桑名正博 will you Love Me Tomorrow.
アコースティクギターでなかなか渋いです~
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インバウンド・マーケティングの続きです。
(14)第十三章 PR会社との付き合い方
・PR会社は通常、「CIOマガジン」や「モダンブライト」と言った雑誌や業界誌の編集者にクライアントを紹介することでフィーを獲得する。このビジネスモデルは、過去数十年間にもおいて、PR会社やクライアント、そして編集者すべてにメリットをもたらした。
・PR会社ば二つのコアコンピタンスを有している。
第一に、彼らは紙の出版業界に膨大なコネを有しているという点だ。
第二に、彼らはあなたの会社の新製品を、紙の出版業界の人たちがわかりやすい形に翻訳して伝えることに秀でているといる点だ。しかし、 いずれのコアコンピタンスも問題を抱えている。
・問題の一つは、業界誌の記者たちは、以前のように業界誌内に新製品を紹介する自分のコーナーを持てなくなっている。今日の消費者は情報をプログやソーシャルメディアから入手するようになって来たからだ。PR会社がらみの限られた人だけが記者として情報発信するのではなく、誰もが記者として発信できる時代へ変わりつつあることだ。
・第二の問題は、業界誌記者やプロガーたちが簡単に情報を入手できるようになったためだ。
PR会社に依存する必要がなくなってきたことだ。人々が伝統的なマーケティングによって発信された情報をブロックするのがうまくなってきたように、業界誌記者やプロガーたちも、PR会社から送られる情報をプロックするようになった。
・PR会社を選ぷ際は、たくさんのフィルターを使ってふるいにかけねばならない。
第一のフィルターは、前章で説明したデジタル市民とリーチについてのフィルターだ。
幹部とチーム全員のツイッター、フェイスブック、リンクトインのグレードの調査をお勧めする。
同様に、グーグルで彼らの名前で検索し、ウェブサイトグレーダーで彼らのプログを調査するのだ。
・第二のフィルターは、そのPR会社がきちんと自分たち自身で試しているかチェックする。
まずはPR会社のウェブサイトをウェブサイトグレーダーでチェックする。
彼らがインパウンドマーケティングを本当に理解しているのであれば、彼ら自身もっと上手にインパウンドマーケティングを展開しているはずだ。
・第三のフィルターは、PR会社に彼らのクライアンーを実際に紹介してもらい、そうしたクライアントとどのくらい長く取引をしているのか確認することだ。紹介して自社のウェブサイトと比較するといい。
・このように三つのフィルターを通すことで、PR会社に押し売りされ、契約締結後に仕事のできない担当者が付けられるという事態は回避できる。
(続きは次回へ)