旅行会社 スペースワールド スタッフの旅行記

スペースワールドのスタッフが、現地視察した時の旅の情報をブログにしました。

モロッコ視察⑤ トドラ渓谷とメルズーガ大砂丘

2019-11-20 17:43:38 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地5日目に、ザゴラからトドラ渓谷に行き、その後メルズーガに行きました。

ザゴラからは、新しい道路でアルニフを抜けトドラ渓谷に行きました。
車で所要3時間半くらいでした。

ザゴラからの新しい道路わきには、ラクダがいました。


アルニフからティネリールを抜け、トドラ渓谷の手前にはオアシスが広がってました。

トドラ渓谷は切り立った岸壁に圧倒されました。
またロッククライマーに有名な場所らしく、写真1枚目に岸壁を上っている姿が見えました。




トドラ渓谷からは、ティネリール、エルフードを経由してメルズーガに行きました。
メルズーガからは約3時間、途中に貯水地がありました。
やはり砂漠だなあと思う瞬間です。



エルフードからしばらくすると砂丘が見えてきました!!



今回は KASBAH TOMBOUCTOU ホテルに宿泊しました。
大砂丘の南側にあるホテルです。
ホテルの設備はとても良く、快適な滞在ができます。

今日はラグジュアリーテントにて夕食となりました。



ラグジュアリーテントは、DUNES LUXURY CAMP で、設備はとても良く、部屋ごとにシャワー、トイレ、洗面所がついてました。
※2019年10月現在、政府によるメルズーガの砂漠キャンプの規制が行なわれております。

夕食まで時間があったので、砂漠を散策しました。

日没前から日没までゆっくり砂漠に滞在できました。
夕日が砂漠に沈むのを眺めることができて最高です!!

夜のテントの様子です。とても幻想的です。一番奥のテントで夕食をとりました。
他のテントの宿泊者の方々と一緒に、スープ、前菜、メインの3品でお水がついてました。
他の宿泊者はアルコールを持参されていました。
メインはラム肉(羊肉)の煮込みで、思ったより臭みがなく食べやすかったです。

夕食後は、ベルベルダンスなどのショーがあるようですが、
自分は別のホテルに宿泊しているので、テントの方の4WDで砂漠を疾走しホテルまで送っていただきました。
思いもがけないサファリツアーとなりました。

明日はラクダに乗って朝日ツアーです。

 

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モロッコ視察④ アイトベンハドゥとザゴラ

2019-11-19 18:56:50 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地4日目に、マラケシュからアイトベンハドゥ経由でザゴラに行きました。

 



マラケシュからアイトベンハドゥまではオートアトラス山脈を越えて車で約4時間です。
アトラス越えの手前の山々とアルガンオイルを販売しているアルガンティシュカです。


アトラス山脈を越えた後、メインの国道を外れて、川沿いの道をひた進みました。
途中の町がとても印象的です。





アイトベンハドゥは、日干しレンガ造りのクサル(要塞化された村)で世界遺産です。
また、「アラビアのロレンス」「ソドムとゴモラ」「ナイルの宝石」などの映画のロケ地として使われてます。
現在は数家族しか住んでいないようですが、保存状態がとても良いです。



昼食は川の対岸にある RIAD MAKTOUB で、チキンタジンを食べました。
タジンは代表的なモロッコ料理で、タジン鍋と呼ばれる厚い鍋に具材を入れて、三角錐のふたをして弱火でじっくり調理します。
具は鶏肉などの肉類と数種類の野菜が入っています。
ここのタジンは、スパイスがどことなくカレー風味でとても美味しかったです。
レストランの屋上からはアイトベンハドゥが一望できます。
レストランのとなりの建物がホテルとなっております。

アイトベンハドゥからザゴラまでは、ワルザザードを経由して車で約3時間です。



ワルザザードからは、山々がとても岩だらけの荒涼とした景色が広がってます。
映画「バベル」で銃撃されるシーンはアイトベンハドゥからアグデスの間の山々で撮影されました。

アグデスからザゴラ間は景色が一変し、ドラア谷と呼ばれるオアシスが続きます。



ザゴラではいくつかのホテルを視察しました。
1枚目はザゴラの町、2枚目はオアシスにあるリヤドラマンです。
ザゴラはマアミド以南の砂漠を目指す人たちにとって起点となる町です。

