか?
もちろん、肩当を使わずに、セーム皮やハンカチ一枚だけ挟んで骨によく響かせた
奏法をされる方もいると思います。
私が、このハンドメイドの肩当「カノン 鹿音」を作り始めたのは、9年ほど前。
いわずと知れた、あの伝説の有名な肩当にインスピレーションをいただきました。
でも最初の頃は、丸い楕円形の形でした。
イギリスにも同じような形の肩当があるようです。
でも皆さんの肩によりフィットするにはある程度まがりやすかったり、その形が
骨とフィットする形が必要であるということから、ベーグルを半分に切ったような
現在の形になりました。
そして、私達がこだわったのは、鹿の皮、オーディオでもスピーカーのエッジに
使っていたセーム皮です。
中国の豆鹿というちいさいな鹿の皮を日本の奈良でなめして、なめらかな製品と
なっています。
さわっていて本当に心地がよいです。
また、中身も普通のクッション素材の綿では、音を吸い過ぎてしまうと思い、
鹿皮を細かく刻んだものが100%入っています。
材料にこだわったからこそ、この値段にもなっています。
そして、長年使ってもらいたい。そんな気持ちから、もしほつれたりしたら
送ってもらえれば、修理します。
http://www.egawakobo.jp/shopdetail/011000000001/
ヴァイオリンは楽しいですね。
ぜひ身体との呼吸である接点の肩当もこだわってみてくださいね。
工房猫です。
だいぶ暖かくなってきましたね。でも昨夜は寒くて、ちょっと油断して外出してひどいめにあいました。
夜はやっぱり寒いですね。
緩んでくるのを待つのが何とも春を待ち遠しい感じで好きです。
さて、先日、新潟の弦楽器工房さんから、アジャスターの注文をいただきました。
数年来のお付き合いです。
「きれいな音」を追及。
余計な音はいらない。
ご存じのとおり、弦楽器は木製です。裏板はスプルース(杉)、表板はメープル(かえで)。
そこにさまざまなパーツが関わってきます。
弓に至っては、馬の毛。
先日書いた、銀の輪っかなんてものも。
そして忘れてはならないのが、弦。
昔はガット(つまりはいきものの腸)ですが、バロックから近代になって、ガットが長持ちつまりは
強く、そして音色も大きく、コンサートホールでの演奏にもついていけるようにと
どんどん改良されていったんだと思います。
きらきらのゴールドのめっきのE線。
それだけでなく、AもDもGも金属でカバーされています。
細かい仕事です。
どんな弦がいいですか?ってよくお聞きになる方がいますが、
どんな音を出したいですか?ですよね。弦でかなり変わってくる。
すべての弦を試してみたいですが、弦もかなり高級でお高いです。
弦を変えたんだけど、どうもいまいちしっくりこないという方は、
せっかく高い投資をしたのだから、江川工房のヴァイオリン・グリースとか
を試してみるのもいいかもしれません。
弓のつけねのボックスに入っているねじにつけるだけ。
とっても簡単です。クリーム状態になっているので、ヨウジでちょこっと
みみかきひとさじもいりません。
期待していたとは違う音が、無くなって、マイルドになると思います。
そんなに高価ではありませんので、ぜひお試しあれ。
http://www.egawakobo.jp/shopdetail/004001000004/
送料無料キャンペーンやってます。