京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

美写楽 会員用 レタッチ

2007年09月30日 07時44分02秒 | Weblog
これはレタッチ後の画像。
勿論縮小サイズだ。

慣れると この位のレタッチは 数分で出来る。
最低限 これくらいやって欲しいな。

今回は「仁和寺」と「龍安寺」へ行っての撮影会だった。
「仁和寺」での事。
「仁和寺」と言えば 「五重塔」「御室桜」が有名だ。
やまさんとココさんと ぞろぞろ歩いて もうそろそろ次の「龍安寺」へ行こうとした矢先…
端っこの方に しかも背丈の低い木に 何やら小さい白っぽい花が…
なんだったと思う?
「桜」が咲いていたんだぜ!
三人とも驚いて ぱちりと撮影。
こう言うハプニングが有ると めちゃくちゃ得した気分になれる。
しかも 来て良かった とも思えちゃうんだな。

美写楽 会員用 元画像01

2007年09月30日 07時36分58秒 | Weblog
美写楽会員:やまさん ココさん その他の会員へ

この写真は 元画像を縮小しただけのもの。
写真と言うのは 平面の産物だ。
それを 仏像…その他も同じ…立体的に つまり より現実的に見せる と言うのは
撮り手側の責任の一つとも言えるんだ。
こう言う写真じゃぁ 撮られた仏像だって悲しむだろう。

我が友人たちへ

2007年09月29日 05時04分24秒 | Weblog
みそくそでごめんm(__)m

出来る限り メルアドのメール出したから。
何回も言うようだけど 以前に何度もPCがクラッシュしたため
みんなのアドが 消えている状態なんだよ。
特に 関東のみんなへ。
ごめんなm(__)m
心当たりの奴は 周りの奴から聞きまくってくれ。
メールが届いたら お詫びのメール出すからさ。

それと モデルをやってくれた君達へ。
心当たりの方は 是非是非 ここのメール宛でも良いから メールくれ。
犬猫鳥豚は結構だぞ。
人間限定だ。
肉球だらけのメールなんて 見たくもねぇ~から。
それと 鼻紋もいらねぇ~からな。

逆光が何だ! 馬鹿言ってんじゃねぇ~よ!

2007年09月27日 04時31分22秒 | Weblog
東寺南門での出来事。



観光客数名に捕まった。
オバハン連中に まさしく捕まっちゃった。
「ねぇねぇお兄さん!写真ちょっと撮ってくれないかしら!」
おれは断る理由も無いから「あぁ良いですよ」って言った。
南門は おれは大好きだ。
理由は沢山有る。
まず猫達が居た事。
それと「五重塔」が カッコ良く写るからでも有る。
オバハン連中は「五重塔をバックに入れて欲しいのぉ~」と言うんだよ。
所がオバハン連中は リーダーらしき奴に「こっちこっち!」と言われ 五重塔の近くの柵の方へ。
??? 何だ?この連中は???
リーダー格の奴が「ここ!ここが良いから!」と言う。
おれは大きい声で「そこだと写らないよ。もっとコッチヘ!」と言ったんだ。
リーダー格は「あら???何でかしら?」と ぐちぐち言ってる。
かしらも頭も糞もねぇ~よ。
ガキンチョだって分かるだろうが。


弘法さんの像が有る所まで連れて来た。
五重塔を真ん中にして オバハン連中が10人居たので 左右にハノ字に並べた。
いざ写そうと思ったら…
嵐山・天竜寺を思い出させる 大きい声を出したリーダー。
「左から逆光よ!?大丈夫???逆光よ!」
無視だ。
完全に無視した。
「ハイ撮りますよ」とか言って 3枚撮ってやった。
画面は 右からの斜光で おれが言うのもなんだけど カッコイイ写真になった。
モニターを見ていたオバハン連中は 口々に「あらっ!…良いわねぇ~」とか言ってる。
当たり前だ おれはプロだ。
斜光と言うのは あんた達を より一層綺麗に写せるカッコイイ光なんだ。
南大門に 一体おれは 何百回来てると思ってるんだよぉ。
この季節には 何時頃には 太陽が何処から射すのか…分かってるんだよ。
あるオバハンが カバンの中をごそごそやっていて…
「はい!お兄さん これ飲んで頂戴!ねっ」と言い 缶ビールをくれたんだ。
もう一人のオバハンも…そしたら もう一人のオバハンもくれた。
計三人から貰っちゃった。

家に帰って 夕方オバハンから貰ったビールを飲もうとした その瞬間…
大笑いした。
今時のオバハン よぉ~やりまんな。
缶ビールのしたぁ~~~の所に 「試供品」だとよ。

何時まで続く この暑さ

2007年09月25日 08時43分19秒 | Weblog
早朝 ちょっとは涼しいけど まだまだ暑いぞ京都!

