骨髄移植後 582日目
今日はお一人、お亡くなりになられた方がいらっしゃいました。
大変寂しい悲しい出来事です。
私は職業柄、沢山の方の最後の見取りを行ってきました。
腎臓病センターに務めている時には服毒自殺を図った人を
血液浄化装置で血液中の毒物の除去を行ったりしましたが
ほぼ90%の方は意識のある中息を引き取られていきました。
仕事では平常心を装っていましたがとても辛いことでした。
また、老人施設で働くようになってからも終末期の看護を
行いながら看取ることも多くあり多分死というものを
間近に人より多く見てきたと思います。
私が悪性リンパ腫となり闘病を続け、何度も入院治療を
繰り返していく中で、どうしても足を運ぶ事が出来なくなった
事があります。それはお通夜や葬儀に参列すること。
どうしても遺影をみていると、近い将来あそこに
私の遺影が飾られるのだろうと考えてしまう自分がいて
恐ろしくなってしまします。死にたいする恐怖感は
ほとんどありませんが、遺影だけはどうしても見たくないんです。
不謹慎なことを言えば死後の世界に非常に興味がある。
でもまぁ、まだこの世にやり残したことが沢山あるのだから
今も生かされているのだろうと思う毎日です。
今日、お亡くなりになられて方のご冥福を深くお祈りいたします。
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