ロシアによるウクライナ侵略で、世界が一気に「力の時代」へ進んでしまった。
プーチン個人の「狂気」ばかりが、クローズアップされているが、むしろ問題なのは、ロシアを追い詰めた、米、英、EUの酷い「ボケ」ではないだろうか・・
ゴルバチョフによって成し遂げられた「平和の時代」が一挙に崩れ去ってしまったが、根本にある「核兵器」は、ほとんど変わっていない。単に表面的な「政治的平和」が「維持」されていただけ・・ということだったのだ。
米流の「民主主義」の視点からのみ、いくら「プーチンの狂気」を攻撃、煽っても、一歩も前進できないであろう。
メルケルがいなくなったことは大きな損失だろう・・ゼレンスキー(シロート)が大統領になったことが「問題」だったのかもしれない・・
まあ、米で、トランプが大統領になり(今でも半数は支持)、口だけのバイデンがなるしかない・・英で、国民には「自粛」を強制しながら自分たちはパーティー三昧というボリスが首相・・を可能にしている【愚衆】というのが現実なのだからねー・・「民主主義」
最大の問題は、核兵器の現実の力のことをすっかり忘れて、NATOを東へ拡大し、ロシアを「焦らせた」ことだろう・・
米はすでに、「現実政治」に舵を切っているようだ・・
「ベネズエラの独裁者ニコラス・マドゥロ大統領」に接近・原油購入、「サウジアラビアの統治者によるジャーナリスト暗殺についての疑念をのみ込むことを正当化」へと動き出したようだ(WSJ)・・
「解答」は、単純で、「レアルポリティーク」しかありえない。
つまり忘れていた核兵器の力を認め、「妥協」するしかない。
どんなにウクライナの人々が犠牲となっても、いくら悲しみを嘆いたとしても・・
プーチン・ロシアへの激怒も、それだけでは前進できない・・
「レアルポリティーク」・妥協して進むのか、
「民主主義」を押し通して「核戦争」まで行くのか・・
一気に追い詰められてしまったなぁ・・・
もっとも果たして人類が、前進できるのかも分からないが・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます