京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

母親のチビ

2008年03月31日 00時09分48秒 | Weblog
チビの写真は………無い。
撮ったけど 載せられなかったよ。




里親に引き取られた子猫達。
今頃どうしているんだろうか。
母親を探して 泣いてはいないだろうか。
けど チビも同じ…それ以上かもしれない。


急に居なくなった子猫達。
チビは 子猫達を呼ぶ。
ひゃぁ~ひゃぁ~ひゃぁ~と 何時までも何時までも鳴きながら 子猫達を呼び探す。
二階に上がっては鳴き 二階から降りて来ては おれの側で鳴く。
言い聞かせても なおさらのように鳴いているんだ。
チビ自身がそうだったんだ。
チビは未熟児で 他の兄弟から蹴落とされながら それでも隙を見て必死で這い上がって来ては 母親の御乳を飲んでいた。

チビが寝る時は おれの手の平だった。
み~は 連れて来られた玄関先のドアの前で きちんとお座りをし 眠いのに…
きっと母親が このドアの先から迎えに来てくれるのを信じて 寝倒れるまで お座りをして居たんだ。
み~は今でも 時々その場所に座って居る。


チビを撮影した。
驚いた事に 今まで見た事も無い顔をしていた。
「ねぇ 私の子供達知らない? 探しているんだけど 居ないんだよ」と おれの顔を見て鳴く。
いずれ月日が経ち そんな事も忘れるんだろう…と思うだろうが そんな事は絶対にないんだ。
チビもみ~も 今でもそうしているんだから。

おれはと言えば…
子猫達に掛かった 莫大な時間が無くなった。
無くなって ほっとしている…そうかもしれない。
でも 何なんだろうか?
この気持ちは。
里親達と会って とても良い人達だと分かる。
おれとは又違った 可愛がり方が有るんだろう。

さっきから雨が降ってるんだ。

最後の晩餐

2008年03月30日 02時15分08秒 | Weblog
動くな!
と言っても 動いちまう子猫達。
おれの家での最後の食事は 美味しかったのかな?
黙ってみてると 食べ終わった順に 次々と体中のあちこちに這い上がって来る。
にぃ~にぃ~鳴きながら 這い上がっては遊んでる。
体中のあちこちを 思い切り噛んでいる。
「ぼくの事 忘れないでね」
「あたいの事 忘れないでね」
そう言ってるんだろうな。


チビは もう御乳が出ない。
今月めっちゃ厳しい状態だけど だけど1缶結構な値段の缶詰を3個。
チビ み~ 小鉄 子猫達に買った。
小猫達は お腹ぽんぽんで寝ているんだ。
屈託の無い顔をして寝ている。
もう今日は 里親達が来て それぞれバラバラに行ってしまう。
お前達の幸せを考えれば おれはそれで良いと思っている。
以前の様に 一匹 又一匹と居なくなり 朝から晩まで断腸の思いをするくらいなら
里親に可愛がって貰えれば それで良い。

み~は…
おれの膝の上に来る事なんか 以前は一ヶ月に2~3度 有るか無いかだ。
なのにみ~は 退院して来てから べったりとおれに寄り添っている。
抱っこする事なんか あれほど嫌がっていたのに 今は それを期待しているかのように待っている。
み~は…我慢しているんだ。
びっこを引きながら 歩いては着いて来る。
家族って言うものは 不思議な関係だな。

里親…

2008年03月27日 00時07分01秒 | Weblog
↓↓↓に 里親募集の事を書いた。

今朝早く もう一度写真入を載せたんだ…
驚いたな!!!
もう返事が3通も来たよ。
仕事をしている間「里親出来れば良いな…今度は写真も付けたから 見つかると良いな」って何度も思ったんだ。
居るもんだ!
その中の一通は 里親が見つかるまで面倒見ても良い…って。
その言葉だけで 疲れが吹っ飛んじゃうよ。
その人には失礼だけど もしそれが嘘でも 今のおれには めちゃくちゃ嬉しい言葉だ。
9時半に家に着き 疲れた体に鞭打って御飯を作り 猫達の面倒を猫達が寝るまで見て
み~の世話を み~が寝るまでして…
それから 自分の仕事の写真整理や色々…etc 朝6時頃までやってる。
6時頃に猫達の御飯 水をやって それから睡眠だ。
12時頃起きて 又猫達の世話。
分かってるんだ そう言う事は。
???!!!!!!!!!!!!!!!!!

