旅行会社 スペースワールド スタッフの旅行記

スペースワールドのスタッフが、現地視察した時の旅の情報をブログにしました。

モロッコ視察⑦ フェズ

2019-11-21 11:24:17 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地7日目は午前中はフェズの旧市街(メディナ)観光、午後はリヤドとホテルを視察しました。



フェズの旧市街(メディナ)は9世紀に造られた古都フェズ・エル・バリと、
13世紀に造られたフェズ・エル・ジェディドがあります。
写真1枚目は王宮で、現在はモロッコ国王がフェズに滞在するときに使用されます。
写真2枚目は旧ユダヤ人居住区(メッラハ)です。
中世のスペインでの迫害を逃れて移住してきましたが、イスラエルの建国にともないここを去りました。

次にフェズを一望できる、Borj Sud に行きました。



地元の人々が多くらっしゃるルシーフ広場から、メディナ(旧市街)を散策します。
今日は金曜日だったので、あまりお店が営業してないですが、その代わりに静かに散策ができました。
フェズのメディナ内は迷路のようになっていて、道がせまいのでロバさんが荷物を運ぶのに大活躍です。



フェズ川のほとりにあるタンネリ・ショワラです。
中世からかわらない方法で、手仕事で皮を染めています。圧巻の景色です。
写真ではわからないですが、とにかくにおいがキョーレツ。。
入口にミントの葉が置いてあるので、そちらを嗅ぎながらの見学がオススメです。

写真1枚目はラクダのキャラバン・サライ(隊商宿)の跡地にある織物工場です。
2~5枚目は9世紀にチュニジアから移住した裕福な商人の娘ファーティマによって建てられたカラウィン・モスクです。
現在、大学としても登録されております。イスラム教徒の方しか入れません。

14世紀に建てられた神学校アッタリーン・マドラサです。
壁面の彫刻の繊細さに思わず息をのみます。とても美しいです。


昼食は旧市街(メディナ)内のASMAE にて。
今回のモロッコの旅ではじめてのクスクスです。
クスクスは肉類と野菜を一緒に煮て中身とスープを分けて取り出し、
粒状のパスタの一種に蒸したものにかけて食べます。
都市部では毎週金曜日に食べます。


午後はリヤドやホテルを視察し、今日は旧市街(メディナ)のラ・メゾン・ブルーに宿泊しました。
フェズで有名な法律家の古い邸宅をオリジナルの内装を生かした造りになってます。


 リヤドの近くのブー・シュルード門です。フェズ最大の門です。

 

入口はわかりずらいのですが、とても奥行きがあります。

中庭はとても落ち着いています。レストランにもなっていて宿泊者以外の方も予約可能です。
民族音楽の生演奏を聴きながら、夕食をとることができるのでオススメです。



お部屋はとても素敵でした!!!とても贅沢な時間を過ごすことができました。

 

 

 

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モロッコ視察⑥ メルズーガ~イフレン~フェズ

2019-11-21 11:23:11 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地6日目は、ラクダに乗って朝日ツアー、ツアー後にフェズに移動しました。

夜明け前の6時半にホテルのフロント前に集合しました。
砂漠の夜は少し寒く、長そでに、フリース、マウンテンパーカを着込みました。
足元は靴だと砂が入るので、少し寒いのをガマンして裸足にビーチサンダルです。

ラクダツアーは、他に日本の団体ツアーのお客様もいて、
添乗員の方がラクダでの乗り降りの際の注意事項を事前に説明してました。
みなさん、これからの砂漠ツアーでウキウキしてます。

が、、自分がラクダに乗る前に一人ラクダから落っこちてしまいました。。。
以前、弊社のお客様も落ちラクダして骨折された事が頭によぎります。。。

自分の番になり、ラクダにまたがり、バーをしっかり握りしめます。
ラクダさん、最初に後ろ足、次に前足と一気に立ち上がります、マジ怖い、、
バーを握る手はすでに汗がびっしり、鉄製のバーが滑って怖さ倍増。。。

ラクダに乗り、てくてくと砂漠を進みます。
しばらくして、ラクダから降ります。降りるときもガクっ!?てなりやっぱり怖い。。

 今回お世話になったラクダ君。

ラクダから降りて、高台にあがると周りが徐々に明るくなり、まさに絶景!!
うわ~、やっぱり来て良かったなぁ。

 ビーチサンダルを脱いで、素足になりました。砂が気持ちイイ!!



一緒にラクダに乗ってきた方に写真を撮ってもらいました。ありがとうございます(シュクラン)!!




