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インバウンド・マーケティング

2012-01-11 21:15:05 | 本・書籍

マーケティングについてネットサーフィンをしていたら、「インバウンド・マーケティング」という聞きなれない言葉があったので、早速本を読んでみました~

ネット社会になって、消費者の購入ルートも大きく変化したんですね~

<概要>

(1)まえがき

■アウトバウンド・マーケティング時代の終焉

 ・マスマーケティングの時代は終わった。展示会、テレマーケティング、大量のeメール、そしてマス広告といった「実行され、正しいと証明された」マーケティングテクニックを多用のを目撃した。そして、このテクニックがもはや消費者には届かないことを悟った。

・なぜなら、それらの手法は「消費者の生活への強制介入」であり、肝心の消費者は、それらを「無視すること」に日々進化していったからだ。・ダーメッシュは、マス広告やeメールをつかって人々に強制介入するのではなく、グーグル、ブログ、そして、ソーシャルメディアなどから人々を引っ張ってくる方法を確立したのだ。そして努力と試行錯誤の結果、ダーメッシュは、ウェブ上で人々から「見つけられる」方法を発見した。消費行動は巨額の広告予算を投じる大企業によってコントロールされているではなく、消費者自らがコントロールしているのだ。

 ・従来型のマーケティングを「アウトバウンド・マーケティング」、ダーメッシュが成功を収めた手法を「インバウンド・マーケティング」とし、企業はインバウンド・マーケティングによって消費者が簡単に自分たちの会社を「見つける」ことができるようにしなければならない。

これから50年は、インバウンド・マーケティングの時代になるだろう。

(2)第一章 消費者の消費パターンは一変した。

 ・サーチエンジン、ブロゴスフィア、ソーシャルメディの情報を利用して購入
売り上げを上げるには、見込み客が情報を得て、購入する方法に合わせたマーケティング方法を採る必要がある。

(3)第二章 あなたのウェブサイトはマーケティングのハブになっているか。 

・自社のウェブサイトにエネルギーを注ぎ過ぎても意味がない。エネルギーの大半は、自社製品、自社のブランド力、業界、競合他社など、「自社のウェブ以外の場所で起きていること」に費やす必要がある。

 ・自社のウェブサイトとは別に、コミュニティを構築して、そこであなたやあなたの製品にいつもコンタクトできるようにする。eメール、RSS、ソーシャルメディアを通じてあなたのウェブサイトの情報に、彼らがアクセスできるようにすることが重要である。ウェブサイトのリニューアルに多大なコストと膨大な時間を費やすことは即刻やめて、次の3つをしてほしい。
 第一に、ブログのような情報の更新がしやすいコンテンツをサイトに加えること。
 第二に、そのコンテンツを訪問者にとって魅力的なものにすること。
 第三に、グーグル、業界ブログ、ソーシャルメディアを大いに活用すること。

 ・ブログやメルマガの登録者数、ソーシャルメディアにおけるフォロワー数、外部からのリンク数、誘導しているキーワード数の総合計が、あなたのウェブサイトが作り上げている「街」の大きさである。

(続きはまた次回に)

インバウンド・マーケティングはここでにあります。

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失敗学のすすめ~φ(..)

2011-12-18 14:55:17 | 本・書籍

畑村洋太郎さんの『失敗学のすすめ』を読みました~

失敗の種類・法則から大失敗の避け方、失敗の活かし方まで、「失敗に学ぶ」エッセンスが満載~

失敗の現象から失敗の本質へ踏み込んでいる本ではないかと思います~

私のラインマーカー(気づき)は、
・創造の時代に必要なのは、成功に学ぶことではなく、失敗に学ぶこと
・創造とは課題を設定する力である
・失敗の知識化には、当事者が失敗に直面した時、何を考え、何を感じたかが重要
・失敗を受け入れる素地があるか
・失敗した「人(チーム)(会社)」を責めるのではなく、失敗の構造を分析し、次に生かす
・徹底的に考えつくしている人の予期せぬことは、予期していたことに近い
・思考平面図とは、失敗したり、新しい創造をする時に、それに関係するあらゆる要素を書き出す   (自分の考えの足りない部分、抜けている部分に自分ですぐに気づくことができる。)
・マニュアル化は思考停止にさせる

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