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写真上「手乗り猫」
写真仲「猫のトイレ」
写真下「お出かけ用キャリー」
ドンキーに行って 色々見て来た。
勿論猫用グッズだけど。
最初トイレは 発泡スチロールだったけど 良いのが有ったので買って来た。
トイレ入り口の前に有る ティッシュケースがひっくり返っているのは 猫用階段だ。
猫がちっちゃいから 階段を付けてやった。
キャリーは…明日土曜日 待ちに待った病院の日なんだ。
予約制だから予約していた。
で 病院に行く為のキャリーだ。
これ一種類しか売ってなかったけど 仕方が無いよな…
家の近くに 動物病院が有るのを発見したので そこに行くんだ。
診察料金表を見て…おんちゃんは「………何だそれ!?そんなに高いの?」とか言っている。
当たり前の話し 猫や犬が小さいからと言って 一匹あたり500円は無いだろう。
二匹で2万円近くかかるようだ。
電話予約の時に 症状を詳しく説明しておいた。
しかし もう既に5万円近くもかかっているけど これも覚悟の上だから。
ある人と その話をしたら「えぇ~~~!!!???そんなにかかるんですか?」
驚くんだったら 飼わなければいいだけの話だ。
以前 向こうで暮らしをしていた時に(20年前くらい前)黒い猫が交通事故で入院した事が有る。
その時健在だったお袋は「お前…楽にしてやれ…可愛そうで見ていられない」と涙声で言うんだ。
楽にしてやれ…と言う事は おれが命を奪う…と言う事で つまり殺せ とお袋は言っている。
切れた…完全に切れちゃった。
お袋に向かって「てめ~!自分が何を言っているのか 分ってるのか!」と怒鳴った記憶がある。
黒い猫の「くろ」は おれの腕の中で薄目を開け「ひゃぁ~ひゃぁ~」と 元気無く鳴いているだけだ。
もうその時は車のドアを開けて お袋に「さっさと乗れ!」と怒鳴っていた。
病院に着いて説明をしたら 先生は「助からないのを覚悟していて下さい。
これから手術をします」と言った。
待つ事数時間 手術が終わって説明を受けた。
今日明日が山場だと言う。
先生は「朝昼晩と電話をかけ 容態を説明してあげます」と言ってくれた。
しかし「くろ」は順調に回復して 20数日目には退院した。
かかった金額は 20万円くらいだった。
お袋は「これで当分…おかゆかうどん…だな」と小さい声で しかし おれに聞こえるように言ったんだ。
不思議と後悔はしなかった。
金額の事じゃあない 入院させて助けてやった事をだ。
その後お袋は「脳梗塞」で倒れ おれには 一般世間で言う「姉」と言うものが 三人居るが
口々に「あたしは忙しいから」「あたしは用事があるから」と言い
植物状態になったお袋を 誰一人として看ようとはしなかった。
おれはその当時 バンドで飯を食っていた。
希望の有る将来性も有るバンドを 自ら捨てた。
結婚を予定していた恋人とも 別れた。
24時間病院で暮らす事を強いられ その条件を受けないと 出て行かなければいけなかったんだ。
ICUに入ったきりのお袋を 24時間看ていた。
ICUから出て一般病棟に移り 意識が戻った時…最後の会話になっちまった…
その時「女三人」も偶然にも来ていたんだ。
お袋のベッドの下にいたおれを 三人が「お母さんが あんたを呼んでいるよ」と言うんだ。
「何だよ!?我侭か?」と言ったらお袋は そんな力がどこから出て来たのか…
部屋中に聞こえるように こう言った。
「あんたの事…○○○を生んで 本当に良かった…」と言った。
これを聞いた「女三人」は さっさと帰ってしまった。
それからお袋は口を閉ざしてしまい 二回目の梗塞を最後に 約2年間植物状態になったんだ。
