混浴温泉が受難の季節を迎えている。
北海道・鹿追町の菅野温泉も大改築の結果、近代的施設に生まれ変わってしまった。
基本的に改築をすると、混浴のままでは保健所の許可がおりない。
過去には数千箇所あったと言われるが、現在では3桁くらいか。
私の幼時の記憶では、田舎のひなびた温泉といえば湯船はひとつしかないのが
当たり前。
そこに戦後新館ができて、女性専用浴槽なる無粋なモノが出現したというわけ。
こうなった理由は明らかである。
利用者のマナーが悪すぎる。
ここでAV撮影なんかやったら閉鎖になるのが当然。
昔のほのぼのとした光景を望むのは無理なのか。
ジイチャンバアチャンが背中を流し合っていたとかね。
私は逆に困ったことばかり思い出す。
長野県の大塩温泉に一人で入り、湯浴みを満喫していたら、農閑期のこととて
中年女性軍団に取り囲まれ、湯船から出られなくなった貴重な?経験。
近頃は女性の側が積極的で、バスタオルを巻いたまま、複数の露天風呂
をハシゴして回る若いコがいるそうだ。
まだお目にかかったことはないけれど。
保健所も硬いことを言わないで、国営の混浴露天風呂を無料でオープン
させたらどうか。
初日から押すな押すなの大行列!
もちろん不埒な利用者を根絶するため、監視人つきで。
そのときは私が立候補します。
ボランティアでね。
逆に参加料を徴収されたりして。
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