これを書いている間にも 里親になりたい人からメールが来てた。
ちょっと遠いけど 是非里親になりたいと…
ありがたいなぁ~。
世の中 本当に捨てたもんじゃないな。


里親募集の事。

何十通と言う とてつもないメール 本当にありがとう!
お陰様で 里親が決まった。
それと 励ましのメール ありがとう<(_ _)>
決して家では外飼いじゃあない。
み~の事は 追々書くけど。
とりあえず 報告 御礼まで。

春が来て 夏が来る

2008年03月25日 16時45分47秒 | Weblog
♪ ひでぇ~春ぶっ飛んじゃって夏が来る どぉ~でも良いけど夏が来る みっきまぁ~~~うす♪
と CMの音楽は そう聞こえるんだ。
わりぃ~かよ。

1月8日に み~は大騒ぎして入院した。
その一ヵ月後 取り残されたおれ達が 再び大騒ぎするとは 誰が予想したんだろうか?


2月4日 今の仕事の初出勤だった。
出かける用意をしていたら…チビがおかしい。
明らかに 出産の兆候が現れている。
???!!!!!!!!!! ふざけんじゃねぇ~~~ぞ!
おれは これから準備して仕事なんだ。
と言っても 相手は何処吹く風だ。
あっちょんぶりけぇ~と 三匹が生まれた。
急いで支度をし 一服しようとしたその瞬間 おんちゃんの口から悪魔の声が…
「♪たにんこ♪さんよ 心配したけど 6っ匹生まれたね!」と。
「あっ???…何言ってんだ おめぇ~は」と言うと
「何って…♪たにんこ♪さんがトイレに行っている時かな?もう三匹生まれたんだよな」と言う。
いくら何でも トイレに行ってまで分かる訳が無い。
帰ってきてから考えて 里親募集をした。
これを見ている おめ様達も どんどこ応募しろよ。

いいか 超特典付だぞ。
一匹引き取るとな もれなく超可愛い子猫が もう一匹付いて来るんだ。
どうだ?
素敵だろう!
デラックスだろう!
しかもな 二匹引き取ると…
何て言う事でしょう!
超ビックなスペシャルおまけで もう二匹が付いちゃうんだ!
これを見ている おめ様方は 何十人 何百人って見ているんだろう?
ここだけの話だ。
あのな 茶トラは大きくなるんだ。
しかものかかし 尻尾はぴっと長い。
今の所 確認しているだけで 5・4キロ…それ以上になる可能性が大なんだ。
良いだろう?
小は大を兼ねない。
が 大は小を兼ねるんだよ。
そこの一人身の御方さんよ。
一人寝は辛いだろう?
寒いだろう?
寂しいだろう?

が!!!
猫を飼うと そんな心配はご無用だ。
家族の一員になる。
話し相手にも そこそこになる。
御飯も一緒に食える。
君が「ただいまぁ~~~」と言うと 今の今までは だれぇ~~~も返事をしなかったが
ところがどすこい「にぃやぁ~~~ごぉ~」と お帰りぃ~を言ってくれちゃうんだぜ。
すてきだなぁ~