今回はザゴラから車で約20分のタルグムードの町の近くにある、
荒涼とした土地にポツンと一軒ある宿のサハラスカイに宿泊しました。



周りにな~んにもないです。



このあたりはかつてマリ王国の都トンブクトゥとの黄金貿易の中継地のため、
「トンブクトゥまで52日」という看板を良く見かけます。
黄金貿易の時代のラクダのキャラバン(隊商)は大変だったんだろうなと思いをはせます。


このホテルは屋上から天体望遠鏡で星空を見ることができます。
ちょうど夕暮れ直後の三日月にうっすらと円形のわっかがつながっている線が見えました。
夕暮れから夜の星空まで、まさに絶景!!でした。

また、翌日の朝は朝日がとても綺麗でした。

 

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モロッコ視察③ エッサウィラとマラケシュ

2019-11-19 13:28:33 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地2日目の10月27日の午後にマラケシュを観光し、
翌日にエッサウィラに行きました。

現地2日目のマラケシュは、マジョエル庭園、サアード朝の墳墓群、バヒア宮殿を観光しました。
写真1枚目がマジョエルブルーが綺麗なマジョエル庭園で、イブサンローランの遺灰がまかれました。
写真2,3枚目がアル・マンスール王の墓です。
写真4~6枚目がバヒア宮殿で、19世紀後半の宰相の私邸で建てられ国王もたびたび宿泊します。


また、マラケシュの旧市街(メディナ)も散策しました。
やはりジャマ・エル・フナ広場はとても活気がありました。
ちょうど、夜の屋台の準備をしている最中でした。

 


現地3日目にマラケシュから日帰りでエッサウィラに行きました。
休憩を入れたりして約3時間の道中でしたが、途中になんと木に登るヤギが!!!
アルガンの実を食べるために木に登るようですが、びっくり!!!


エッサウィラはモロッコ南部の港町で、漁船がたくさんあります。
港から海の門をくぐると、ムーレイ・エル・ハッサン広場があります。




旧市街(メディナ)はとても雰囲気のある街並みです。
毎年6月に音楽祭の「グナワ・フェスティバル」が開催されることから、
ミュージシャンやシナリオライターなどの方々が滞在します。
ジミ・ヘンドリックスもこの町が好きだったようです。
写真二枚目は、グナワ(楽器)の工房件、ショールームです。



海に面した旧市街(メディナ)の北側は、岸壁沿いに城塞があり、
海に向かって大砲が配置されてます。
1769年にアラウィー朝のスルタンによって作られました。





旧市街(メディナ)内は木工職人さんが寄木細工を作っておりました。
細工がとても美しいです。
エッサウィラの寄木細工の歴史は古く、工房が多くあります。




スーク(市場)はとても活気があります。
港町なのでいろいろな魚が水揚げされていました。
モロッコの人たちはサメも食べるようです。




エッサウィラで昼食をとりました。
現地提携会社オススメの、CEEZ SAM でシーフードのフライを食べました。
いろいろな魚とイカなどのフライで、鮮度が良くてとてもおいしかったです。
個人的にはレモンと、タルタルソースがついていたのがとてもうれしかったです。

昼食後はマラケシュに戻り、ホテルの視察、新市街で夕食をとり、
旧市街(メディナ)のバニラ・スマというリヤドに泊まりました。
旧市街の喧騒がウソのようなリヤド内はとても静かで素敵なところでした。




宿のスタッフの方もとても親切で、翌日朝早い出発でしたがその時間に合わせて朝食を用意してくれました。
ぜひまた宿泊したいです!!

 

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モロッコ視察② ラバトとカサブランカ

2019-11-18 18:26:38 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。
 
2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

10月26日の12:45にカサブランカ空港に到着後、ラバトを観光し、
カサブランカに戻ってホテルを視察し、カサブランカに宿泊しました。

 

 

写真はカサブランカ空港と現地提携会社の社長さんです。
この後マラケシュ、エッサウィラ、フェズでもお世話になりました。
弊社ツアーでは、空港から外に出た写真のところで係員がお待ちしております。



カサブランカ空港から約1時間半でラバトに到着しました。



ラバトではまずムハンマド5世の霊廟とハッサンの塔を見学しました。
ムハンマド5世はフランスからモロッコの独立を勝ち取った国王です。
ハッサンの塔はムーア様式の傑作で1195年に着工しましたが、
工事が中断されてしまい未完の塔のままです。
現在は塔に上ることができません。