何でこんなに暑いんだろう???
夏が過ぎていると言うのにな。
ミャンマーでは 10万人の僧侶のデモが有ったと言う。
ちょっと見たけど 凄いな!
あれだけの僧侶が集まると やっぱ熱いぞ。
ん???
その話はいいから まだ食事はうどんか?ってか?
馬鹿言ってんじゃねぇ~よ。
サスガノおれも…何が流石だがシラネェ~けども…体力の限界だ。
米粒買ったよ。
ついでに野菜もね。
で どう言う訳か 肉は食いたくねぇ~~~んだよな…
そんな事よりも うぅ~~~利子が怖いぞ。

↑↑↑で あっちぃ~~~!とか言ってた次の日の夜 ???
寒いくらいに温度が下がっちまった。

肉で思い出したけど ブラジル産冷凍鶏肉が安いから 良く買っている。
ムネ肉2キロで450円で モモ肉2キロで650円だ。
が ムネ肉はともかく モモ肉が味が無い。
いや 味は有るんだけど ブロイラー特有の味だ。
何年も食ってみてアミダシタノガ 濃い味付けにすると言う事。
と言うより 何でもそうだけど…
出汁の元の顆粒タイプの物を 振り掛けておくんだ。
こう言う外国産の肉には 何故だか出汁の元がめっちゃ合う。
一番合うのが 鍋物だよ。
モモ肉で良くやるのが 定番の唐揚げや なんちゃってフライドチキン。
フライドの場合 おれはモンゴル塩が有るから たっぷり付けて 
荒挽きコショーとホワイトコショーとラーメンコショー(こう言うの有るんだよな)を合わせ
ちょっと寝かしておくんだ。
この外国産の肉に フライドチキンの元や唐揚げの元は無駄。
元の味ばっかり引き立って 何とも変な味なんだ。
子供騙しには良いけども…ガキんちょだって嫌がるかもナ。

今はやっぱ 秋刀魚だねぇ。
秋刀魚の塩焼き 秋刀魚の刺身 秋刀魚の蒲焼 秋刀魚の炊き込みご飯 秋刀魚の唐揚げ…
そう言えば この間juriが来た時に 居酒屋で秋刀魚フェアーをやっていたんだ。
秋刀魚尽くしだ!となり 焼き魚 刺身 唐揚げを注文。
おれは女を見る時に 必ず魚の食べ方で判断する。
何の判断かって?
性格の良し悪しから 生活の全て 人柄 育ち…大体の事が分かる。
juriの食い方は 今まで見て来た女の中では 5本の指に入る…って言うより
トップだな。
見たら驚くぞ。
きれぇ~~~~~に食べちまう。
ミリほどの身も無い。
自分もそうだ と思っていたけど 上には上が居るもんだ。
「いやぁ~~~ん 皮食べらんないぃ~~~!」とか言う女は かっくらすけたくなるな。
かっくらすける…ぶん殴る の最上級だ。
ん?そう言う女と 付き合った事有るんだろう!ってか?
昔 モデルで居たんだよ。

「鶏肉の皮 食べらんなぁ~い!」とか言うくせに 肉はバリバリ食う女。
「もう お腹いっぱぁ~~~い!」とか言いながら 一口だけ残し スィーツはお代わりする女。
やんだぐなるな。
居酒屋で沖縄の話をしている時に 有名なのは何?と聞かれ おれが「ヤンバルクイナ」とか言うと
馬鹿女は 夢中になって飲み食いしちまう。
彼女に一体何が起きたんだ???と思い 訪ねると…
「頑張れ 食いな!」と聞こえたと言う。
酎ハイのグラスに付いて来るマドラー…
マドラーをストローと間違う女は まだ可愛いと思うけどよ。
それを 話に夢中になってきて グラスに口を付けようとした瞬間に 鼻の穴に ずぼっと入っちまう…
頑張れ 日本の女子達!

願いは叶う あっちょんぶりけぇ~!

2007年09月23日 23時26分20秒 | Weblog
北門に居る亀。
ココの池には 甲羅の大きさが40センチ以上の亀が居る。


毎日毎日 神頼みって事はねぇ~けども。
おれもおんちゃんも 神社から毎年貰うお札に 手を合わせているんだ。
毎日拝む…?…頼み事?…こんな事を 365日やっている。
日本人は 神様を信じる心が 何処かしらに有るんだろうな。
頼み事が叶うと びっくりするし嬉しいし。
大分前から 自分の為でも有る人事を ずぅ~~~っと頼み込んで来た。
一念は岩をも通すのか???
叶ったんだよなぁ。
驚いたの何のって。
知らせを聞いてびっくらこいて おんちゃんと万歳三唱したもんな。

フリーで仕事をしていると お金は不定期的に入ってくる。
ネットでの仕事もそうだし。
今回は サラリーマンの気持ちが良く分かったな。
ネット回線がズタズタになると…当然収入所か 構築するのに時間が掛かるし
ましてや 謝っても謝りきれないんだよな。
こう言う寂しい時って 月末に手当てが入れば良いものを 来月頭だと辛いなぁ。
しかもネット構築は 来週ときたもんだ。
まったく 何処のサイトも厳しくなったからな。
Hサイトなんかは巧妙だよな。
モロの画像とかビデオは アメリカなどの国外から配信しているからな
それは昔昔 Hサイトを覗いてリンク先をクリックしたら…
別ウインドウが出る 出る 出る 出る デル…
ウジャクチャ出て「北国行き」だ。
それに懲りてからと言うものは エクスプローラと同時に使ってるドーナッツが便利だ。
一々別ウインドウが開く事も無く 見たけりゃアドレスバーが出てくるから 
それをクリックするだけで良いからな。
消すのも 右クリックでOKだ。
あぁ~~~ぁ腹減った。 
♪今日もうどん 明日もうどん♪か。
こうしてみると 米粒は偉いな。



素うどんを 14日以上食うと…入院だ

2007年09月22日 05時37分40秒 | Weblog
写真:ずっと前の光景だ。
こう言う光景は 今はまったく見られない。
仲良くなった 鳩の餌やりのおばちゃんも おねいさんも
猫の餌やりの 煮干のおっちゃんも オバちゃん達も居なくなった。
代わりに おれの家には子孫が5匹居る。


20日に 今の仕事の契約が終わった。
終わった途端…???
何やら眩暈がするんだよな。
仕事場の連中に挨拶をして表に出たら ふ~~~らふ~~~らするんだ。
おかしい。
歩きながら携帯電話を出して 家に居るはずのおんちゃんに電話したら 世界がグルグル回り始めた。
「やばい…倒れる」と思った瞬間に 地面と仲良くなっちゃった。
自分の現在要る場所を 倒れながら携帯に話をしているんだ。
通行人が大勢寄って来る。
不思議と 冷静に見ている自分も居る。
通行人の誰かが携帯を代わってくれて おんちゃんと話をしている。
後は微かだけど 救急車のサイレンの音と おれ自身がストレッチャーに乗せられるのと…
周りが騒がしくなったと思ったら 急に静かになり。
医者の声が聞こえて来た。

沢山話をしたような気がしたら いきなり医者に怒鳴られた。
「いくらなんでも猫が居るからって 自分が食べ物を節約をして体を壊して!」
と言うような事を 物凄い剣幕で言われた。
仕方がない。
いくら計画と言うものを立てても 猫の成長と食欲には 何の役にも立たないんだ。
猫を責任を持って飼う…と言った以上 本望だ。
こうやって居ても 入院に決まっている。
おれは「帰る」と言ったけど 医者や看護婦に馬鹿みたく怒られ 説得された。
気が付くと おんちゃんまでが一緒に怒っている。
こいつは平気なんだろうな。
当たり前だよ 胃が無いくせに おれの二倍も三倍も食うんだからな。
当然最初に言ったんだ。
「金が掛かるから 病院食は出さないでくれ」って。
また怒られた。
この年になって こうもがんがん言われると腹が立つぞ。
こうも言った「後少しで金が入るから それまでは点滴で…」と言うと マタマタ マタマタ怒られた。

で 二日間入院しちゃった。
毎日毎日 味を変えても 素うどんは素うどんだな。
経験から言うぞ。
おめ様達 素うどんを2週間食うのは止めろ。
食うなら 野菜や肉を入れて食え。
栄養不足で入院するぞ。
今日の夕食を食いながら この話をネタにしてけろ。