み~ Ⅱ

2008年03月24日 23時43分05秒 | Weblog
み~の事 Ⅱ



み~を おれが何時も寝る時抱き上げて 二階の寝室に連れて行く。
み~はむろん されるがままだ。
数時間経って…目が覚めたときの事。
み~は おれの頭の右側に寝ている。
居ない。
が 気配はする。
薄目を開けた。
足先のテーブルの上には 客用と予備の布団が置いてある。
何でもない高さだ。
そう 何とも無い 猫にとっても どうって事の無い高さだ。
み~には 違う高さになってしまった。
その高さに 手間取っている。
以前は何気に ひょこっと乗っかっていたんだけど。
両手を布団にかけて 一生懸命上がろうとしているんだ。
黙って見ていた。
数分経ち 数十分経って ようやく諦めの声を出した。
ひゃぁ~~~ ひゃぁ~~~ ひゃぁ~~~って。
分かるか?
この叫び。
声を出しそうになったよ「み~!何やってんだ!!! がんばれ!」って。
諦めたみ~は ひょこひょこおれの枕元の 例の右側に来て寝そべった。
み~は じっと目の先に有る とてつも高くなった布団を見ていたんだ。
それこそ じぃ~~~っと 何時までも何時までも見ているんだよ。
み~ならやれる。
絶対がんばって やれるようになる。
今でも励ましのメールが沢山来る。
そのメールを おれはみ~を抱えて 一通ずつ読んでやってるんだ。
繰り返し繰り返し読んでやっている。
分かるんだよみ~は。
目がさ ぎらぎらしてきたんだ。
近い内 絶対上れると信じているよ。

み~

2008年03月23日 09時48分36秒 | Weblog
み~の事。


戻って来たみ~は ご飯とトイレ以外 殆どウズクマッテいるか寝ている。
3ヶ月近くの間 病院に入院していたわけだから 当然チビも小鉄も「他所の人」扱いだ。
寄れば唸る 追い掛け回す だ。
だから昨日 小鉄の居る目の前で チビを思い切り怒鳴り叩いた。
お利口なチビは 今まで殆ど叩かれる事は無かった。
長年猫を飼っていた経験と感で おれはそうしたんだ。
大正解だった。
怒られ叩かれたチビは テーブルの下からじぃ~~~っと おれとみ~を見比べている。
4~5分経った頃 チビはみ~に近寄り 顔を舐め始めた。
もうこうなれば良い。
そんな所を見ていたみ~は やはり利口なんだろうな。
おんちゃんの席から移り変わり おれの側でちゃっかり陣取っている。
そして再び寝ている。

おれがみ~を病院に見舞った時 み~の御飯茶碗半分くらいの大きさの入れ物で 御飯を食べていた。
み~自身も とっくに事情は分かっているから それを平らげた。
病院の先生から み~は太り過ぎだと言われた。
そりゃそ~だ 5・4キロも有るんだからな。
この病院の先生は 現代の赤ひげ先生だ。
おれの家の事情も知っている。
お金が無くて み~を抱えて駆け込んだ時 おれを信用してくれて月々の支払いにしてくれた。
そして 一番安く入院費・手術代が掛からないよう とても良く配慮してくれた。
最近 人間の病院の救急医療が問題になっている。
受け入れ拒否だ。
拒否をしている訳じゃぁない。
あまりにも多く受け入れた為 人手が足りないんだ。
人間社会は そういう問題を抱えている。
動物病院は どうだ?

最初に行った病院の事は 下に書いた。
み~が助かった今 お世話になった先生に「ブログに書く」と言うと この先生は…
「病院名は 絶対に出さないで欲しい。こう言う事で 売名行為と思われたくないから」と言った。
居るんだ こう言う先生が。
そして動物の事も 家庭の事情も聞いてくれて 一番良い方法を考えてくれる。
おれは 一番最初に行った病院で 看護婦に言われた事を 一生忘れないだろうな。
「持ち合わせが無いんですか…カードをお持ちでしょうか?」と言われた。
2万5千円を持っている と言う事は伝えたつもりだ。
何処の世界に一般人が 100万円 200万円を持って歩いているんだろう?
動物の世界も 地獄の沙汰は金次第 だったよ。


退院

2008年03月22日 07時17分42秒 | Weblog
退院して来たばかりの み~の姿だ。
この姿…一生おれの脳裏に 焼き付けておこうと思ってる。


昨日の事。
夕方6時半頃「♪たにんこ♪さん 面会におんちゃんが来てますよ」と言われた。
???…何だろうと思い 会ったら…
見慣れないキャリーを下に置き おんちゃんがニコニコして立っている。
「♪たにんこ♪さんよ み~が み~が戻って来たんだ。ここに居るぞ」と言う。
キャリーの中を見たら み~がおれの顔を見るなり にゃぁ~にゃぁ~鳴いてる。
頭の上で おんちゃんの声がした。
「おれ仕事の研修から戻って来て家に居たら 病院から電話があって み~退院出来るからって言うから 連れて来たんだよ」
おれはみ~に声を掛けた。
いっそう大きな声で鳴く。
おんちゃんは「仕事中ごめんな。詳しい事は後で話すから。一番最初に♪たにんこ♪さんに見せたかったんだ」
そう言って 家に帰って行った。
病院から おれの仕事場は遠回りになる。
だけど おんちゃんは来た。
み~を抱えて 遠回りして来た。

