中国漁船逮捕事件以来のドタバタは見るに耐えない。
外交の素人烏合集団の右往左往は国益に反する。
と力みかえってみたところで、現実のパワーバランスの中ではゴマメの歯軋りに過ぎず、
むなしいことこの上ない。
選択肢は大きく分けて二つある。
①「釣魚島」に要塞を築き、軍事衝突を覚悟する。
この場合は、再軍備どころか、核武装まで視野にいれなければならないだろう。
とても無理だ。
②となると、全面屈服しかないのか。
中華人民帝国は、こと領土問題ではハナから妥協の気配はない。
というより国内事情で妥協などできないと言うほうが正確か。
東シナ海の支配権を確立したあとは、沖縄に出てくる。
ご存知のように、琉球列島はもともと日中両属の歴史があり、中国はその気になれば
いつでも自国の支配を正当化する文書を提出しうるだろう。
それがわかっていたからこそ、マッカーサーGHQの日本シンパは、沖縄の施政権を当面米国直属とし、
ころあいを見て日本に返還するという手間隙をかけざるをえなかった。
これが極まれば、日本全体の丸ごと吸収にまで理論的には到達しうる。
遣唐使の昔にまた戻ることになるのか。
東夷南蛮北狄西戎(とういなんばんほくてきせいじゅう)の一員として、
新たに「東夷伝」が書かれる時には、巻頭に「元日本国」の項目が置かれるのか。
倭人はまた「鯨面文身」させられる? それはちょっと困るなあ。
その時には日本語など使用禁止になっているに違いない。
日本語による「最後の授業」が行われるときには是非出席したいと思う。
こんな悲惨な目に会わない方法があるかもしれない。中華帝国を内部崩壊させるのだ。
いずれくる民主化革命に備えて日本国内にいる?第二の「孫文」を支援すること。
私に思いつくのはそれくらいだが。(2010.10.2記)
事態はますます悪化の一途をたどっている?
最新の画像[もっと見る]
-
調所広丈に会いたい 4年前
-
ラジオ体操第三の謎(続) 5年前
-
骨董市に行きたい2 6年前
-
デジタル遺品について 6年前
-
林竹治郎に会いたい 7年前
-
徳田球一に会いたい 7年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます