娘へ、
君が生まれてきて、僕は君の父親になった。
君が生まれたその瞬間は、純粋に家族の仲間が増えた喜びと、親になることへの不安を同時に抱えたんだ。
君のお母さんには言えないけど、お父さんは自分自身が家族を支えていけるのか、すごく不安だった。
君が毎日のように泣いて、笑って、お母さんが一生懸命になって君の面倒を見ていたよ。
お父さんにはお母さんが本当にたくましく見えた。同時に、お父さんはすごく無力感を感じたよ。
君はいつもお母さんを求め、お父さんが何をしても泣き止まないんだ。
お父さんもそんな君に対してどうしても前向きに時間を使うことができなかった。
仕事に逃げてたのかな。仕事をすることで自分の役割を自分自身に認めさせようとさせていたのかもしれない。
子育てで無力感を感じた時、いつもお父さんは自分のお父さん、お母さんのことを考えるんだ。
すると、小さなころはいつもお母さんに甘えていたことを思い出すんだよ。
父親の存在の大きさを感じたのは本当に成人になってからかな。
でも今考えても小さなころから父親に大事にされていたという出来事が多くあることに気づかされるんだ。
お父さんのお父さんは仕事ばかりしていたけれど、いつも一緒にいる時間を大事にしてくれていた。そう思うんだ。
だから僕も君に同様に時間と愛情を捧げていきたいと思う。
親になるっていうことは社会の責任じゃないと思うんだ。自分が親からもらった愛情を広げていきたいという本能に気づかされることなんだと思う。
君を守らなければならないんじゃなくて、君を守りたいんだ。仮に今の君にはそれが必要ではなかったとしてもね。
君のために何ができるかな。これからが楽しみだよ。君の成長とともに、お父さんも成長しているんだ。
父より
君が生まれてきて、僕は君の父親になった。
君が生まれたその瞬間は、純粋に家族の仲間が増えた喜びと、親になることへの不安を同時に抱えたんだ。
君のお母さんには言えないけど、お父さんは自分自身が家族を支えていけるのか、すごく不安だった。
君が毎日のように泣いて、笑って、お母さんが一生懸命になって君の面倒を見ていたよ。
お父さんにはお母さんが本当にたくましく見えた。同時に、お父さんはすごく無力感を感じたよ。
君はいつもお母さんを求め、お父さんが何をしても泣き止まないんだ。
お父さんもそんな君に対してどうしても前向きに時間を使うことができなかった。
仕事に逃げてたのかな。仕事をすることで自分の役割を自分自身に認めさせようとさせていたのかもしれない。
子育てで無力感を感じた時、いつもお父さんは自分のお父さん、お母さんのことを考えるんだ。
すると、小さなころはいつもお母さんに甘えていたことを思い出すんだよ。
父親の存在の大きさを感じたのは本当に成人になってからかな。
でも今考えても小さなころから父親に大事にされていたという出来事が多くあることに気づかされるんだ。
お父さんのお父さんは仕事ばかりしていたけれど、いつも一緒にいる時間を大事にしてくれていた。そう思うんだ。
だから僕も君に同様に時間と愛情を捧げていきたいと思う。
親になるっていうことは社会の責任じゃないと思うんだ。自分が親からもらった愛情を広げていきたいという本能に気づかされることなんだと思う。
君を守らなければならないんじゃなくて、君を守りたいんだ。仮に今の君にはそれが必要ではなかったとしてもね。
君のために何ができるかな。これからが楽しみだよ。君の成長とともに、お父さんも成長しているんだ。
父より