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今日、古池さんが最終出勤日であったようで一人一人にお礼と話をするために社内を回っていた。社内メールで会社を辞める際、全社宛にお礼メールを送ることが当たり前となっている中で彼女の行動はとても新鮮であった。失われたあるべき姿のような気がする。
彼女とは直接仕事で関わることはなかった。
ただ4年前の秋に会社の仲間数人で奈良県の曽爾高原にハイキングへ出かけたことが唯一の交流であったこともあり「またおすすめの山などあれば教えて下さいね」と言われた。「了解」と言ったものの中々思い当たらない。
今も考えていて思うのは「自然にふれて素晴らしいと“素直に感じられる感性とゆとりある心”があれば、その場所の第三者評価など関係なく居心地よく、癒される場所なのだろう。そのためにはいかに自分自身がフレッシュであり続け、豊かな感性を持てるかが大切なんだな」ということ。
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心機一転、進んでいこうとするこの時期に、彼女の言葉から「どんな状況でも時々、森へ行き、深呼吸することの大切さ」を思い出した。
毎日、心も身体も健康に笑顔で過ごすことを第一にそれを維持することを忘れないようにしよう。
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