京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

道頓堀 極楽商店街 Ⅲ

2007年05月02日 05時15分08秒 | Weblog
写真:道頓堀 極楽商店街の 焼き鳥を焼く親父&母ちゃん風。

この親父の名誉の為に言うけど 決して背中にはゼンマイはねぇ~からな。
しかも モモ肉の焼き鳥は 超美味いから。
店の名前は「鶏焼 とりの」

この「道頓堀 極楽商店街」に入る時 おれ達はカメラを既に用意していた。
何故だかは知らねぇ~けど 案内係の兄ちゃんが近づいてきて 色々話しかけてきた。
帰りもわざわざ近づいてきて「又来てください!」と言うような事を言ってくれた。
juriいわく「普通コンデジなのに 私らはごっつい一眼だから 何かやっている人達 
と思ったんじゃないかな?」と言う。
それにしても愛想の良い兄ちゃんだし 姉ちゃん達が大勢居る。
館内撮影は 大いに結構だとの事。
赤ちゃん連れも居たし 家族連れも居たし。
造った奴は 相当考えてるな。
金魚すくい ヨ~ヨ~すくい 綿菓子 お好み焼き たい焼き 焼き鳥…etc
うろうろしていると はっ!として 立ち止まってしまう所が有る。
これこそデジャブなんだろう。

ガキんちょの頃 遊び過ぎて夕暮れになり 親父が怖くて帰るに帰れない…
家の前まで来ているのに 入りたくてもきっかけが無く。
ちょっと離れた 薄ぼんやりと街灯が点いている電柱の下で 
寂しさ悲しさ後悔の入り混じった思いを ちっちゃい体で耐えていて。
お袋が突然出て来て「あんた!…帰って来たのか?ん?早く家に入りなさい」と優しく言われ
でも 入ろうとした玄関先に 怖い親父が立っている。
必死に怖さを隠し 歯を食いしばっても涙が出て来てしまい…
だけど 親父は黙って頭を撫でてくれる。
開放感からか 声を出してワンワン泣いた 幼い思い出。
なんだか そんな不思議空間が 沢山有る所だ。

 

道頓堀 極楽商店街 Ⅱ

2007年05月02日 04時44分47秒 | Weblog
写真:道頓堀 極楽商店街
ここの極楽商店街は 超レトロな造りだ。
おれもレタッチを 超レトロ風にしてみた。


大阪に行って見て 改めて思った事が有る。
大阪の人間は 目立って「なんぼ」の感が有る。
表現力に力が有る。
超個性的だ。
京都の人間は 内に秘めた感が有る。
大阪で超有名な「三角公園」の近くで 若者が「なぁお前。大阪に来たら 
これくらいやらんと あかんで!」
と 大袈裟なジェスチャーを交えて 踊りだした。
とにもかくにも力が有るんだな。

「道頓堀 極楽商店街」とは ビルの内部の造りが 超レトロだ。
懐かしい店や 懐かしい遊びが出来る所なんだよな。
おれとjuriは せっかく大阪まで来たんだから「路地裏探検隊」に急遽なって
何から何まで見てやろう! と言う気になっていた。
時間はとっくに昼を過ぎていた。
その前に 喉が渇いた。
タバコも吸いたいし 喉を潤すビールも飲みたい。
おれ「喉が渇いたけど…」途中を遮り juriが「あそこに良い店が ありんす!」
と言った…この子は 本当にこう言う話し方をする…。
おれは 人のせいにして「なぁ~~~んだよぉ しっかたねぇ~なぁ~」とか 嘯いて
その店に入ったんだ。
店の親父は どっかで見た事が有る 呑気な顔をしている。
おねいちゃんは 昔の母親風の割烹着を来ているんだぜ。
呑気な親父は 意味も無い動きを ひっきりなしにしている。
可笑しくて可笑しくて「おい…あの親父 ぜんまいで動いているんじゃねぇ~か?」
と 話したくらいだ。
まずビールを注文した。
お勧めをjuriが聞いたら「鳥のモモ」が美味いと言うし お勧めだと言う。
頼んだら…めちゃくちゃ美味い!!!
炭火で 火柱が出来る位い焼くんだよ。
今までに食った事が無い食感だったな。
ここに入る時に 大人は315円かかる。
大人や子供も 充分遊べる。
中央広場では 役者が劇をする。
ビールを飲んで 何かを食っても 節約すれば1200円も有れば 充分楽しめるぞ。
入る時にカードを貰うんだが そのカードで飲食代を入力し 帰りに支払うシステムだ。
絶対又行きたくなるような…
あっそうだ!
美写楽のメンバーと行っても 面白いな。
だってな 超勉強になるんだよな。
薄暗いしさ 役者の演技も撮るとなると 本当に遊んで勉強できる所だな。
ほんと 楽しかったわ。