黒助~想い煩う~

 悪性リンパ腫の闘病生活と気まぐれ日記

看取りというもの

2014-03-06 23:27:45 | 健康・病気

骨髄移植後 582日目

今日はお一人、お亡くなりになられた方がいらっしゃいました。

大変寂しい悲しい出来事です。

私は職業柄、沢山の方の最後の見取りを行ってきました。

腎臓病センターに務めている時には服毒自殺を図った人を

血液浄化装置で血液中の毒物の除去を行ったりしましたが

ほぼ90%の方は意識のある中息を引き取られていきました。

仕事では平常心を装っていましたがとても辛いことでした。

また、老人施設で働くようになってからも終末期の看護を

行いながら看取ることも多くあり多分死というものを

間近に人より多く見てきたと思います。

私が悪性リンパ腫となり闘病を続け、何度も入院治療を

繰り返していく中で、どうしても足を運ぶ事が出来なくなった

事があります。それはお通夜や葬儀に参列すること。

どうしても遺影をみていると、近い将来あそこに

私の遺影が飾られるのだろうと考えてしまう自分がいて

恐ろしくなってしまします。死にたいする恐怖感は

ほとんどありませんが、遺影だけはどうしても見たくないんです。

不謹慎なことを言えば死後の世界に非常に興味がある。

でもまぁ、まだこの世にやり残したことが沢山あるのだから

今も生かされているのだろうと思う毎日です。

今日、お亡くなりになられて方のご冥福を深くお祈りいたします。

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