良く判らずに、色と形に魅せられて作ってしまったMk7、今になっていろいろ読み漁り前後関係が見えてきました。奇妙な長い翼の通り高高度での運用を目的に作られたMk6は出来たとたんに新型マーリンエンジンが登場して陳腐化、即Mk7に乗り換えられてしまった。そんなこんなで時間が経ち当初の敵であったJu86Pの脅威がなくなってしまってから完成したので気象観測などに使ってもらったそうだ。そういえば、香港にいたMk24もコメットの航路の気象観測をしていたという話も聞いたことがある、地味であるが大切な任務。コードレターもないすっきりとした姿だがこのシックな塗りには丁度良いと思う。高く上がるため与圧可能だったようだが今の旅客機のようにマスクを着けずくつろぐようなものではなく気圧の急変で耳がやられないためだったのこと。確かに酸素マスク付けていると耳抜きは出来んわな。尚、キャノピーはボルト留めとのこと、電熱付きの分厚い飛行服で着膨れしてただでさえ狭い操縦室に詰め込まれてのとどめがボルト留めか、乗りたくないな。
変な形の機械は好きなので、この翼は大好物ではあるが、Ta152Hの長い翼の方が説得力が有ると思う。尚、機首右側には与圧用のインテイクが有る。
次はMk8と行きたかったが、残念ながらまだ部品も切り取っていない。欧州戦には出遅れたがアジアでは使われた機体なのでオーストラリアのエースにするつもり。てなわけで次はMk9。