昨日は札幌市東区で行われた、北海道地方税等合同公売会に出席した。
これは札幌近郊の税務署等の差し押さえ物品を、体育館の広い会場で
一般人に公開入札してもらうという試みで、開催は2年ぶり。
ほとんどの人は車や融雪機など実用品に興味があったようだが、
私的には夕張市が持ち込んだ「鉄道行く先板」(いわゆるサボ)が
どうなるかに最大の関心が集まった。
①「新夕張~夕張」最低価格20,000円
②「追分」「楓」最低価格20,000円
近くで見ていたが、ひっきりなしに現物をひっくり返して点検する人がやってくる。
こりゃけっこういくぞ。入札箱も満杯。
①は現在の夕張線で使用しているのと同じタイプで、JR北海道になってからの
ものであることは確実。そもそも新夕張なんて駅名は石勝線開通後のものだ。
本当に古かったら「紅葉山」だろ。
もっとも始発駅になることは「紅葉山」時代には考えにくいが。
②片面が「追分」もう片面が「楓」ゆき。
ポイントは㋟マークが入っていること。
解釈に苦しむ。
塗り直したようなニセモノでないことは確実だが、時代考証ができない。
追分~楓 間を折り返し運転するタイプだから、国鉄時代ともJRともいえる。
楓駅は廃止されて10年。国鉄時代とJRの線路は付け替えられているし。
昔のキハ40の写真にはこれと同型のが写っていた。
まあ①よりは価値があるだろう。
②が使用されることは絶対にないのだから。
13:30締め切り、同40分改札。
結果は①が約4万円、②は約6万円となった。
ヤフオクに出したら、②は10万くらいにはなるだろう。
ところで、みんなが群がっていた「ジャガー」はどうなったのかな。
出品者は道警で、公売物件一覧表によると
「ジャガー Xタイプ 2.5ℓ シルバー 平成15年登録」
さあさあ、これが21,600円だよ。
距離はけっこう乗っているが、車検は残っているしすぐ使える。
ひょっとして還付金まであるかもしらんと。
こりゃスクラップ価格でしょ、なんぼなんでも安すぎ。20万にはなるのでは。
結果をみてくるのは忘れた。たぶん今日の北海道新聞に載っているだろう。
35万だそうだ。
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