NHKの朝ドラ「あさがきた」は佳境に入っているようだ。
別に毎日見ているわけではないが、原作「土佐堀川」(古川智映子著)を読んでいると、
私の周囲との関係があまりに深いので驚く。
①モデルとなった加島屋(広岡家)の分家は、私の家の近くで今でも酒屋を営業し、
日本酒「惣花」を独占販売している。
②あさが始めた保険事業・大同生命の札幌支店は、毎日のようにいくビルの向かい。
③あさを励ます五代友厚は私の同級生の先祖。
④私が時々オモチャにして遊ぶユニチカ株は、元はといえば尼崎紡績(社長はあさの夫)。
これで私が日本女子大の卒業生ならメデタシメデタシなのだが、あいにく男なので
そうはいかない。
のちに加島銀行は残念なことになったが、明治という時代のあの活力が、本著
「土佐堀川」全体に響き渡っているようだ。
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