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生きるために大切なメッセージ&日々の出来事

旅行*山梨県④

2016-12-07 05:12:45 | 旅行&スポット

「武田神社」をあとにし、甲府市にある「遊亀公園附属動物園」へ向かいました。
この旅行のいちばんの目的、トラの「信玄」君に会いに…。

動物園自体は、あまり広くはありませんが、公園の一角にあるので、動物園に行き着くまで、池や木々などの自然が楽しめます。

紅葉や白鳥に癒されながら、お目当ての「信玄」君のところへ。
旅行のずっと前から、動物園のHPで「信玄」君の動画を見て、会いたいと思っていました。
本当に、とっても会いたかったんです…。

しかし…。

▲ぐでーっ

さっぱり、起きません。
私と主人で、何度か名前を呼んではみたものの…。

▲ウトウト…

ちょっと体を起こしたけれど、やっぱり眠そう。
「信玄」君、こっち向いて!!
思いっきり叫んだ私。

▲カメラ目線

やっと、振り向いてくれました。
この日はとても寒く、「信玄」君の背中にちょうど太陽が当たって暖かかったので、動かなかったようです。
眠いなか、無意識に…という感じではありますが、ラッキー

「信玄」君は、7才。雄のベンガルトラです。
“甲斐の虎”(武田信玄)にちなんで、この名が付けられたとのこと。
顔が大きく、目つきが鋭かったです。

なかなか起きてはくれなかった「信玄」君でしたが、私たちが名前を呼ぶと、尻尾をパタパタと動かして、反応はしていました。
いつかまた、来る機会があったら、その時は、動いている姿が見れますように…。

「信玄」君と違って、こちらはスゴイ!
 ◀アジアゾウ

園内を流れる音楽に合わせて、ずっと、リズミカルにステップを踏んでいました。
ダンスをするゾウは、初めて。
見ていて楽しくなる、とってもかわいいゾウでした。


▲アンデスコンドル

“スゴイ”のひと言しか出てきません。
翼を広げると、3メートルにもなるらしいです。
その大きくて重そうな翼を、私たちが見ている間は、ずっと広げていました。
それはもっとスゴイ!!
とても貴重なものを見れました。

そして、おもしろかったのが…

うさぎやモルモットとふれあう場所にありました。
山梨県ならではですね。

帰り際に、もう一度、「信玄」君を見ましたが、やっぱり横たわったままでした。
消化不良のまま、動物園をあとにしました。

 

 


旅行*山梨県③

2016-12-05 14:35:52 | 旅行&スポット

二日目。

朝食です。
前日の夕食と同じ食事処で、同じ席です。

朝から鯛めしをいただきました。
土鍋で出されたので、おこげも食べられ、おいしかったです。

出発する前、中居さんに、「星を見ました? 昨夜は星がきれいに見えてましたよ」と言われ、星を見るのをすっかり忘れていたことに気づきました。
楽しみにしていたのに

代わりに…

雲海です。
宿の展望デッキからの眺めです。
雲が多い天気だったのが、幸いしました。

車の窓ガラスやサイドミラーが凍る寒さのなか、まずは、宿から近い「武田神社」に向かいました。

戦国時代の名将、武田信玄を御祭神とし、大正8年に建立された神社です。
武田信玄は、優れた戦略・戦術で次々と勝利を呼び込んだ智将。
その勝負強さにあやかり、ご利益は「勝運」。
勝負事だけでなく、「人生に勝つ」「自分自身に勝つ」などのご利益を願うとよいとのこと。

信玄は、戦に強いだけでなく、農業・商業・工業を振興したことから、「産業・経済の神」としても信仰されているそうです。
そして、「人は城 人は石垣 人は堀 情は味方 仇は敵なり」の名言のとおり、何よりも“人そのもの”を大切にした国政を行ったそうです。

そうした信玄の人物像や、さまざまなご利益があることから、「武田神社」は、人気のパワースポットなのでしょう。

私も、乳ガンになったこと、卓球の試合に出ていることから、ここへは絶対に来たいと思っていました。
「ガン」に勝つため、「試合」に勝つため、信玄公の勝負強さにあやかりに。

駐車場に車を置き、神社に向かうと、まず、横書きの「風林火山」の文字と、鎧武者の姿が目に入りました。
何かと思ったら、「武田信玄と写真を撮る」コーナーでした。
この先に見える赤い橋が、「神橋」で、これを渡ると、大鳥居があります。