地獄だったよ。
あぁ言う事を 生き地獄と言うんだ。
お袋の首を絞めて 自分も自殺しようとした事は 数え切れないほどだった。
おれに かすかな希望と勇気を持たせてくれたのは 誰有ろうお袋だった。
「あんたを生んで 本当に良かった」
その言葉だけを 生きがいとしたんだよ。
弱ったお袋が高熱を出し 又ICUに入ってしまった。
病院側から「今度は覚悟をしていて下さい」と言われ 数時間だけ家に戻る事が出来た。
何のことは無い 親戚中に「もう駄目だ」と電話を掛ける為だ。
知り合いに餌を頼んでいて 結構元気な「くろ」は おれとの久しぶりの再会を嬉しがっていた。
部屋中を片付け 親戚中に連絡をし「くろ」と別れなければ行けない時間に 事故は再び起きた。
「くろ」が交通事故で逝ってしまった。
さっきまで おれの傍にいたのに…
泣きながら庭にお墓を作ってやり 神を恨んだよ。
庭から戻ってきたら 病院からの電話が有った。
「お母さんの熱も下がり 意識も安定しています」との事だった。
神のイタズラ…とさえも思ったんだ。
「くろ」が…お袋を助けた…と思った。
「くろ」を 一番可愛がってたお袋を 「くろ」が自らの命と引き換えに…
力が抜けてしまったのを 今でも覚えている。
病院に戻るまでは 約1時間くらいあった。
「くろ」に感謝の言葉を言うには 十分に有った。
おれは お袋の言葉を「宝物」としている。
子供として最大級の言葉を 最後の最後に言ってくれた。
「あんたを生んで 本当に良かった」
これ以上の言葉 今も見つからない。
おれは「子猫を育てて 本当に良かった」と 言えるようにしたいんだ。
お袋がおれに言ってくれたように おれはこの猫達に言いたいな。
写真仲「猫のトイレ」
写真下「お出かけ用キャリー」
ドンキーに行って 色々見て来た。
勿論猫用グッズだけど。
最初トイレは 発泡スチロールだったけど 良いのが有ったので買って来た。
トイレ入り口の前に有る ティッシュケースがひっくり返っているのは 猫用階段だ。
猫がちっちゃいから 階段を付けてやった。
キャリーは…明日土曜日 待ちに待った病院の日なんだ。
予約制だから予約していた。
で 病院に行く為のキャリーだ。
これ一種類しか売ってなかったけど 仕方が無いよな…
家の近くに 動物病院が有るのを発見したので そこに行くんだ。
診察料金表を見て…おんちゃんは「………何だそれ!?そんなに高いの?」とか言っている。
当たり前の話し 猫や犬が小さいからと言って 一匹あたり500円は無いだろう。
二匹で2万円近くかかるようだ。
電話予約の時に 症状を詳しく説明しておいた。
しかし もう既に5万円近くもかかっているけど これも覚悟の上だから。
ある人と その話をしたら「えぇ~~~!!!???そんなにかかるんですか?」
驚くんだったら 飼わなければいいだけの話だ。
以前 向こうで暮らしをしていた時に(20年前くらい前)黒い猫が交通事故で入院した事が有る。
その時健在だったお袋は「お前…楽にしてやれ…可愛そうで見ていられない」と涙声で言うんだ。
楽にしてやれ…と言う事は おれが命を奪う…と言う事で つまり殺せ とお袋は言っている。
切れた…完全に切れちゃった。
お袋に向かって「てめ~!自分が何を言っているのか 分ってるのか!」と怒鳴った記憶がある。
黒い猫の「くろ」は おれの腕の中で薄目を開け「ひゃぁ~ひゃぁ~」と 元気無く鳴いているだけだ。
もうその時は車のドアを開けて お袋に「さっさと乗れ!」と怒鳴っていた。
病院に着いて説明をしたら 先生は「助からないのを覚悟していて下さい。
これから手術をします」と言った。
待つ事数時間 手術が終わって説明を受けた。