ラクダに乗ってる写真をラクダ引きの方に撮ってもらいました。
帰るころにはラクダにも慣れ、自分がラクダに乗っている影を記念撮影。

ホテルまで約2時間弱の行程でしたが、やっぱりラクダに乗って良かった!!

ホテルに戻って朝食を食べ、今日はフェズに向かいます。
まずはミデルトに向かいました。ミデルトまで約4時間の道のりです。

 オアシスを通ったり、山越えをしたりしました。

ミデルトはメルズーガとフェズをつなぐ中継地点で、山あいに川が流れるのどかな町です。

昼食は HOTEL TADDRAT で、マスのグリルをいただきました。
食事はタジン、肉料理が続いていたので、日本人にはお魚がとてもうれしいです。
川魚特有のにおいもせず、さっぱりしてとても美味しかったです。

ホテルのロビーには、地図がありました。
昨日からかなりの距離を走破してるなぁ~

ミデルトから、次はイフレンを目指します。イフレンまでは約2時間半です。

 途中なぜかサルがいました。

イフレンはモワイヤン・アトラス山脈の中腹にある街です。

ついてびっくり!!
ここはヨーロッパの田舎町か!?
ホテルの名前もシャモニー(フランスアルプス)だし。
朝、砂漠にいたのがウソのよう。。
イフレンは、標高1650メートルで、フランス植民地時代に保養地として造られたとのこと。

そんなイフレンをあとにして、フェズへ向かいます。フェズまでは約1時間半です。

メルズーガからフェズまでは長い旅路でした。
今日はフェズの新市街に泊まります。

 

 

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モロッコ視察⑤ トドラ渓谷とメルズーガ大砂丘

2019-11-20 17:43:38 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地5日目に、ザゴラからトドラ渓谷に行き、その後メルズーガに行きました。

ザゴラからは、新しい道路でアルニフを抜けトドラ渓谷に行きました。
車で所要3時間半くらいでした。

ザゴラからの新しい道路わきには、ラクダがいました。


アルニフからティネリールを抜け、トドラ渓谷の手前にはオアシスが広がってました。

トドラ渓谷は切り立った岸壁に圧倒されました。
またロッククライマーに有名な場所らしく、写真1枚目に岸壁を上っている姿が見えました。




トドラ渓谷からは、ティネリール、エルフードを経由してメルズーガに行きました。
メルズーガからは約3時間、途中に貯水地がありました。
やはり砂漠だなあと思う瞬間です。



エルフードからしばらくすると砂丘が見えてきました!!



今回は KASBAH TOMBOUCTOU ホテルに宿泊しました。
大砂丘の南側にあるホテルです。
ホテルの設備はとても良く、快適な滞在ができます。

今日はラグジュアリーテントにて夕食となりました。



ラグジュアリーテントは、DUNES LUXURY CAMP で、設備はとても良く、部屋ごとにシャワー、トイレ、洗面所がついてました。
※2019年10月現在、政府によるメルズーガの砂漠キャンプの規制が行なわれております。

夕食まで時間があったので、砂漠を散策しました。

日没前から日没までゆっくり砂漠に滞在できました。
夕日が砂漠に沈むのを眺めることができて最高です!!

夜のテントの様子です。とても幻想的です。一番奥のテントで夕食をとりました。
他のテントの宿泊者の方々と一緒に、スープ、前菜、メインの3品でお水がついてました。
他の宿泊者はアルコールを持参されていました。
メインはラム肉(羊肉)の煮込みで、思ったより臭みがなく食べやすかったです。

夕食後は、ベルベルダンスなどのショーがあるようですが、
自分は別のホテルに宿泊しているので、テントの方の4WDで砂漠を疾走しホテルまで送っていただきました。
思いもがけないサファリツアーとなりました。

明日はラクダに乗って朝日ツアーです。

 

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モロッコ視察④ アイトベンハドゥとザゴラ

2019-11-19 18:56:50 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地4日目に、マラケシュからアイトベンハドゥ経由でザゴラに行きました。

 



マラケシュからアイトベンハドゥまではオートアトラス山脈を越えて車で約4時間です。
アトラス越えの手前の山々とアルガンオイルを販売しているアルガンティシュカです。


アトラス山脈を越えた後、メインの国道を外れて、川沿いの道をひた進みました。
途中の町がとても印象的です。





アイトベンハドゥは、日干しレンガ造りのクサル(要塞化された村)で世界遺産です。
また、「アラビアのロレンス」「ソドムとゴモラ」「ナイルの宝石」などの映画のロケ地として使われてます。
現在は数家族しか住んでいないようですが、保存状態がとても良いです。