大鳥居をくぐると、少し小さい鳥居があり、それをくぐると拝殿があります。

「ガン」に勝てますように…。
一生懸命、願いました。
二つを願うのも欲張りかなと思い、結局、この一つだけにしました。

そして、お守りを買い、おみくじを引きました。
 

左は、「身体健勝印伝守」という、伝統工芸品の「甲州印伝」でできたお守りです。
鹿皮というのが珍しくて、お気に入りです。
卓球で使っているバッグに付けました。

右は、「女みくじ」です。(男みくじもあります)
開いた紙には、運勢と、幸せを招くひと言が書かれています。
運勢は「小吉」でした。
もう一つ、「愛」と刻まれた、かわいいストラップが入っていて、「何よりも愛を大切にする心をもち続けられますように」というメッセージが書かれた紙が添えられていました。
さっそく、自分用の財布の中に入れました。

お守りを手にしたあとは、「宝物殿」を拝観しました。
ここには、武田家関係者から奉納された、武田家ゆかりの遺宝が収められています。
太刀や刀、扇、具足、家具など、貴重な品が見られます。
中は撮影禁止で残念でしたが、一つだけ撮影可能だったのが、「武田信玄公像」です。
信玄公の像と記念撮影ができるということ
で、私たちも、それぞれ写真を撮りました。
威厳があるのに、なぜか親近感を感じます。
 ◀戦国時代にタイムスリップ。

そういえば、宝物殿に行く途中に、この神社には場違いな石像がありました。
石材店より奉納されたらしいのですが、どうして「ハローキティ」だったのか不思議です。
 ◀ナゾだけど、かわいい

宝物殿をあとにし、貴重な、名水「姫の井戸」を見学に行きました。

信玄公の娘が誕生した時、産湯に使われたことから、この名が付けられたそうです。
この水そのものに、「延命長寿」「万病退散」のご利益があるとのこと。
皆さん、ひしゃくですくって、飲んでいました。
私は、手に水をかけただけ。飲んでおけばよかった…。

続いて、「武田水琴窟」へ。

竹筒に耳を当てると、琴の音に似た音が聞こえます。
これは、底に小さな穴を開けたカメを地中に(伏せて?)埋め、わずかな水を流し、穴から落ちた水滴がカメの中で反響するという仕組みによるもの。
その音は、弱い音ですが、確かに琴の音に似た、というより、琴の音そのものだったような気がします。
喧騒から離れて別世界にきたような、“癒される”音です。

この神社には、「甲陽武能殿」という、能の舞台があります。

「甲陽」は、甲斐の国が輝く様子、「武能」は、古来から武芸をたしなむ者は舞もたしなみ、その拍子を自分の武芸に取り入れたということ。
このことから、ここ、武田神社に造られた、輝かしい舞台で、能楽や演武などの芸能がずっと演じられることを願って命名されたと伝えられているようです。

ここでは、動乱の時代に勝ち抜いていった信玄公の“強さ”をもらえて、感動でした。

 

 


旅行*山梨県②

2016-12-03 03:59:54 | 旅行&スポット

「小瀬スポーツ公園」で紅葉を堪能したあとは、今夜の宿、笛吹川温泉「坐忘」へ。
狭くて、舗装されていない道に揺られながら、どうにかたどり着いた宿は、標高780メートル、山の中にありました。

玄関の自動扉が開くと、大きな玄関マットが目に飛び込んできます。
フロントで受付を済ませると、中居さんがお茶とお菓子を持ってきてくれました。
信玄餅と黒豆茶です。

案内された部屋に入ると、小さめの、かわいいこたつがありました。
掘りごたつです。

この部屋のほかに、ベッドルームがあり、ゆったり過ごせる感じです。

私たちは知らなかったのですが、夕食の時間が決められていたようで、少し慌ただしくお風呂に入ることになってしまいました。
乳ガンで右乳房を切除している私は、やはり大浴場には入れないので、部屋風呂に入りました。
でも、貸切露天風呂があり、10時50分からと時間は遅いのですが、予約できたので、あとでのお楽しみとすることに…。

夕食は、食事処でいただきました。

まずは、生ビールで乾杯! 地ビールも飲みました。

微妙に、味が違います。

お料理は、「翠楼とうふ懐石」をいただきました。


▲口取五種(八幡芋、干柿、人参葉、山ごぼう、柚子寿司)


▲春菊の含め煮                ▲甲斐サーモン蒸し


▲大岩魚 胡桃みるく                ▲国産牛 味噌柚庵焼き

 ◀翠楼とうふ


▲寺菜(地菜)飯 鼈甲餡、糠漬け

 ◀デザート(蕪ムース、善哉)