命有るもの 全て平等

2007年09月17日 07時52分10秒 | Weblog
小次郎救出の事を もうちょっと書いてみる。


小次郎が迷い込んで おれは何もしなかった訳じゃあ無い。
当然だ。
家族だからな。
飼い主の責任を果たすのは コレマタ当たり前の話だ。
真新しい冬用の分厚いシーツを切って それを繋ぎ 何度も何度も隣の庭に投げ込んだ。
20分経っても 1時間経っても 埒が明かない。
雨が激しくなり 隣との境の塀を 小次郎は必死で引っ掻いている。
時間だけが虚しく過ぎて行き これ以上おれの力では どうする事も出来なかった。
思いついたのが「レスキュー隊」だった。
子猫一匹で 果たしてレスキュー隊など来てくれるのか…どうか…
思い切って電話をしてみたんだ。

「京都市 南消防署 レスキュー隊」だった。
電話に出た係員は おれが必死で説明しているのを きちっと聞いてくれたんだ。
思いが通じた。
深夜にも拘らず 来てくれると言う。
玄関の外にも隊員が居るのだろうか 4~5名は居たような気がする。
レスキュー隊員の姿を見て おれはびっくりした。
おれの目には 完全装備に見えるほどの 重装備だったんだ。
ここが肝心な所なんだよ。
たかが子猫一匹…
だけどレスキュー隊員は まるで人間を助けるかの如く 重装備だった。
日々の訓練 現場の火事 災害…それこそ忙しいだろうに 来てくれたんだ。

結果は諸々の事情があり 助けられなかった。
だけど おれは考えさせられた。
この「レスキュー隊」の人達は 「生命」と言うものに常に直面しているから
命と言うものの大切さを 誰よりも重く感じているんだろう。
人間だろうが動物だろうが 生命は生命だ。
おれは 小次郎が助かった事を 週明けにでも「レスキュー隊」を訪ね  
御礼も兼ねて話してこようと思っている。
勿論 助かった事は電話で説明したし 御礼もくどいほど言った。

人を人とも思わず 安易に殺害し 犬猫を…その他の動物も… 自分の鬱憤を晴らすため 
快楽を得るために殺し
親兄弟 我が子を 冷静に殺害する…
外国では 無差別テロが横行し 戦争の名目で 堂々と人を殺戮している。

こう言う世の中だからこそ 命を大事にする必要が もっともっと有るんじゃないだろうか。
命が有るものは 人間も動物もカワリガ無いよな。
今回の事で より考えが固まったよ。



32時間ぶりの救出

2007年09月15日 05時42分30秒 | Weblog
写真:たった今 携帯で撮った写真で 真ん中が小次郎


小次郎の声が聞こえなくなってから その日の朝 又聞こえて来た元気な小次郎の声。


隣の家に手紙を書いた。
「隣の家の♪たにんこ♪です。申し訳有りませんが 家のネコが御宅の庭に誤って入り込みました。
私は仕事から5時には帰り 直ぐ御伺いしますので そのままそっとして置いてください。
御願いします。」
隣の家の玄関に手紙を入れ 後ろ髪をひかれる思いで家を出た。
小次郎に声をかけた。
「頑張れ小次郎! おれが助けてやるからな。待っててくれよ!」
にゃごぉ~にゃごぉ~!!!と 必死な声で応答する小次郎。
相も変わらず 小鉄 小春 親の「ちび」と「み~」は 庭でうろうろして 途方に暮れている。
仕事中 それは おれだって人間だ。
ずぅ~~~っと気になって 仕事終了までは落ち着かなかったよ。


仕事が終わり 急いで家に帰った。
隣の家に声を掛けると 出てきたのは その家の老人を介護している人だ。
おれは その人の顔を見た途端 不安がよぎった。
案の定「申し訳ないのですが…猫ちゃんは居たんですが 仕事の癖で玄関を開けたら…
飛び出してしまって…本当にごめんなさい」と 頭を下げられた。
おれは「いえいえ こちらこそお騒がせして申し訳有りませんでした」と 丁寧に謝った。
荷物を置き 直ぐに小次郎を探した。
おれの家から北側の 反対隣に行けば そこは大通りだ。
逆の 小次郎が迷い込んだ南隣の家の方向は 住宅が密集している。
つまり 南方向に逃げ出したら それはそれで万が一見つからなくても 生きて行けるかも知れないんだ。
しかし 直ぐ北側は大通りだ。
北に行ったらアウトだ。
交通事故という悲劇が待っている。
6時過ぎまで探したが 居なかった。
仕事の疲れと寝不足と心労で おれの体は限界を超えていたんだ。

