◆『不幸なことに、最も声をあげられない人々こそが、人権を奪われている人々なのです。したがって、こうした自由を享受している私たちこそが責任を負っているのです。』
弱者が切り捨てられてはいけない。私たちが頑張って声を上げなくてはならないです。
◆『どんなにひどいやり方で強制しようと、暴力は人間が根本的に求める自由への願望を押さえつけることは決してできません。』
暴力は、強い者が弱い者に加える不当な力、不当な行為ではないだろうか。ガキ大将は、喧嘩は強かった。でも小さい子供を可愛がりはしたが、いじめたりはしなかった。
◆『非暴力は、問題に無関心でいるということではありません。逆にしっかり関わることが重要です。』
マハトマ・ガンジーの非暴力独立運動やキング牧師の黒人解放運動を思い出します。
他人に対して感謝することは、人間として大事なことです。ダライ・ラマはこう言っています。
◆『今の自分の幸福があるのは、すべて他人の勤勉な努力のおかげです。自分の周囲を見まわして、住んでいる家も、働いている建物も、使っている道路も、着ている服も、食べている食物も、すべて他人が提供してくれたものであることを認識しなくてはなりません。見知らぬ無数の人々の親切がなかったら、これらのどれ一つとして存在せず、享受することも利用することもできないのです。』
日本は物が溢れて、当たり前の時代になってしまい、感謝することを忘れてしまっていますね。
おにぎりやスーパーに並ぶお弁当も、午前3時から食材の加工を始めて、早朝5時のトラックに載せて、やっと店頭に並ぶのです。私たちのために夜中から頑張ってくれている人に感謝を忘れてはいけない・・・と思います。
便利な電機製品も、どれだけ多くの人が携わり、徹夜をしてでも良い製品を届けようとしている人がいることを忘れないで欲しいです。
◆『思いやりの心は人生で成功する究極の源です。利己的な考え方は他者を害するだけでなく、まさに自分が望んでいる幸福を阻害します。』
人を思いやることの出来ない人は、やがて自分に返ってくるということでしょうか。
◆『ほんとうの意味の思いやりは、まず自分自身に対して向けられるべきものと思います。まず自分自身に思いやりを持ち、それを周りの多くの人たちに向けて広げていくのです。つまり、自分自身を忌み嫌い、嫌悪しているような人は、他者を思いやることなど不可能なことだからです。』
I am OK. You are OK. こんな言葉を思い出しました。コミュニケーションを向上するために学んだアサーションと同じですね。自分を大切にする、そして相手も大切にする。
メールマガジンで、たまたま紹介された本ですが、良い言葉がたくさんあったので、
私の独断と偏見?で紹介したいと思います。
ご存知の通り、ダライ・ラマ14世はチベットの国家元首ですが、現在はインドに亡命中です。
チベット仏教の最高指導者でも知られています。
◆『ゆるしの気持ちを身につければ、その記憶にまつわる負の感情だけ
を心から手放すことができるのです。ゆるしとは「相手を無罪放免にする手段」
ではなく、「自分を自由にする手段」です。』
恨み辛みは、心の中や頭の中で、その嫌な記憶や相手がいっぱいに詰まってしまい、
なかなか抜け出せないですね~(><)
相手を許している自分がいることで納得していましたが、ゆるしとは、そうなんですね・・・。
自分の気持ちを楽にする手段でもあったのですね~(^^)
ゆるしの言葉は、ここにあります。
認知心理学者のアート・マークマンの『スマートシンキング』を読みました~
◆スマート・シンキングに必要なのは(目標を達成するためには)、
・質の高い知識を習得すること
・その知識を応用して賢い習慣を身につけること
です。
◆賢い習慣について
・行動を起こす状況が特殊であるほうが習慣は早く形成される。
似たような状況で異なるいくつもの行動をとると、習慣を身に
つけるのには時間がかかる。
・ひとつのことに集中しよう。マルチタスキングはやめよう。
・物理的な環境を変化させれば、自分が新たに身につけようと
している新しい習慣を忘れないようにすることができる。
・海辺に座って覚えた単語は、海中より海辺のほうが思い出しやすかった。
・物が分類しやすい理由のひとつは、カテゴリーに名前がついているからだ。
◆「他人があなたについて覚えていること」を増やすための3つのアドバイス
1.すべてのプレゼンテーションは先行オーガナイザーを用いてはじめよう
・言葉よりもっと効果的に空間を示す方法は、
相手がすでによく知っている空間的イメージとの類似性を挙げることである。
私たちは、方角を示すのに時計の文字盤を使うことがある。
この場合は、ボールは2時の方角へ飛んだぞ、と友人に告げればいいのだ。
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※先行オーガナイザーとは、ある説明を行う際に事前に説明対象の情報を
提供したり、機知の知識を引き合いに出し、対比や重ね合わせを行うことで
理解を促進させるための手法。
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2.プレゼンテーションの間は、おもなポイント3つに焦点を絞ろう
3.プレゼンテーションの終わりには、3つのポイントをまとめよう
◆その他気づきを抜粋
・「整列可能な差異」に着目することで、あなたは新しい状況に
ついて気づきと学びを得ることができる。
・類推は将来を予測するための大きな判断材料となるが、それは
何か別の方法で立証する必要がある。類推したことがすべて正
しいという保証はないからだ。
・あなたが頭に呼び出した情報はつねに現在自分が考えているこ
とと関係がある。
・確証バイアスは多くの社会的場面における安全策であるが、問
題に対する新しい解決策を評価するのに有効な方法だとは言い
がたい。
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※確証バイアスとは、社会心理学用語で、個人の先入観に基づいて
他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて、それにより自己の先入観を
補強するという現象である。
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図書館に行って目に付いた本を読んでみました~
『ビジネスで失敗をする人の10の法則』で、
コカコーラ元社長のドナルド・R・キーオさんの著書です。
法則1 リスクをとるのを止める
「世界は満足できない人間のものだ」 オスカー・ワイルド
法則2 柔軟性をなくす
「これは人間悲劇だ。状況は変わり、人間は変わらない」 マキアヴェリ
法則3 部下を遠ざける
「デスクは世界を眺めるには危険な場所だ」 ジョン・ル・カレ
法則4 自分は無謬だと考える
法則5 反則すれすれのところで戦う
法則6 考えるのに時間を使わない
「ほんとうに問題なのは、機械が考えるかどうかではない。人間が考えるか
どうかだ」 バラス・フレデリック・スキナー
・情報の時代ではない。データの時代なのだ(データに忙殺されている)。
法則7 専門家と外部コンサルタントを全面的に信頼する
「人ではなく、牛をよく見るんだ」
法則8 官僚組織を愛する
法則9 一貫性のないメッセージを送る
法則10 将来を恐れる
「失敗したいのであれば、将来を恐れるといい。成功したいのであれば、
将来を楽観し、熱意を持って将来に立ち向かうべきだ。」
法則11 仕事への熱意、人生への熱意を失う
1時間くらいで、すぐに読める本です。
最後に、目次を掲載しておきます。
<目次>
PART1:インバウンド・マーケティングとは何か?
第1章:消費者の消費パターンは一変した
第2章:あなたのウェブサイトはマーケティングのハブになっているか
第3章:あなたは顧客に見合う価値があるか
PART2:未来の顧客に見つけられるための具体策
第4章:突きぬけたコンテンツの作り方
第5章:ブロゴスフィアで顧客から見つけられる方法
第6章:グーグル検索でクリックしてもらう方法
第7章:ソーシャル・メディアで見つけられる方法
PART3:訪問客をリアル顧客にする方法
第8章:訪問客を育て上げろ
第9章:効果的なランディングページの作り方
第10章:顧客育成プログラム
PART4:よりよい意思決定のために
第11章:マーケティング手法を切り替えよ
第12章:インバウンド・マーケティング時代の人材登用法
第13章:PR会社との付き合い方
第14章:ライバル企業の見張り方
第15章:コミットメント、忍耐、さらなる学習
第16章:なぜ、「今」なのか
インバウンド・マーケティングの続きです。
(16)第十五章 コミットメント、忍耐、さらなる学習
・効果は最初は非常にゆっくりと現れ、ある点に達するまでそれが蓄積的に持続する。
例えば、ブログを書き始めたばかりであれぱ、まだ多くのメリットは得られない。
しかし、プログを書き、同時にツイッターで多くのフォロワーを獲得できたら、ツイッターのコミュニティを通じてプログ記事を伝播させ、書くすべてのブログ記事からメリットを得ることが可能になるだろう。1+1が3になるイメージだ。長い道のりの上では、諦めたくなるような状況に陥ることもあるはずだ。しかし、諦めない者だけが事をなすことができる。
(17)第十六章 なぜ、「今」なのか
・P&G、バドワイザー、マクドナルドといった企業が、アウトバウンド・マーケティングを使って巨額の広告予算を消費者との関係構築へ転換させることに巧みな巨大広告代理店とともに巨獣のような巨大企業へと成長した。
・このアウトバウンド・マーケティング革命は50年以上続き、今日において勢いを衰えさせている。なぜなら、今日の消費者ばアウトバウンド・マーケティングの強制介入をブロックすることに長じてきており、さらには、インターネットを使って学習したり、ショッピングしたりするようになってきたからだ。
・消費構造の地殻変動は、新しいタイプの広告代理店の登場とともに、これまでになかった新しい巨大企業を誕生さぜている。これからの企業とPR・広告代理店は、インバウンド・マーケティングの新しいルールを学び、創造力、コンテンツ、そして対話を、優良顧客へと転換させねばならない。
・95年時点でのフォーチュン500企業のうち、半分の250社しか09年時点に残っていない。産業構造の再構築ばすでに始まっているのだ。
アマゾン、Eベイ、グーグルといった新しい企業がフォーチュン500企業の仲間入りをし、トイザラス、エース・ハードウエア、ポラロイドといった過去の猛者が姿を消している。
・この地殻変動におけるもう一つの興味深い特徴として、新たな時代では唯一人の勝者と、その他大勢の「負け犬」しか存在できないということが挙げられる。
〇ネットオークションの世界ではEペイがナンバーワンだ。ナンパーツーは誰だ?
〇グーグルのサーチ市場のマーケットシェアは70%を超えている。
〇ザッポスはネット靴販売市場でナンバーワンだ。ナンパーツーは誰だ?
〇アマゾンは、ネット書籍販売でナンバーワンだ。ナンパーツーは誰だ?
〇セールフォース・ドッドコムはCRM市場を圧倒している。ナンパーツーは誰だ?
・あなたの手中にはすでに、「必勝の書」があるのだから、アクションを開始しない理由はない。
いまから、今日から、この瞬間からはじめて欲しい。インバウンド・マーケティングは、間違いなく我々のビジネスを変えたのである。
お疲れ様でした~以上で終了です。