ぼちぼち行きましょう!

ニュートラルをモットーに
何でもいろいろチャレンジしたいです。

インバウンド・マーケティング <目次>です。

2012-02-14 23:01:59 | 本・書籍

最後に、目次を掲載しておきます。

<目次>
PART1:インバウンド・マーケティングとは何か?
第1章:消費者の消費パターンは一変した
第2章:あなたのウェブサイトはマーケティングのハブになっているか
第3章:あなたは顧客に見合う価値があるか
PART2:未来の顧客に見つけられるための具体策
第4章:突きぬけたコンテンツの作り方
第5章:ブロゴスフィアで顧客から見つけられる方法
第6章:グーグル検索でクリックしてもらう方法
第7章:ソーシャル・メディアで見つけられる方法
PART3:訪問客をリアル顧客にする方法
第8章:訪問客を育て上げろ
第9章:効果的なランディングページの作り方
第10章:顧客育成プログラム
PART4:よりよい意思決定のために
第11章:マーケティング手法を切り替えよ
第12章:インバウンド・マーケティング時代の人材登用法
第13章:PR会社との付き合い方
第14章:ライバル企業の見張り方
第15章:コミットメント、忍耐、さらなる学習
第16章:なぜ、「今」なのか


インバウンド・マーケティング12

2012-02-14 22:45:57 | 本・書籍

インバウンド・マーケティングの続きです。

(16)第十五章 コミットメント、忍耐、さらなる学習

・効果は最初は非常にゆっくりと現れ、ある点に達するまでそれが蓄積的に持続する。
例えば、ブログを書き始めたばかりであれぱ、まだ多くのメリットは得られない。
しかし、プログを書き、同時にツイッターで多くのフォロワーを獲得できたら、ツイッターのコミュニティを通じてプログ記事を伝播させ、書くすべてのブログ記事からメリットを得ることが可能になるだろう。1+1が3になるイメージだ。長い道のりの上では、諦めたくなるような状況に陥ることもあるはずだ。しかし、諦めない者だけが事をなすことができる。

(17)第十六章 なぜ、「今」なのか

P&G、バドワイザー、マクドナルドといった企業が、アウトバウンド・マーケティングを使って巨額の広告予算を消費者との関係構築へ転換させることに巧みな巨大広告代理店とともに巨獣のような巨大企業へと成長した。

・このアウトバウンド・マーケティング革命は50年以上続き、今日において勢いを衰えさせている。なぜなら、今日の消費者ばアウトバウンド・マーケティングの強制介入をブロックすることに長じてきており、さらには、インターネットを使って学習したり、ショッピングしたりするようになってきたからだ。

消費構造の地殻変動は、新しいタイプの広告代理店の登場とともに、これまでになかった新しい巨大企業を誕生さぜている。これからの企業とPR・広告代理店は、インバウンド・マーケティングの新しいルールを学び、創造力、コンテンツ、そして対話を、優良顧客へと転換させねばならない。

95年時点でのフォーチュン500企業のうち、半分の250社しか09年時点に残っていない産業構造の再構築ばすでに始まっているのだ。
アマゾン、Eベイ、グーグルといった新しい企業がフォーチュン500企業の仲間入りをし、トイザラス、エース・ハードウエア、ポラロイドといった過去の猛者が姿を消している。

この地殻変動におけるもう一つの興味深い特徴として、新たな時代では唯一人の勝者と、その他大勢の「負け犬」しか存在できないということが挙げられる。

ネットオークションの世界ではEペイがナンバーワンだ。ナンパーツーは誰だ?
〇グーグルのサーチ市場のマーケットシェアは70%を超えている。
ザッポスネット靴販売市場でナンバーワンだ。ナンパーツーは誰だ?
アマゾンは、ネット書籍販売でナンバーワンだ。ナンパーツーは誰だ?
セールフォース・ドッドコムCRM市場を圧倒している。ナンパーツーは誰だ?

・あなたの手中にはすでに、「必勝の書」があるのだから、アクションを開始しない理由はない。
いまから、今日から、この瞬間からはじめて欲しい。インバウンド・マーケティングは、間違いなく我々のビジネスを変えたのである。

お疲れ様でした~以上で終了です。


インバウンド・マーケティング11

2012-02-13 22:31:17 | 本・書籍

インバウンド・マーケティングの続きです。

(15)第十四章 ライバル企業の見張り方

・ウェブはすべての市場をフラットにする。ウェブは究極の実力社会だ。ウェブは情報を極めて効率的にに伝播するため、ユニークな製品やサービスを持った新参者に大きな参入機会を与える。だからこそ、いまだかつてなかった程に偏執者とならなければならない。