今日明日が山場だと言う。
先生は「朝昼晩と電話をかけ 容態を説明してあげます」と言ってくれた。
しかし「くろ」は順調に回復して 20数日目には退院した。
かかった金額は 20万円くらいだった。
お袋は「これで当分…おかゆかうどん…だな」と小さい声で しかし おれに聞こえるように言ったんだ。
不思議と後悔はしなかった。
金額の事じゃあない 入院させて助けてやった事をだ。
その後お袋は「脳梗塞」で倒れ おれには 一般世間で言う「姉」と言うものが 三人居るが
口々に「あたしは忙しいから」「あたしは用事があるから」と言い
植物状態になったお袋を 誰一人として看ようとはしなかった。
おれはその当時 バンドで飯を食っていた。
希望の有る将来性も有るバンドを 自ら捨てた。
結婚を予定していた恋人とも 別れた。
24時間病院で暮らす事を強いられ その条件を受けないと 出て行かなければいけなかったんだ。
ICUに入ったきりのお袋を 24時間看ていた。
ICUから出て一般病棟に移り 意識が戻った時…最後の会話になっちまった…
その時「女三人」も偶然にも来ていたんだ。
お袋のベッドの下にいたおれを 三人が「お母さんが あんたを呼んでいるよ」と言うんだ。
「何だよ!?我侭か?」と言ったらお袋は そんな力がどこから出て来たのか…
部屋中に聞こえるように こう言った。
「あんたの事…○○○を生んで 本当に良かった…」と言った。
これを聞いた「女三人」は さっさと帰ってしまった。
それからお袋は口を閉ざしてしまい 二回目の梗塞を最後に 約2年間植物状態になったんだ。
地獄だったよ。
あぁ言う事を 生き地獄と言うんだ。
お袋の首を絞めて 自分も自殺しようとした事は 数え切れないほどだった。
おれに かすかな希望と勇気を持たせてくれたのは 誰有ろうお袋だった。
「あんたを生んで 本当に良かった」
その言葉だけを 生きがいとしたんだよ。
弱ったお袋が高熱を出し 又ICUに入ってしまった。
病院側から「今度は覚悟をしていて下さい」と言われ 数時間だけ家に戻る事が出来た。
何のことは無い 親戚中に「もう駄目だ」と電話を掛ける為だ。
知り合いに餌を頼んでいて 結構元気な「くろ」は おれとの久しぶりの再会を嬉しがっていた。
部屋中を片付け 親戚中に連絡をし「くろ」と別れなければ行けない時間に 事故は再び起きた。
「くろ」が交通事故で逝ってしまった。
さっきまで おれの傍にいたのに…
泣きながら庭にお墓を作ってやり 神を恨んだよ。
庭から戻ってきたら 病院からの電話が有った。
「お母さんの熱も下がり 意識も安定しています」との事だった。
神のイタズラ…とさえも思ったんだ。
「くろ」が…お袋を助けた…と思った。
「くろ」を 一番可愛がってたお袋を 「くろ」が自らの命と引き換えに…
力が抜けてしまったのを 今でも覚えている。
病院に戻るまでは 約1時間くらいあった。
「くろ」に感謝の言葉を言うには 十分に有った。
おれは お袋の言葉を「宝物」としている。
子供として最大級の言葉を 最後の最後に言ってくれた。
「あんたを生んで 本当に良かった」
これ以上の言葉 今も見つからない。
おれは「子猫を育てて 本当に良かった」と 言えるようにしたいんだ。
お袋がおれに言ってくれたように おれはこの猫達に言いたいな。
私も今、似たような状況なので見習いたいと思います。と言っても、うちの母は脳梗塞でしばらく車椅子生活だったのが、頑張って車椅子を卒業できたので、たにんこさんのような地獄はみていませんが…。
私自身、いろんな事をあきらめなくてはならないんだな、なんて悲観ばかりしていました。
たにんこさんは、リリーフランキーさんの“東京タワー”読まれましたか?
