６月５日、「島ぐるみ会議全国キャラバン IN 大阪 基地を拒否する沖縄からのアピール」をエル大阪南館ホールで開催しました。翁長知事とともに訪米し帰ったばかりの、平良朝敬かりゆしグループCEOが、来阪されました。参加者は約300名。会場はほぼいっぱいになりました。
平良さんは稲嶺県知事の時期には、「１５年使用期限」「軍民共用空港」という条件で、辺野古新基地を認める立場でした。しかし沖縄の意向を無視して現在のV字形案が一方的に閣議決定された。さらに「県外移設」を公約して当選したはずの自民党議員を、石破が恫喝し「辺野古容認」に転向させた。石破の前にうなだれる自民党議員たちの姿を見たとき、「これはだめだと思った。辺野古反対で行動することを決意した。」と話されました。
自分の決意を母に話すと、母は「大丈夫なのかい」と心配しながらも、それまで見せてくれたことのない、沖縄戦の時の写真を見せてくれた、とのこと。「オール沖縄」のベースに、沖縄戦の経験に基づく「戦争は絶対いけない」という強い思いがあることを改めて感じました。
そして「基地は沖縄経済の阻害物である。」というお話は、経済人ならではの具体的データによる説得力あるものでした。
平良さんのお話のあと、実行委員会構成団体からアピール。大阪アクションからも、６／２３の大阪駅前キャンドルアクションに集まろう！と発言しました。
訪米の疲れもみせずに、平良さんは熱く語ってくれました。これに応え、大阪でのアクションを一層強めて行きましょう。