一緒に探していたおんちゃんに「今日は おれ もう寝るから」と言ったら おんちゃんは
「もしかしたら 玄関から帰ってくるかもしれないから おれ寝るまでずっと下に居るよ」と言う。
猫達に謝った。
不思議な事に猫達は 横一列に並んでお座りしたんだよ。
「ごめんな。小次郎見つからなかったんだ。ごめんな」と言った。
2階の寝室に上がる時 涙が出たよ。
体を横にした。
下では猫の家族が 庭の方で泣いている。
「み~」がおれの布団の所に来る気配がした。
目をつぶって色々考えた。
だんだん眠りに入って行く。
遠くの方で猫の声が ステレオで聞こえる。
ステレオ…??? ステレオ??? 左右から聞こえるんだよ 猫の声が。
左からは 庭で鳴く声…
右からは 家の外で鳴く声…
飛び起きて 耳を澄ませた。
右の方の耳…つまり 家の外の方だ。
にゃぁ~にゃぁ~と聞こえる。

窓を開け 大声で名前を呼んだ。
「小次郎!小次郎!」
そしたら何と…「みゃぁごぉ~~~!!!みゃぁごぉ~~~~~!!!!!」と 大きな声で返事をするんだ。
まんまの姿で一気に階段を降り 降りながら「おんちゃん居たぞ!小次郎が居た!」と言いながら
裸足で玄関を飛び出し 名前を呼んだ。
「小次郎!」…「みゃぁごぉ~!」
確かに居る。
小次郎は居た。
迷い込んだ隣の家の 二件隣の瓦屋さんの床下にある ツウキコウ見たいな…20センチ四方…所に
こっちを向いていた。
直ぐに引っ張り出したら おもいっきり抱き付いて来た。
家に入ると猫達が駆け寄り 小次郎は必死で御飯を食べ 食べ終わると 親兄弟と挨拶をして 
又御飯を食べる の繰り返し。
当たり前だよな 32時間以上も飲まず食わずだ。
おれは安心からドット疲れが出て 2階の寝室に上がり体を横にしたら 猫の気配がしたので 体をねじったら…
「ちび」と救出された小次郎が きちんとお座りをしているんだ。
「何だよ?ん?」と 声を掛けたら 「ちび」は薄目で 目をしょぼしょぼさせ
おれの顔に近づいて 顔を2~3回ぺろぺろっと舐めるんだ。
小次郎も おれの顔を真似をしてぺろっぺろっと舐めた。
御礼をしたんだろう。

後ろを向いて立ち去る後姿に 声を掛けた。
「良かったな「ちび」小次郎」と言うと 「ちび」も小次郎も一緒に にゃぁ~と言う。
面白いよな 猫って。

子猫の悲劇

2007年09月09日 09時03分06秒 | Weblog
朝 子猫三匹を見たのは ほんの20~30分くらいだった。


役所などを回り 家に着いたのが夕方だ。
小次郎が居ない。
何処かで寝ているんだろうと思ってた。
午後 めちゃくちゃ降って来た雨。
???   …   ???
遠くから 子猫の声が…
親達と子猫二匹が 相変わらず庭を行ったり来たりしてるんだ。
!!!小次郎が居ない。
庭の片隅の 隣の家との境から…向こう側から…小次郎の鳴いている声が聞こえる。
何で???
親の真似をして屋根に上がり 隣の家の片隅に落ちたんだろう。
朝から御飯を食べていない小次郎は 板の向こう側から 必死で助けを求めてる。
おれの家には道具が無い。

レスキュー隊に助けを求めたんだ。
来てくれた。
こんな時間にもかかわらず 来てくれた。
が…隣の家でもあるから 隣に連絡を取らないと 救出は無理だと言う。
隣の家の住人は 老人だ。
夕方から ずぅ~~~っと 大きな声で隣の人を呼んでいるが 返事がまったく無い。
介護を受けているから この時間…夜の10時…は 無論返事も無く…
さっきまで聞こえてた小次郎の泣き声が 今はもう聞こえなくなった。
段々か細くなって来た泣き声が止まった。
小春と小鉄は この雨の中 小次郎の声が聞こえる隙間に入り ずぶぬれになりながら
今も一生懸命呼んでいる。
おれは明日の朝から夕方まで 大事な大事な仕事がある。
願わくば おれが帰るまで頑張っていて欲しい