こんにちは!スペースワールド佐藤(友)です。
~ポルトガル研修旅行 ④~
ブサコ・パレスを後にしさらに北へ。中部の海沿いの町と、ポルトおよび近郊の町を訪れます
◎今回行くところ: アヴェイロ,コスタ・ノヴァ,ポルト,ギマラインス,ブラガ
<アヴェイロ>
「ポルトガルのヴェニス」とも称される、水の都・アヴェイロ。町の中心を運河が流れています。
運河に浮かぶゴンドラのような小舟はモリセイロといい、かつて海藻を運ぶために使われていました。
今は観光客用に運行されているので、モリセイロに乗ってのんびり町を眺めるのもいいかもしれません。
壁画に描かれているように、アヴェイロは塩づくりも盛んです。
少し粗めの粒で旨味が濃いおいしいお塩なので、ぜひおみやげに。
■Maria da Apresentacao da Cruz
【写真左】アヴェイロ伝統のお菓子・ Ovos Moles(オヴォシュ・モーレシュ)
魚や貝などの形をした最中のような皮の中に卵のクリームが詰まっています。
【写真右】カステラの原型と言われるPao de Lo(パン・デ・ロー)
生地がしっかりしたものと、半熟のものがあるそうですが、ここでいただいたのは半熟タイプ。
(トロトロなのでスプーンで食べます)
食感が新鮮でとっても濃厚!
アヴェイロから約6km、イリャヴォという町に、王室ご用達にもなった高級磁器メーカー「ヴィスタ・アレグレ」の工場があります。
ブサコ・パレスでも、こちらの食器が使われていました。
■VISTA ALEGRE
広大な敷地の中には、博物館、礼拝堂などがあり、ファクトリーショップでお買い物も楽しめます。
(お買い得なアウトレット品のショップもあります)
<コスタ・ノヴァ>
写真映え度・200%のカラフルなシマシマ模様の建物が並ぶ、かわいい町です。
もともと漁村であったこの辺りでは、濃い霧が発生したときに漁師が自分の家を見つけやすいように色を塗ったのだそうです。
レストラン(写真左)もシマシマ。
コスタ・ノヴァでもやはり新鮮なシーフードがおすすめです!
<ポルト>
リスボンに次ぐポルトガル第2の都市。
ドウロ川と世界遺産にも登録されている歴史地区の景観はすばらしいです。
【世界遺産】ポルト歴史地区、ルイス1世橋、およびセラ・ド・ピラール修道院(1996年)
■SANDEMAN(サンデマン)
ポートワインの代表的ワインセラーのひとつ。ドウロ川に面したわかりやすい場所にあります。
見学ツアーを行っており、トレードマークの黒いマント&ソンブレロ(騎士帽)姿のガイドが、製造工程を詳しく説明してくれます。
ツアーの後は、ポートワインの試飲も
■LIVRARIA LELLO(レロ書店)
「世界で最も美しい書店」のひとつに選ばれた歴史ある本屋。
観光客が押し寄せるようになり、入場の際はチケット購入が必要となっています。
■サン・ベント駅
構内の壁を埋めるアズレージョが見事
ポルトを離れ、近郊の世界遺産の町へ。
<ギマラインス>
ポルトガル初代国王アフォンソ・エンリケスがこの地で誕生したことにより、ポルトガル発祥の地と言われています。
町の中は中世の雰囲気がいまも残ります。
【世界遺産】ギマラインス歴史地区(2001年)
■ギマラインス城
<ブラガ>
ポルトガルで最も古い都市の1つで、キリスト教の巡礼地として知られます。
【世界遺産】ブラガのボン・ジェズス・ド・モンテ聖域(2019年)
まずは郊外にある聖地 ボン・ジェズスへ。
■ボン・ジェズス・ド・モンテ聖域
頂上に建つ教会へと続く、バロック様式のジグザグ階段。
階段の途中途中に、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を表す泉があります。
信仰深き人は、祈りを捧げながら膝で階段を登っていくそうです。
ケーブルカーも走っていますので、「膝がガクガクしそう‥」と心配なときでも大丈夫です!
頂上から、美しいブラガの町並みを見渡すことができます。
頂上に立つ教会の内部
ケーブルカー
■カテドラル
町の象徴であるこのカテドラルもまた、ポルトガルで最も古いもの。
内部の装飾が特にすばらしいので、こちらもぜひ立ち寄っていただきたいです。
~ おわり ~
初めて訪れたポルトガル。美しい風景とフォトジェニックなものがたくさんありました。
いい具合に都会すぎない町の雰囲気が心地よく、いつか必ずまた行きたい、お気に入りの国の一つとなりました
最後に、この研修旅行にご尽力くださった関係各所の皆様にあらためて御礼申し上げます。
お読みいただきありがとうございました!!
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※ブログの内容は2020年2月時点のものになります。