銀座平野屋女将日記

銀座平野屋210年のあゆみと老舗女将の嫁日記

久々のフレーズで!ーたばこ入れ(その8)

2022-02-08 | 日記

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皆さま。おはようございます。

まずは前回の古書の記事

インスタや前回記事をご覧になった方々から思わぬ反響を頂きました。

丁寧に記事を読んで下さる方がいらっしゃるのがあらためてわかり、

大変心強く思いました!

本当にありがとうございます

 

さてその年末の片付けの折、

古書以外にも銀座平野屋らしい逸品がございましたので

今日はそのご紹介をしたいなと思います。

ということで、女将ブログを長年ご覧頂いてる方々には

お馴染みのフレーズからスタートです!

 


 

銀座平野屋には普段お客様の目にはふれないけれど、素敵なものが数々ございます。

それは江戸からの粋を伝える物であったり、先人の技や美を伝えるものであったり様々です。

その中で銀座平野屋には、先人の技が光る逸品もございます。

 

 

『金更紗地(きんさらさじ)たばこ入れ』

江戸時代に日本に入ってきた金更紗を使って、

タバコ入れや小物として作られた品です。

縁どりは革を使用しています。

 

金更紗とは、ジャワやバリ島、インドなどで作られた更紗に

一部だけ金彩色をしたものを言います。

(金泥を用いて染色された「印金(いんきん)」と呼ばれる手法の一種です)

今回の生地では、模様の縁どり等の線に金彩色が使われています。

 

そう。銀座平野屋でお馴染みの古渡更紗ですね!


白地にお花や葉などを描いた植物柄ですが、

今使っても良さそうな、ステキな柄ですよね💕

(実際、似たような模様のポーチを見たことがあります)

 

「たばこ入れ」と表記しておりますが、

意外と幅が薄いので、小物を入れて使っていたのかもしれませんね

 

「たばこ入れ」については、

過去の女将ブログでも度々紹介しておりますので、

是非ご覧ください!だからタイトルが(その8)になってるんですよー

★以前の記事はこちらから
→(その1)(その2)(その3)(その4):「利休形たばこ入れ」
→(その5)(その6):「阿蘭陀甲比丹裂 筒差 莨入」について。
→「鉈豆型煙管入」について
→「煙草ケース」(その1)(その2)について。

 

 

まだご紹介したいものがありますが、

本日はここまで!

続きは。。。気長にお待ち下さいね(一応近日中にup予定です)

 

  


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