50年ほど前、田舎の神社の里帰りに祖母のお供をしたことがある。
彼女の実家は神社なのだ。
もちろん子供のこととて、たいした記憶はない。
でもご祭神が「安閑天皇」などと並んで「アラハバキ」と書いてあったのだけは
妙に覚えている。
1200年前からの系図がある旧家だ。
後年日本史など専攻したおかげで阿倍氏の先祖が大彦命であったことは
承知しているが、ちょっと古史古伝などかじった人なら、いろいろ想像がつくだろう。
なにしろアラハバキ神の姿は、遮光器土偶そっくりなので。
アカデミックな日本史は「記紀」がベースで、万世一系の系譜はインチキだとの議論も、
その大枠からははみだせないでいるが、本当は書かれていない部分、抹殺されたところに
真実が隠されているのではないか。
ナガスネヒコや日高見国についてもっと知りたい。
倭国は日本列島に限定されない?
日本国は征服者の名称?
国譲り神話は歴史の反映?
わからないことが多すぎる。(2012.5.2記)
本当は天皇陵を全部掘り返したいところだが、天皇制が続く限り無理な相談だ。
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