「翠楼とうふ」の「翠楼」は、“翡翠色の土鍋を楼に見立てる”ということ。
この土鍋には、「だし」と合わせた豆乳スープと、「とうふ」が入っています。
「とうふ」は、厳選された国産大豆、清らかな水を使って作った、上質な「とうふ」だそうです。
初めは、豆乳スープをそのまま味わい、続いて、とうふを、塩を振って味わいます。
今までにない食べ方で、新鮮でした。
とってもおいしかったです。

量的には、やや物足りない感じで、ご飯のお代わりをしました。

夕食後は、やっぱり卓球です。
広めのスペースに1台置かれており、二人で1時間、遊びました。
けっこうビールを飲んだので、ちょっと酔いの回りが心配でしたが、まぁ、なんとか…。
腹ごなしにはなりました。

部屋に帰ると、主人はすぐにスヤスヤ。
私は、貸切露天風呂の予約時間に遅れないよう、目覚ましをセットして、仮眠しました。

そして…、遅れず、無事に露天風呂に入ることができました。

遠くに見える竹のライトアップがきれいです。
けっこう広い露天風呂で、誰の目も気にせず、ゆったりと入浴できました。
やっぱり、温泉は気持ちいい

体が温まり、部屋に戻ってベッドへ。
ふだん、ベッドは使わないので、寝付けるかどうか心配でしたが、熟睡できました。

              

 


異常なし !!

2016-12-01 09:40:09 | 健康

29日、婦人科のガン検査の結果を聞きに、病院に行ってきました。

乳ガンの治療でホルモン剤を飲み始めた時から、子宮ガンの検査を受けるように言われていたので、婦人科は、半年に1回、受診していました。

ホルモン剤によっては、服用が長くなると、子宮体ガンや卵巣ガンになる確率が上がるという副作用があるとのこと。

最初のホルモン剤「トレミフェン」(「フェアストン」のジェネリック)は、そのリスクが高かったので、飲み始めてすぐに子宮ガンの検査を受けました。
今、飲んでいる「レトロゾール」(「フェマーラ」のジェネリック)は、そのリスクは低いので、あまり心配はないと言われました。
が、年齢的にもガンの検査はしておいたほうがよいので、引き続き、受診しています。

11月は、半年に1回の検査の月。
上旬に、子宮頸ガンと子宮体ガンの検査で、組織の採取をしたので、29日は、その結果を聞きに行きました。
その時の検査で超音波検査も受けており、すでに、特に問題がないのはわかっていたので、あまり心配はしていませんでした。

診察室の扉を開けて、イスに座ろうとした瞬間に、先生から「大丈夫でした」のひと言をもらいました。
“よかった~”
心配はしていなかったとは言っても、ちゃんと結果を聞くまでは、完全に安心はできません。
先生の言葉を聞いて、本当に安心しました。

子宮の内外に一つずつある筋腫も小さくなっているので、薬が効いているとのこと。

今後は、半年に1回、超音波検査をして、ガンの検査は1年に1回でいいのではと言われました。
検査結果もずっと異状なしで落ち着いているし、そのほうが、体への負担が少ないからだそうです。

子宮ガンの検査は、子宮の内部に検査器具を入れて行います。
ホルモン剤の副作用で、膣が委縮している私の場合、それは本当に痛くて、毎回、検査台の手すりを握りしめ、必死に耐えていました。
特に、男の先生の場合、“死ぬかと思った”ぐらい痛くて、頸ガンか体ガンのどちらか一つしかできなかった時がありました。

男の先生は絶対にイヤだと強く思い、女の先生に替えてもらい、出会ったのが今、診てもらっているY先生です。

乳ガンの手術を受けた病院で婦人科にもかかっているのですが、婦人科は担当制ではなく、次にかかる先生は、毎回、違います。

Y先生に受診した時に、男の先生の検査がひどく痛かったことを言うと、局所麻酔をして、痛みを極力減らす方法で検査をして下さいました。
Y先生は、私にいちいち痛みを確認しながらも、手際よく、検査をしていきます。
局所麻酔がきいたことと、Y先生の検査技術のおかげで、これまでの検査よりは、ずい分ラクでした。

できればずっとY先生に検査をお願いしたくて、無理を言って、診ていただいていたのですが、異動になるとのことで、残念です。

今後の検査への不安を察して下さったのか、私のカルテに記載してある、“局所麻酔を使用した”ことを、太字で強調して下さいました。
次回の予約の取り方のアドバイスをして下さり、Y先生とはお別れ…。
(本当にお世話になり、ありがとうございました。

ともあれ、“異状なし”で、本当によかった。