きっと涙してしまうと思いますが…。私は最近この本のおかげで、目が覚めました。母の余生は私がおだやかなものにしてあげたい、そんなふうに心底思えるように変わりました。
もしかしたら、うちの母も再発して、地獄のような思いを、これからするのかもしれませんが、覚悟はしてます。
でもね、たにんこさんと違って、私は母の為に、何ひとつ失うこともなく、今に至っている。私は幸せなんだと思います。
おれの苦労…苦労と言えば苦労だね。
ぴっぴさんだって 世界中の誰だって こう言う苦労は有るんだ。
おれは運命だと思ってるよ。
三年余 多分神様は試していたんだと思う。
おれはこの世の中に 必要な人間なのか?って。
こうして今も生きているって事は どうやら多少は必要だった様だね(笑)
たにんこさん 人生は色々とありますね。
母は43歳の時に私を生んでくれたもんで
子供の頃から随分と年老いた母と思いました。
私が30歳の時に脳出血で倒れて、
故郷は海の向こうですから行くにも時間がかかって行く前に亡くなってしまいました。
何の世話もできないというのも辛いもんだと思いました。
倒れる三日前ぐらいに電話で話したんですよ。それが不思議な話になってしまって「死んだら又母さんの子供に生まれたいよ。死んでもきっと母さんの所へ行けるんだよね。会えるんだよね」と、このような変な話をしたのを覚えています。
それが最後の耳に残る声になりました。
不思議ですね?・・
何かの虫の知らせなんでしょうか?・・
たにんこさん、最後にお母様からの最高の言葉をいただいて良かったですね!
「今を生きる!」それが大切ですね!
とても良いお話をありがとうございました。
おれのお袋も 大分歳が行ってた時に生んだんだ(おれを)
お袋がICUから出て来て 少々話せる時期が有った時
不思議な事を言ったよ。
その時は 親父はとっくに逝ってしまってたんだけど
「お父ちゃんが川の向こうに立っていて 川を渡ろうとしたら まだ早い!って怒られちゃった」と言うんだ。
そう言う事って有るんだね。
前から感じてたんですが、シチュエーションこそ違え私と♪たにんこ♪さんは、どうやらよく似た経験をしているようです。
様々な過去の思いが蘇って、尚且♪たにんこ♪さんのその時の心情が伝わってきたので、この記事を読んでからこうしてコメントを入れられるまでに、かなりの時間を要してしまいましたが、、、
実はまだキーを打つ指が進みません(^^;
クロちゃんは「助けてもらった」という事を、ちゃんと解っています。
神様の悪戯ではなく、クロちゃん自身で決めた「恩返し」です。
私も猫ちゃんの身代わりによって、亡き父や子供を救ってもらった事があり、、、
やっぱり指が止まってしまう(^_^;
だったらムリしてコメントしなくてもって話ですよね(^^ゞ
でも、どうしてもコメントしたかったのです
お母さんの『ラクにしてやれ』と言った気持ち、なんとなく解ります。
だけどキレた♪たにんこ♪さんに怒鳴られ病院へ行き、その後助かって元気になったクロちゃんを見て、一番喜んだのはやはりお母さんで、自分の発した『ラクに…』の言葉を後で悔やみ、♪たにんこ♪さんへの感謝と、クロちゃんへの謝罪の気持ちで、心の中で何度も手を合わせているお母さんの姿が浮かんできました。
それに、やはり♪たにんこ♪さんは弘法様に導かれた人だったんだなと、確信も・・・・
「手乗り猫」の写真から、♪たにんこ♪さんの『守りたい』という強く優しい気持ちも伝わってきましたよ(^^)
なんか、まとまらない文章でごめんなさい(^^;
終わります m(_ _)m
(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)
分るよ。
同じような事を 多少なりとも経験した事が有る…
そう言う人とも 巡り会わせてくれたのは 弘法さんだね。
そこで生活している猫達も まるで以前飼っていた猫と同じような種類が沢山居る。
ここでこうして皆が来てくれる事も 何かの縁なんだろう。