サウンド・ナチュラーレ 工房猫のつぶやき

工房猫の作業の日々。某有名弦楽器サロンで見習いの時の話を絡めて、オーディオ関係の作業や音楽について書いています。

湿気とヴァイオリン 部屋の湿度と残響

2012-07-03 18:41:09 | オーディオ 環境

工房猫です。

 

オーディオに限らず、弦楽器をあつかう人にとって、難しい季節になりました。

とにかく日本は湿気がすごいです!

 

乾燥にも弱く、または湿気にも敏感な弦楽器、無論、スピーカーも同じ原理ですから

同じように音が篭ったり、困ったことが起きますね。

 

私は工房の壁を珪藻土を塗ったことがあります。結果、湿度の調整にもなり

そして、部屋のびんびん音が響くのがやわらいでとてもいい空間になりました。

天井にも珪藻土を塗ったんですよ。

 

残念ながらそのサロンはもうありませんが、新たにまたオーディオルームや

練習室に、すぐに効く何か無い?

と聞かれたら、迷わず「吸音浮雲」をおすすめします。

 

これは、名前の通り、音を吸う雲のようなものです。

さわると、ふわっふわっ。

 

軽いプラスチックの板にニュージーランドの羊毛が貼ってあり、形は楕円形。

以前、英国で造形のアーティストをしている友人が、これってすごくCute!と

ほめられたのを思い出します。

6畳の部屋ならば1セット(3個で1セット)を天井にぶら下げれば出来上がり。

以前10畳くらいの部屋で2個ぶらさげただけで、とてもよかったのを思い出します。

味気のない研修室などでオーディオフェアをした時のこと。

天井と床が丸出しで、音がびんびんして残響が気になりました。

よくある長い蛍光灯にテグスを輪っかにして、雲を配置。

蛍光灯の光も浮雲は通すので、暗くなることはありません。

存在もとても軽いので、圧迫感もありません!

 

普通の生活にも、工房猫の家でも活躍しています。テレビの上にぶら下げたり、

ダイニングテーブルの脇にぶら下げたり。

会話がしやすいのですよ。

 

余計な音を、浮雲の丸みのあるふわふわが受け止めてくれて、ホールドしてくれています。

 

以前、せまいヴァイオリン工房にもぶら下げて、とてもよかったのを覚えています。

その時は狭かったので1個だけ。

また、この浮雲は音だけでなく、お部屋のいやなにおいも吸ってくれるので、一石二鳥。

ぜひ使ってみてくださいね。

サイズは全長60センチ、幅43センチ、重さ250グラムの浮雲です。

送る時は、ビニール袋に詰めて、小さくなってますが、出してあげると膨らみます(笑)

 

吸音浮雲は江川工房のサイトで購入できます。

http://www.egawakobo.jp/shopbrand/007/O/

秋葉原のコイズミ無線さんでも扱ってもらっています。

 

湿気対策&残響対策、ぜひ浮雲を!

 


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
復活 (chottokoi&kojukei)
2012-07-12 22:34:16
珪藻土は流行してますね。音の響きにも良かったですか。
多孔質で微妙に吸音するのかもしれませんね。
漆喰も復活していて、ホームセンターで売っているのでビックリでした。
あと工芸用の漆も。透明色もあったので、ニスとは違った感じになるかも?
と、思ったんですが、買わずに帰ってきました。
返信する

コメントを投稿