 ムハンマド5世の霊廟は中の写真を撮ることができます。
中はとても荘厳で美しい霊廟です。
旅のスタートが国王の霊廟でこれからの旅を見守ってくれることを祈りつつ。




ムハンマド5世の霊廟とハッサンの塔を見学した後は、ウダイヤのカスバに行きました。
海が見える高台にあり、17世紀に造られた城塞です。
かつての門のウダイヤ門はさらに古い時代に造られました。
カスバの中にはウダイヤ庭園があり、
スペインのグラナダにあるアルハンブラ宮殿にとても似ています。

駆け足ですが、ラバトを観光しその後カサブランカ市内へ。



カサブランカではモロッコ最大のモスクのハッサン2世モスクを観光しました。
アフリカ最大、世界でも10本の指に入る大きさのモスクです。
最新鋭の設備が整っていて、屋根はスライドし、太陽光を利用した床暖房がついているようです。




ハッサン2世モスクを見学後は、ムハンマド5世広場を観光し、
市内のホテルをいくつか視察し、宿泊ホテルに行きました。

泊まったのはオウムパレスという4星のホテルで、
旧市街(メディナ)とCTMのバスターミナルから近いホテルです。
部屋が新しく、とても快適でした。

が、こちらのホテルはお酒を販売しておりません。。
ですが、となりのホテルのバーでお酒が飲めることがわかりました。
モロッコ産のカサブランカビール、おいしい!!



モロッコはイスラム教の国なのでお酒と豚肉を食べるのは禁止されてますが、
一部の場所でお酒が飲めるのがうれしいです。
実はワインも生産しています。


この後、ホテルで夕食をとり、
翌日はカサブランカホテルを視察し、マラケシュに移動し、マラケシュ観光をしました。

 

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モロッコ視察① 導入編

2019-11-18 15:35:04 | モロッコ2019
こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。
 
2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。
 
【スケジュール】
10月25日(金)夜成田よりエミレーツ航空にてドバイヘ
10月26日(土)早朝ドバイよりカサブランカへ 到着後ラバト観光とカサブランカホテル視察
10月27日 (日)午前カサブランカホテル視察、お昼マラケシュに移動、午後マラケシュ観光とホテル視察
10月28日(月)午前エッサウィラへ、午後マラケシュに移動、マラケシュホテル視察
10月29日(火)マラケシュからアイトベンハドゥ、ザゴラへ ザゴラホテル視察
10月30日(水)ザゴラからトドラ渓谷、メルズーガへ メルズーガホテル、テント視察
10月31日 (木)早朝ラクダの朝日ツアー、イフレンに立ち寄り、フェズへ
11月1日 (金)午前フェズ観光、午後フェズホテル視察
11月2日  (土)午前フェズからメクネス、ヴォルビリスを観光し、シャウエンへ シャウエンホテル視察
11月3日 (日)午前シャウエン観光、お昼前テトゥアンを観光し、タンジェへ
11月4日 (月)朝タンジェ駅よりTGVにてカサブランカへ カサブランカからエミレーツ航空にてドバイへ
11月5日 (火)ドバイから成田へ 帰国


モロッコは北アフリカに位置しています。
地図はこんな感じです。


 
 
 
 
北部のタンジェなどはスペインに近いことからスペイン影響が残るコスモポリタンな雰囲気があります。
近年人気の青い街シャウエンは北部にあります。
また、フェズやマラケシュはモロッコの代名詞といえる歴史ある都市です。
首都はラバト、経済の中心地はカサブランカで、近年は各国のアフリカ進出の拠点として発展してます。
南部の港町エッサウィラは芸術家を魅了する独特な雰囲気をもってます。
そしてモロッコの中央にあるアトラス山脈の東側には、カスバ(城塞)が点在し、砂漠が広がります。
 
モロッコの人々はイスラム教を信じていますが、寛容な人たちなので、
一部のレストランやホテルではイスラム教で禁止されているお酒を飲むことができます。
公用語はアラビア語ですが、フランス語、北部ではスペイン語が通じます。
 
モロッコは映画のロケ地としてよく使われていて、
古くは「カサブランカ」「アラビアのロレンス」、
「ソドムとゴモラ」「ナイルの宝石」「ハムナプロトラ2」「バベル」でも登場します。
 
そして近年人気なのが、バブーシュというスリッパ、モザイク柄の食器などのモロッコ雑貨です。
 
今回は12日間にわたり、モロッコの見どころ盛りだくさんな視察となりました。
追って、紹介します!!
 
 

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