こういう話はあまり人様にはしたくないのだが、それゆえまた誰かに話したいと
いう変な葛藤に襲われることもある。
私は気にいらない会社をつぶす自信がある。
呪いをかければいいのだ。
幸いというか、ウチの先祖は「修験道」なので手段はいっぱい知っている。
めったなことでは使ってはいけないと言われているが、でもどうしても
腹が立つときはやむをえないと。
あくまでも相手方に圧倒的な非がある場合のみ可。
というのは恣意的に使うと、それが自分の身に跳ね返ってくるから。
実例を挙げよう。
昔、札幌のある地区で、「街をきれいにする計画」というのが発表された。
なかなか結構じゃないかと黙って見ていたら、なんとそれは私の居住するアパートを
地上げ・解体するプロジェクトだったのだ。
たいへん気に入っていた立地なので迷惑なことおびただしい。
しかし地主も家主もすでに同意済みとあっては、居住者の側に抵抗する手段はない。
札ビラに負けたわけ。
半年分をもらって明け渡しに同意したものの、引っ越したら家賃は倍になった。
しかも交通は不便に。
しょうがないから、退去するときにちゃんと作法にのっとって呪文を唱え、
地上げの本尊の会社(○○建設という東証1部の大企業)が倒産しますようにとお祈りした。
効果が現れるまで3年もかかったが、ようやく宿願を遂げたときは乾杯でお祝いしたものだ。
次のはいろいろ問題があるのだがまあいいだろう。
この際、もののついでということもある。
私の知人の女性がいる。
あの当時40歳だった。
かなりの発展家で、しかも入籍しているわけではないが20歳以上年上の内縁の夫がいて、
外国籍のミュージシャン。
ある日私のケイタイに彼女からの不在着信履歴が入っていたので、夜中の11時に
「何か用か」とかけてみたところ、すでに就寝後だったとみえ、その旦那がでてしまった。
いきなり「おまえは誰だ」ときたので、
「私は昔からの知り合いで、さきほど彼女から着信があったのだが、折悪しくでられなかったので
今かけ直したところだ」というと、
一方的に「おまえはもうこの電話にかけてはいけない」と罵られた。
理由はわかる。
私をX氏と勘違いしているだけ。
夫は彼女の行動を疑っているのだし、しかもその疑いは事実なのだから。
私は完全に濡れ衣なので、またまた腹を立ててしまった。
「もうおまえは死んでよし」と心の中で毒づいたのである。
効果は1週間後に現れた。
心筋梗塞で急死。
私は何か悪いことをしたのだろうか。
直接手を下したわけではないのでまさか刑法犯に問われることは
ないだろうが、あまりの効果に愕然とした。
以後、この方法は使わないことにしている。
でも心のエネルギーは猛烈に強いことは確か。
プラス面に使えれば何の問題もないのだが、私のはマイナス専門。
困ったもんだ。(2013.7.16記)
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