てるてるぼうず

好きな事、興味のある事を気まぐれに綴っています。明日も晴れますように。

「16ブロック」

2007年02月11日 | 映画
この映画、実を言うと、そんなに期待してなかった

監督が、リチャード・ドナーだし、退屈する事はないだろう、ぐらいで。
私の好きな俳優の1人である、デビット・モースが出ていた事も、観た理由のひとつ。

が、かなり、予想を裏切ってくれたというか、侮っていた、というか
おもしろかった!

最後まで、飽きる事なく観終わった。

ストーリーは、

NY市警刑事のジャック(ブルース・ウィルス)は、徹夜明け勤務なのに、二日酔いをしているような、中年の冴えない刑事だ。

帰ろうとするジャックは、上司に呼び止められ、2時間後に大陪審で証言する事になっている、ケチな犯罪者エディ(モス・デフ)を留置場から、16ブロック離れた裁判所に、護送する・・という仕事を命じられる。

すぐ終るような簡単な仕事のはずだった・・

が、ジャックが途中で、酒を買うために車を離れた隙に、エディは、謎の2人組に襲われそうになる。
間一髪、ジャックが男を撃ち、助かるが、その後、ジャックの元相棒のフランク刑事(デビット・モース)のチームが現れ、エディの証言は、そのチームの1人の刑事にとって、不利な立場に追い込むことだった事がわかる・・



ブルース・ウィルスが、老けた中年の刑事という雰囲気を出していて、けっこうイケる
護送する犯罪者を演じる、エディ役のモス・デフも、最初、ずっと喋りっぱなしで、なんだこいつ?みたいな感じだったのが、だんだんと愛すべき野郎に見えてくる(笑)

ジャックは、エディを、仲間の刑事達から守るために、バスジャックをする事にまでなっていく下りから、ラストまでは、話が「え?そうだったの?」みたいに、二転三転して、退屈しなかった。

ラストのシーンも、なかなかいい感じで好き

エディが言う、「人間は変われないなんて事はない」と言うセリフに、なんだか、うんうん、とうなづいてしまっていた。





16ブロック

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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コメント (2)
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