仕事をして この時間だけはみ~を忘れる事にした。
だけど いくら仕事をしても…
忘れる事なんか出来る訳がなかった。
体を動かした。
体を動かせば 仕事に集中出来るからだ。
それでもみ~の元気そうな 嬉しいような声が頭から離れず 何度も何度もみ~の顔が浮かぶ。

仕事が終わり 家に急いで帰った。
玄関を入り 誰も居ない居間に向かって「ただいま!」と言うと み~がにゃぁ~にゃぁ~と言う。
おんちゃんが二階から降りてきて「チビと小鉄が唸るから み~をキャリーに入れてたんだ」と言った。
キャリーから出してやると み~は足元に擦り寄り 足に何度も何度も顔をこすり付ける。
おんちゃんに おれは鬼の様な事を言った。
「おい ジャスコまで行って 酒を買って来い」
おんちゃんは聞くなり「はい!分かった。買って来る。」
そう言い残し 買いに行った。
バスなんか 最後のバスなんか とっくに無い。
分かっていながら おれは言ったんだ。
戻って来るまで 一時間以上掛かる。
み~とチビと小鉄 いや…
おれはみ~と 二人っきりになりたかったんだ。

おれは自分の席にどかっと座って み~を見ていた。
み~は おんちゃんの席で じっとおれを見つめている。
見返してやっていた。
み~の顔が霞む。
み~の顔が霞み ゆがむ。
涙声で「み~ おれの膝の上に来い」と言うと 不自由な体を動かし おれの膝の上に乗った。
「良かったな。おうちに帰れて良かったな」と言いながら 頭を撫でてやった。
み~は座っていたんだ。
だけどみ~は膝の上で必死に立ち上がり 溢れ出て来る涙を 健気に舐めてくれているんだ。
舐めながら にゃぁ~にゃぁ~にゃぁ~と鳴き そして同じ行為を繰り返す。
まるで「ぼく元気になったよ。ありがとう。もう泣かないで」と言っているようだ。
その行為がひとしきり終わった。
み~は元の通り 膝の上で丸くなっている。
だけど…
急に顔を上げ み~の頭を撫でている手を引っ掻く。
何度も何度も引っ掻く。
されるまま 自由にさせてやろうと思ったんだ
違うんだ。
み~は おれの手を掻き抱えて 顔を手の上に乗せたんだ。
いっとう好きな行為だ。
入院する以前も 地獄のような苦しみの中でも そして退院して来た今も その行為は変わらなかった。
み~は おれの顔を見て 涙を見て 再び立ち上がろうとする。
み~に優しく声を掛けてやった。
「いいから いいから 座ってろ。み~が元気だから涙が出るんだから」
鬼のような こんなおれでも まだ誰かの為に泣く事が出来るんだよ。

京都御所~府立植物園 Ⅳ

2008年03月20日 08時10分50秒 | Weblog
府立植物園で。
植物園は府立だから それこそ地面にも目を配らないと。
それだけ草花が有ると言うことだ。


昨日の午後 内のおんちゃんが帰って来た。
午後と言っても 昼過ぎ頃かな?
こいつは2月 例の猫事件で家計が大変なのに 仕事を急に辞めちゃったんだ。
当然おれは怒る。
でも昨日 仕事を探してきた。
おれは保証人になるべく 自分の仕事の休みを取って 面接に付いて行ったんだ。
で 明日から4日間 教育を受ける。
まぁ何にせよ ちょっとは一安心だな。

うぅ~~~ん 何なんだ? 今日の天気は。
朝から雨だ。
「お気楽撮影会」が有るのにな。
だぁ~~~れぇ~~~だぁ~~~???
雨男は(笑)