昼食は川の対岸にある RIAD MAKTOUB で、チキンタジンを食べました。
タジンは代表的なモロッコ料理で、タジン鍋と呼ばれる厚い鍋に具材を入れて、三角錐のふたをして弱火でじっくり調理します。
具は鶏肉などの肉類と数種類の野菜が入っています。
ここのタジンは、スパイスがどことなくカレー風味でとても美味しかったです。
レストランの屋上からはアイトベンハドゥが一望できます。
レストランのとなりの建物がホテルとなっております。

アイトベンハドゥからザゴラまでは、ワルザザードを経由して車で約3時間です。



ワルザザードからは、山々がとても岩だらけの荒涼とした景色が広がってます。
映画「バベル」で銃撃されるシーンはアイトベンハドゥからアグデスの間の山々で撮影されました。

アグデスからザゴラ間は景色が一変し、ドラア谷と呼ばれるオアシスが続きます。



ザゴラではいくつかのホテルを視察しました。
1枚目はザゴラの町、2枚目はオアシスにあるリヤドラマンです。
ザゴラはマアミド以南の砂漠を目指す人たちにとって起点となる町です。

今回はザゴラから車で約20分のタルグムードの町の近くにある、
荒涼とした土地にポツンと一軒ある宿のサハラスカイに宿泊しました。



周りにな~んにもないです。



このあたりはかつてマリ王国の都トンブクトゥとの黄金貿易の中継地のため、
「トンブクトゥまで52日」という看板を良く見かけます。
黄金貿易の時代のラクダのキャラバン(隊商)は大変だったんだろうなと思いをはせます。


このホテルは屋上から天体望遠鏡で星空を見ることができます。
ちょうど夕暮れ直後の三日月にうっすらと円形のわっかがつながっている線が見えました。
夕暮れから夜の星空まで、まさに絶景!!でした。

また、翌日の朝は朝日がとても綺麗でした。

 

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モロッコ視察③ エッサウィラとマラケシュ

2019-11-19 13:28:33 | モロッコ2019

こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。

2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。

現地2日目の10月27日の午後にマラケシュを観光し、
翌日にエッサウィラに行きました。

現地2日目のマラケシュは、マジョエル庭園、サアード朝の墳墓群、バヒア宮殿を観光しました。
写真1枚目がマジョエルブルーが綺麗なマジョエル庭園で、イブサンローランの遺灰がまかれました。
写真2,3枚目がアル・マンスール王の墓です。
写真4~6枚目がバヒア宮殿で、19世紀後半の宰相の私邸で建てられ国王もたびたび宿泊します。


また、マラケシュの旧市街(メディナ)も散策しました。
やはりジャマ・エル・フナ広場はとても活気がありました。
ちょうど、夜の屋台の準備をしている最中でした。

 


現地3日目にマラケシュから日帰りでエッサウィラに行きました。
休憩を入れたりして約3時間の道中でしたが、途中になんと木に登るヤギが!!!
アルガンの実を食べるために木に登るようですが、びっくり!!!


エッサウィラはモロッコ南部の港町で、漁船がたくさんあります。
港から海の門をくぐると、ムーレイ・エル・ハッサン広場があります。




旧市街(メディナ)はとても雰囲気のある街並みです。
毎年6月に音楽祭の「グナワ・フェスティバル」が開催されることから、
ミュージシャンやシナリオライターなどの方々が滞在します。
ジミ・ヘンドリックスもこの町が好きだったようです。
写真二枚目は、グナワ(楽器)の工房件、ショールームです。



海に面した旧市街(メディナ)の北側は、岸壁沿いに城塞があり、
海に向かって大砲が配置されてます。
1769年にアラウィー朝のスルタンによって作られました。





旧市街(メディナ)内は木工職人さんが寄木細工を作っておりました。
細工がとても美しいです。
エッサウィラの寄木細工の歴史は古く、工房が多くあります。




スーク(市場)はとても活気があります。
港町なのでいろいろな魚が水揚げされていました。
モロッコの人たちはサメも食べるようです。




エッサウィラで昼食をとりました。
現地提携会社オススメの、CEEZ SAM でシーフードのフライを食べました。
いろいろな魚とイカなどのフライで、鮮度が良くてとてもおいしかったです。
個人的にはレモンと、タルタルソースがついていたのがとてもうれしかったです。

昼食後はマラケシュに戻り、ホテルの視察、新市街で夕食をとり、
旧市街(メディナ)のバニラ・スマというリヤドに泊まりました。
旧市街の喧騒がウソのようなリヤド内はとても静かで素敵なところでした。




宿のスタッフの方もとても親切で、翌日朝早い出発でしたがその時間に合わせて朝食を用意してくれました。
ぜひまた宿泊したいです!!

 

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