競合を見張るためのツール
一方で、今日ほど競合の状況を簡単に確認することができる時代もない。競合を見張るための具体的な7つの手段をお伝えする。

①ウェブサイトグレーダー ・・・ websitegrader.comへ行き、自社のウェブと競合のウ ェブとをそれでチェックしよう。特に、古くからのライバル企業よりも巧みにウェブを使いこなすかもしれない新参者の登場には目を光らせよう。

②ソーシャルブックマークサイト ・・・ ウェブサイトグレーダーのレポートを確認し、 あなたの会社を含めたすべてのプレーヤーの時系列的な動きをチェックする。

③インバウンドリンク数 ・・・ ウェブサイトグレーダーのレポートを確認し、ライバル社のウェブサイトの被リンク数をチェックする。特定のサイトへの被リンク数が増加している場合、そのページで紹介されている製品等が注目されている可能性がある。

④ツイッターグレーダー ・・・ twittergrader.comへ行き、ツイッタープロフィールをチェックし、ライバル企業と比較する。時系列にチェックを重ねる。

⑤フェイスブックのファン数 ・・・ フェイスブックへ行き、ライバル企業とファン数を比較する。ライバル企業のウェブサイトについてはフェイスブックのサーチで検索する必要があるかもしれない。あなたのライバル企業のファン数が急激に増加した場合、その企業の顧客忠実度も同様に上昇しているということだ。そうした場合、取られた顧客を奪い返すことが困難になり、あなたは市場の隅へと追いやられることになる。

⑥コンピート ・・・ Compete.comへ行き、あなたの会社とライバル企業のウェブサイト のそれぞれの訪問者数を測定して比較すること。

⑦グーグルの検索 ・・・ グーグルで「あなたのプランド」を検索し、ページ右上部に表示 される検索回数をチェックする。また、あなたのライバル企業についても同様にチェックする。検索回数はそのブランドがどれだけウェブ上で言及されたかを表している。あなたとあなたのライバル企業のそれぞれがどれだけウェブ上で話題になっているを知ることができる。

(続きは次回へ)


インバウンド・マーケティング10

2012-02-12 22:28:01 | 本・書籍

インバウンド・マーケティングの続きです。

(14)第十三章 PR会社との付き合い方

・PR会社は通常、「CIOマガジン」や「モダンブライト」と言った雑誌や業界誌の編集者にクライアントを紹介することでフィーを獲得する。このビジネスモデルは、過去数十年間にもおいて、PR会社やクライアント、そして編集者すべてにメリットをもたらした。

PR会社ば二つのコアコンピタンスを有している。
 第一に、彼らは紙の出版業界に膨大なコネを有しているという点だ。
 第二に、彼らはあなたの会社の新製品を、紙の出版業界の人たちがわかりやすい形に翻訳して伝えることに秀でているといる点だ。しかし、 いずれのコアコンピタンスも問題を抱えている。

問題の一つは、業界誌の記者たちは、以前のように業界誌内に新製品を紹介する自分のコーナーを持てなくなっている。今日の消費者は情報をプログやソーシャルメディアから入手するようになって来たからだ。PR会社がらみの限られた人だけが記者として情報発信するのではなく、誰もが記者として発信できる時代へ変わりつつあることだ。

第二の問題は、業界誌記者やプロガーたちが簡単に情報を入手できるようになったためだ。
PR会社に依存する必要がなくなってきたことだ。人々が伝統的なマーケティングによって発信された情報をブロックするのがうまくなってきたように、業界誌記者やプロガーたちも、PR会社から送られる情報をプロックするようになった。

PR会社を選ぷ際は、たくさんのフィルターを使ってふるいにかけねばならない
第一のフィルターは、前章で説明したデジタル市民とリーチについてのフィルターだ。
幹部とチーム全員のツイッター、フェイスブック、リンクトインのグレードの調査をお勧めする。
同様に、グーグルで彼らの名前で検索し、ウェブサイトグレーダーで彼らのプログを調査するのだ。

第二のフィルターは、そのPR会社がきちんと自分たち自身で試しているかチェックする。
 まずはPR会社のウェブサイトをウェブサイトグレーダーでチェックする。
彼らがインパウンドマーケティングを本当に理解しているのであれば、彼ら自身もっと上手にインパウンドマーケティングを展開しているはずだ。

第三のフィルターは、PR会社に彼らのクライアンーを実際に紹介してもらい、そうしたクライアントとどのくらい長く取引をしているのか確認することだ。紹介して自社のウェブサイトと比較するといい。

・このように三つのフィルターを通すことで、PR会社に押し売りされ、契約締結後に仕事のできない担当者が付けられるという事態は回避できる。

(続きは次回へ)